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いっ‐きょ【一×炬】🔗🔉

いっ‐きょ【一×炬】 一つのかがり火。「光明の―を点じ得て」〈漱石・野分〉いっぺんに焼くこと。「征服者の―によって灰にならなくとも」〈寅彦・読書の今昔〉

いっ‐きょ【一挙】🔗🔉

いっ‐きょ【一挙】 一回の行動、動作。一つの企て。(多くあとに「に」を伴って副詞的に用いて)一度にかためて物事をやること。ひといき。いっぺん。「―に仕上げる」「―に劣勢を挽回する」(「一挙して」の形で)すみやかに物事がはかどること。「自分は実に―してその本塁に迫ったような心地がしたので」〈花袋・春潮〉

いっ‐きょ【逸居】🔗🔉

いっ‐きょ【逸居】 [名]スル気楽に暮らすこと。「安楽―して何事をも為さず」〈福沢・文明論之概略〉

いっきょ‐いちじつ【一虚一実】🔗🔉

いっきょ‐いちじつ【一虚一実】 からになったかと思うと急に満ちたりして、変化を予測しにくいこと。

いっきょ‐いちどう【一挙一動】🔗🔉

いっきょ‐いちどう【一挙一動】 一つ一つの挙動。ちょっとした振る舞い。一挙手一投足。「―を見守る」

いっ‐きょう【一興】🔗🔉

いっ‐きょう【一興】 ちょっとしたおもしろみ。それなりの楽しみ。「それもまた―だ」(近世、反語的に用いて)意外なこと。奇怪なこと。「これは―、此の子はいとしうござらぬか」〈浄・重井筒〉

いっ‐きょう【一驚】‐キヤウ🔗🔉

いっ‐きょう【一驚】‐キヤウ [名]スル驚くこと。びっくりすること。「あまりのすばらしさに―する」

一驚を喫(きつ)・する🔗🔉

一驚を喫(きつ)・する びっくりさせられる。「屈強の青年(わかもの)を見て、―・したのである」〈蘆花・思出の記〉

いっ‐きょう【逸興】🔗🔉

いっ‐きょう【逸興】 [名・形動ナリ]特別に興味深いこと。また、そのさま。「この道は、もし四道の間に―のすぐれたるか」〈海道記・序〉ちょっと変わったおもしろみ。また、そのさま。「不思議に思ひて見れば―なるものにてありけり」〈伽・一寸法師〉

大辞泉 ページ 950