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た‐さん【多産】🔗🔉

た‐さん【多産】 [名]スル子供をたくさん産むこと。「―系」「―種」産物などが多くとれること。「この地方では雑穀を―する」

た‐ざん【他山】🔗🔉

た‐ざん【他山】 ほかの山。よその山。ほかの寺。他寺。

他山の石🔗🔉

他山の石 よその山から出た石。転じて、自分の修養の助けとなる他人の言行。

他山の石以て玉を攻(おさ)むべし🔗🔉

他山の石以て玉を攻(おさ)むべし 《「詩経」小雅・鶴鳴から》よその山から出た質の悪い石でも、自分の玉を磨くのに役立てることができる。転じて、他人の誤った言行でも、自分の修養の助けとなるということ。

だ‐さん【打算】🔗🔉

だ‐さん【打算】 [名]スル勘定すること。利害や損得を見積もること。「―が働く」「人間の年月と猫の星霜を同じ割合に―するのは」〈漱石・吾輩は猫である〉

たさん‐えんき【多酸塩基】🔗🔉

たさん‐えんき【多酸塩基】 酸度が二以上の塩基。水酸化カルシウム(二酸塩基)・水酸化アルミニウム(三酸塩基)など。

ださん‐てき【打算的】🔗🔉

ださん‐てき【打算的】 [形動]何事をするにも損得を考えて行うさま。計算高いさま。「―な考え方」

たし【足し】🔗🔉

たし【足し】 不足分を補うこと。おぎない。「学費の―にする」「腹の―になるものを食べる」

た‐し【他志】🔗🔉

た‐し【他志】 裏切りの心。ふたごころ。異心。

た‐し【他紙】🔗🔉

た‐し【他紙】 ほかの新聞。特に、他社発刊の新聞。

た‐し【他誌】🔗🔉

た‐し【他誌】 ほかの雑誌。特に、他社刊行の雑誌。

た‐し【多士】🔗🔉

た‐し【多士】 多くのすぐれた人物。

た‐し【多子】🔗🔉

た‐し【多子】 子供の数が多いこと。子だくさん。

たし【立し】🔗🔉

たし【立し】 動詞「た(立)つ」の連用形「たち」の上代東国方言。「荒し男(を)も―やはばかる不破の関越(く)えて我(わ)は行く」〈万・四三七二〉

たし🔗🔉

たし [助動][(たく)たから|たく・たかり|たし|たき|たけれ|○]《形容詞「いたし」の音変化という》動詞、および助動詞「る」「らる」「す」「さす」「しむ」の連用形に付く。話し手の希望を表す。…たい。「近う参って、見参(げんざん)にも入りたかりつれども」〈平家・一〇〉話し手の他に対する希望や期待を表す。…てほしい。「ありたきことは、まことしき文(ふみ)の道、作文、和歌、管絃の道」〈徒然・一〉話し手以外の人の希望を表す。「屋島へ帰りたくは、一門の中へ言ひ送って、三種の神器を都へ返し入れ奉れ」〈平家・一〇〉◆「たし」は「まほし」に代わって、鎌倉時代に盛んに用いられたが、近世以降「たい」に引き継がれる。現代では「今月末までに上京されたし」といった文語調の文に用いられることもある。

大辞泉 ページ 9305