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地を易(か)うれば皆然(しか)り🔗🔉

地を易(か)うれば皆然(しか)り 《「孟子」離婁下から》人は皆、地位や境遇が異なるので、その意見や行為も異なるが、立場を変えれば、することも一致する。

地を掃(はら)・う🔗🔉

地を掃(はら)・う ほうきではき清めるように、すっかりなくなる。「古い金貨はあの時に―・ってしまったことを覚えている」〈藤村・夜明け前〉

ち【知・×智】🔗🔉

ち【知・×智】 物事を認識したり判断したりする能力。知恵。「―・情・意」(智)《梵jnaまたは、梵prajの訳》仏語。事物や道理を識知・判断・推理する精神作用。また、真理を観ずるところの智慧や、悟りの意にも用いる。

智に働けば角(かど)が立つ情に棹(さお)させば流される🔗🔉

智に働けば角(かど)が立つ情に棹(さお)させば流される 理知だけで割り切っていると他人と衝突するし、他人の感情を気遣っていると、自分の足元をすくわれる。夏目漱石の小説「草枕」の冒頭の部分。

知は力なり🔗🔉

知は力なり 人間の知性の優位を説いたF=ベーコンの思想を端的に言いあらわした言葉。

ち【治】🔗🔉

ち【治】 世の中がよくおさまっていること。また、おさまるようにすること。「延喜の―」まつりごと。政治。「徳川一五代の―」病気をなおすこと。「風の―どもをせさせ給ふ」〈栄花・玉のむら菊〉

治に居て乱を忘れず🔗🔉

治に居て乱を忘れず 《「易経」繋辞下から》太平の世にも戦乱の時を忘れず、準備を怠らない。

ち【×笞】🔗🔉

ち【×笞】 刑罰に用いる、むち。しもと。律の五刑のうち最も軽い刑。むちで打つもの。一〇打から五〇打までの五等がある。笞刑。笞罪。

ち【痴・×癡】🔗🔉

ち【痴・×癡】 愚かなこと。また、その人。「聖既に多情、―固より多情」〈織田訳・花柳春話〉三毒の一。無明(むみよう)であること。

ち【徴】🔗🔉

ち【徴】 中国・日本音楽の階名の一。五声の第四音。宮(きゆう)に次いで重要な音。

ち【箇・個】🔗🔉

ち【箇・個】 〔接尾〕助数詞。数を数えるのに用いる。「嬢子(をとめ)のい隠る岡を金(かなすき)も五百(いほ)―もがもきばぬるもの」〈記・下・歌謡〉◆連濁により「ぢ」となることがある。→じ(箇)

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〔語素〕指示代名詞の下に付いて、方角・場所・時間などの意を表す。「こ―(此方)」「いず―(何処)」

大辞泉 ページ 9624