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かる‐いし【軽石】🔗🔉

かる‐いし【軽石】 溶岩が急冷する際にガスが噴き出してできた、小さな穴がたくさんある岩石。軽く、水に浮く。あか落としなどに用いる。浮き石。

かる・う【△担ふ】かるふ🔗🔉

かる・う【担ふ】かるふ [動ハ四]荷を背負う。かろう。〈日葡〉

カルカ🔗🔉

カルカ(ポルトガル)calcadorからか》先込めの銃で、弾薬を筒口から押し込むための鉄の棒。込み矢。(さくじよう)

かるかや‐の【刈る×萱の】🔗🔉

かるかや‐の【刈る×萱の】 〔枕〕刈った萱の穂は乱れやすいところから、「ほ」「みだる」にかかる。「―乱れてあれど」〈古今・雑体〉

かる‐かん【軽×羹】🔗🔉

かる‐かん【軽×羹】 ヤマノイモをすりおろし、(しんこ)と砂糖を合わせて蒸した菓子。鹿児島県の名菓。

カルキ【オランダkalk】🔗🔉

カルキ【オランダkalk】 石灰。《「クロルカルキ」の略》さらし粉(こ)のこと。「―くさい水」

かる‐くち【軽口】🔗🔉

かる‐くち【軽口】 [名・形動]調子が軽くておもしろい言葉・話。たわいないが、気がきいていて滑稽みのある言葉・話。「―をたたく」軽妙なしゃれ。江戸時代に流行した地口(じぐち)・秀句(しゆうく)の類。口が軽くてよくしゃべること。また、そのさまや、そのような人。「―を慎む」「―な人」「軽口話(かるくちばなし)」の略。淡白な味。「―の酒」

カルサイ【オランダkarsaai】🔗🔉

カルサイ【オランダkarsaai】 織りの粗い薄地の毛織物。江戸時代にオランダから渡来。

カルサン【ポルトガルcalo】【軽衫】🔗🔉

カルサン【ポルトガルcalo】【軽衫】 【軽衫】袴(はかま)の一種。上を緩めに仕立て、裾口に細い横布をつける。中世末に来日したポルトガル人のズボンをまねたもの。武士から町人まで着用したが、江戸時代には町人の労働着となった。現代でも農山村や寒い地方で野良着として用いる。裁っ着け。カルサン袴(ばかま)

カルシウム【英・オランダcalcium】🔗🔉

カルシウム【英・オランダcalcium】 アルカリ土類金属元素の一。単体は銀白色の軟らかい金属。酸や温水とは激しく反応して水素を発生する。天然には大理石・石灰岩・石膏(せつこう)などに含まれる。動物では炭酸カルシウムとして貝殻などの、燐酸(りんさん)カルシウムとして骨の主成分をなす。またイオンとして存在し、生理上重要な役を果たす。元素記号Ca 原子番号二〇。原子量四〇・〇八。

カルシトニン【calcitonin】🔗🔉

カルシトニン【calcitonin】 甲状腺から分泌されるホルモン。骨のカルシウム放出を抑制し、尿中への燐酸(りんさん)排出、腸管でのカルシウム吸収を促進する。一九六三年、ラットの甲状腺で発見された。

カルス【callus】🔗🔉

カルス【callus】 植物体が傷を受けたときに、傷口をふさぐために増殖する組織。傷ホルモンの刺激によって形成される。癒傷(ゆしよう)組織。仮皮。植物の篩板(しばん)の両側または片側に形成される物質。セルロースに似た成分からなり、孔をふさぐ。カルス板。植物の組織の細胞を数個取り出し、培養したときにできる不定形の細胞の塊。どの組織からでも得られ、植物ホルモンを与えると芽や根を再分化させることができる。

カルスト【ドイツKarst】🔗🔉

カルスト【ドイツKarst】 スロベニア北西部の地方。石灰岩台地で、典型的な石灰岩地形が発達している。

カルスト‐ちけい【カルスト地形】🔗🔉

カルスト‐ちけい【カルスト地形】 石灰岩地域で、雨水・地下水の溶食によって生じた特殊な地形。ドリーネ・カレンフェルト・鍾乳洞(しようにゆうどう)などが形成される。

