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たき‐ぼうよう【多岐亡羊】‐バウヤウ🔗🔉

たき‐ぼうよう【多岐亡羊】‐バウヤウ 《枝道が多すぎて逃げた羊を見失ってしまったという「列子」説符の故事から》学問をする者が枝葉末節にとらわれると、本質を見失うこと。また、学問の道が多方面に分かれすぎると真理を求めにくくなること。方針が多すぎて、どれをとるべきかに迷うことのたとえ。亡羊の嘆。

だき‐み【抱(き)身】🔗🔉

だき‐み【抱(き)身】(かも)・合鴨などの胸肉。

たきみ‐かんのん【滝見観音】‐クワンオン🔗🔉

たきみ‐かんのん【滝見観音】‐クワンオン 三十三観音の一。断崖(だんがい)に座して滝を見ている姿の観音。

だき‐みょうが【抱き×茗荷】‐めうが🔗🔉

だき‐みょうが【抱き×茗荷】‐めうが 紋所の名。茗荷の芽が左右に向き合っている形のもの。

たき‐もと【滝本】🔗🔉

たき‐もと【滝本】 滝の水が落ちる所。滝壺(たきつぼ)。「聞こゆる滝にしばらく打たれてみんとて、―へぞ参りける」〈平家・五〉

たき‐もの【×焚き物】🔗🔉

たき‐もの【×焚き物】 燃料として焚くもの。たきぎ。まき。

たき‐もの【薫物・×物】🔗🔉

たき‐もの【薫物・×物】 種々の香を調合して作った練り香。

たきもの‐あわせ【薫物合(わ)せ】‐あはせ🔗🔉

たきもの‐あわせ【薫物合(わ)せ】‐あはせ 種々の練り香を持ち寄り、それをたいて優劣を争う平安時代の宮廷遊戯。香合わせ。

たきもの‐の‐こ【薫物の×籠】🔗🔉

たきもの‐の‐こ【薫物の×籠】 薫き物の上にかぶせる籠。その上に着物をかけて香をたきしめる。ふせご。

たきもの‐ひめ【薫物姫】🔗🔉

たきもの‐ひめ【薫物姫】 織女星。乞巧奠(きつこうでん)の際に一晩中薫き物をしたところからという。

だき‐もり【抱き守】🔗🔉

だき‐もり【抱き守】 幼児を抱いて守りをすること。また、その人。「ふたりの乳母ども銘々に―いたせし子」〈浮・桜陰比事・一〉

たきやしゃ‐ひめ【滝夜叉姫】🔗🔉

たきやしゃ‐ひめ【滝夜叉姫】 平将門(たいらのまさかど)の娘と伝えられる女性。妖術を使って活躍する話が「善知鳥安方(うとうやすかた)忠義伝」や歌舞伎に脚色されている。

だ‐きゅう【打×毬】‐キウ🔗🔉

だ‐きゅう【打×毬】‐キウ 奈良時代、中国から伝わった遊戯。左右に分かれ、馬上あるいは徒歩で毬杖(ぎつちよう)を持ち、紅白の毬(まり)を互いに自分方の毬門に打ち入れることを争ったもの。平安時代の宮廷貴族の間に盛行したが中絶し、江戸時代に復活した。毬打(まりう)ち。

大辞泉 ページ 9262