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袂を絞・る🔗🔉

袂を絞・る たもとをしぼるほど涙を流す。ひどく泣く。「両親に―・らせた事は有(あつ)ても」〈二葉亭・浮雲〉

袂を連・ねる🔗🔉

袂を連・ねる 人と行動を共にする。「賛同者として―・ねる」

袂を分か・つ🔗🔉

袂を分か・つ 行動を共にした人と別れる。関係を断つ。離別する。「盟友と―・つ」

たもと‐おとし【×袂落(と)し】🔗🔉

たもと‐おとし【×袂落(と)し】 タバコ入れや汗ふきなどを挟む小さい袋。ひもの両端に一つずつ結びつけ、ふところを通して左右のたもとに落としておくもの。

た‐もとお・る【徘徊る】‐もとほる🔗🔉

た‐もとお・る【徘徊る】‐もとほる [動ラ四]あちこちと歩きまわる。うろつく。「をみなへし咲きたる野辺を行き巡り君を思ひ出―・り来ぬ」〈万・三九四四〉

たもと‐くそ【××糞】🔗🔉

たもと‐くそ【××糞】 たもとの底にたまるごみ。

たもと‐どけい【×袂時計】🔗🔉

たもと‐どけい【×袂時計】 懐中時計。「秒を刻む―の音」〈漱石・道草〉

だ‐もの【駄物】🔗🔉

だ‐もの【駄物】 つまらない物。大した値うちのない品。だぶつ。

た‐もり【田守】🔗🔉

た‐もり【田守】 秋の田の番をすること。また、その人。《季 秋》「稲塚の戸塚につづく―かな/其角」

たも・る【賜る・給る】🔗🔉

たも・る【賜る・給る】 [動ラ四]《「たまはる」が転じた「たもうる」の音変化》くださる。「半分はみどもにも―・れ」〈虎明狂・連歌毘沙門〉(補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、目下の者に対して丁寧に言う気持ちを表す。…てくださる。「逢はせて―・れ」〈松の葉・一〉

た‐もん【他門】🔗🔉

た‐もん【他門】 ほかの一門。自分の属する一族以外の氏族。また、芸道・学問などで、その流派以外の流派。ほかの宗門・宗派。

た‐もん【多門・多聞】🔗🔉

た‐もん【多門・多聞】 城の石垣の上に築いた長屋造りの建物。兵器庫と防壁を兼ねる。松永久秀が大和国佐保山に築いた多聞城の形式からの名という。多聞櫓(やぐら)本宅の周囲に建てた長屋。江戸城中の御殿女中が使った下女。の所へこれらの女たちを置き、用事のあるときに「多門、多門」と呼んだところからこの名があるという。御端(おはした)

た‐もん【多聞】🔗🔉

た‐もん【多聞】 仏語。仏法を多く聞いて身を持すること。「多聞天」の略。

大辞泉 ページ 9508