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たちばな‐むねしげ【立花宗茂】🔗🔉

たちばな‐むねしげ【立花宗茂】一五六九〜一六四二]安土桃山・江戸初期の武将。筑後柳川城主。豊臣秀吉に仕えて文禄・慶長の役に活躍。関ヶ原の戦いで西軍に属して敗れ、のち、徳川家康に仕えた。大坂夏の陣後、柳川城主に復帰。

たちばな‐もどき【×擬】🔗🔉

たちばな‐もどき【×擬】 バラ科の常緑低木。枝にはとげがあり、長楕円形の葉を密につける。初夏、黄白色の花が密生して咲き、実は平たい球形で橙黄色に熟す。中国の原産。庭木や生け垣などにする。ピラカンサ。ほそばのときわさんざし。

たちばな‐もりべ【橘守部】🔗🔉

たちばな‐もりべ【橘守部】一七八一〜一八四九]江戸後期の国学者・歌人。伊勢の人。本姓は飯田。号、池庵・椎本(しいがもと)など。江戸で独学して古典・古語に通じ、本居宣長(もとおりのりなが)に対抗して独自の学説を立てた。著「稜威道別(いつのちわき)」「万葉集檜嬬手(ひのつまで)」「助辞本義一覧」など。

たちばな‐や【橘屋】🔗🔉

たちばな‐や【橘屋】 歌舞伎俳優の屋号。一二世以後の代々の市村羽左衛門、およびその一門が用いる。

たちばな‐やき【×橘焼(き)】🔗🔉

たちばな‐やき【×橘焼(き)】 すりつぶした魚の肉をビワの実の大きさに丸め、クチナシで黄色に色づけし、たれ味噌で煮てカラタチの枝に挿した料理。

たち‐はな・る【立ち離る】🔗🔉

たち‐はな・る【立ち離る】 [動ラ下二]隔たる。遠ざかる。「―・れて、さるべきことをも言ひやり」〈源・帚木〉

たちばな‐わん【橘湾】🔗🔉

たちばな‐わん【橘湾】 徳島県東部、阿南市にある湾。島が多く、弁天島には天然記念物の亜熱帯性植物群落がある。長崎県の千々石(ちぢわ)湾の異称。日露戦争時の陸軍中佐橘周太の名にちなむ。

たちばな‐を【×橘を】🔗🔉

たちばな‐を【×橘を】 〔枕〕橘の木を守るために番人を置く意から、地名の「守部(もりべ)」にかかる。「―守部の里の門田早稲(かどたわせ)」〈万・二二五一〉

大辞泉 ページ 9364