カルセオラリア【ラテンCalceolaria】🔗🔉

カルセオラリア【ラテンCalceolaria】 ゴマノハグサ科カルセオラリア属(キンチャクソウ属)の一年草の総称。南アメリカやニュージーランドに二〇〇種以上自生する。高さ三〇〜四〇センチ、卵形の葉が対生し、唇形の花を多数つける。

カルタ【ポルトガルcarta】【歌留多・加留多・骨牌】🔗🔉

カルタ【ポルトガルcarta】【歌留多・加留多・骨牌】 【歌留多・加留多・骨牌】遊びや博打(ばくち)に用いる札。小さな長方形の厚紙・薄板などに種々の絵や文字などがかかれ、いく枚かで一組になっている。歌ガルタ・いろはガルタ・花ガルタ・トランプなど種類が多い。特にいろはガルタまたは歌ガルタをいう場合が多い。《季 新年》「招かれて隣に更けし―かな/漱石」

カルタ‐かい【カルタ会】‐クワイ🔗🔉

カルタ‐かい【カルタ会】‐クワイ カルタ遊びの会。特に歌ガルタの集まり。《季 新年》

カルタ‐とり【カルタ取り】🔗🔉

カルタ‐とり【カルタ取り】 いろはガルタや歌ガルタで、一人が読み札を読むのに従って、場に散らしたそれに対する取り札を取り合って遊ぶこと。

カルタヘナ【Cartagena】🔗🔉

カルタヘナ【Cartagena】 スペイン南東部、地中海に面する港湾都市。前二二五年、カルタゴの植民地として建設。軍港。コロンビア北部、カリブ海に面する港湾都市。スペイン領時代の一五三三年に植民の根拠地として建設された要塞都市。人口、都市圏五一万(一九八五)

カルチエ‐ラタン【Quartier latin】🔗🔉

カルチエ‐ラタン【Quartier latin】 パリのセーヌ川左岸の区域。ソルボンヌ大学などがあり、学生の多い所として有名。ラテン区。

カルテ【ドイツKarte】🔗🔉

カルテ【ドイツKarte】 医師の診療記録カード。患者の病状・処置・経過などを記録しておくもの。診療簿。

カルテル【ドイツKartell】🔗🔉

カルテル【ドイツKartell】 同一業種の各企業が独占的利益を得ることを目的に、競争を避けて価格の維持・引き上げ、生産の制限、販路の制定などの協定を結ぶ連合形態。日本では独占禁止法で原則的に禁止されているが、不況カルテルと合理化カルテルについては、公正取引委員会によって認可される場合がある。企業連合。

カルト【cult】🔗🔉

カルト【cult】 宗教的崇拝。転じて、ある集団が示す熱烈な支持。

カルトン【フランスcarton】🔗🔉

カルトン【フランスcarton】 カートンフレスコ・モザイク・壁掛けなどの制作の際に作品と同じ大きさにかく下図。大下絵(おおしたえ)新聞・雑誌の漫画・風刺画。油絵の下絵をかく厚手のボール紙。また厚紙製の紙ばさみ。画板。

カルネ【Marcel Carn🔗🔉

カルネ【Marcel Carn一九〇九〜 ]フランスの映画監督。ペシミズムを漂わせた作風で知られる。代表作「霧の波止場」「天井桟敷の人々」など。

かる‐の‐いち【軽の市】🔗🔉

かる‐の‐いち【軽の市】 古代、大和国の軽で開かれた市。

かる‐の‐おおいらつめ【軽大郎女】‐おほいらつめ🔗🔉

かる‐の‐おおいらつめ【軽大郎女】‐おほいらつめ 允恭天皇の皇女。同母兄軽皇子との不倫が発覚し、古事記では伊予に流された軽皇子を追って死んだと伝え、日本書紀では伊予に流されたと伝える。

かる‐の‐みこ【軽皇子・軽王】🔗🔉

かる‐の‐みこ【軽皇子・軽王】 允恭天皇の皇子。同母妹軽大郎女との不倫が発覚し、古事記では伊予に流されたと伝え、日本書紀では穴穂命(安康天皇)に囲まれて自殺したと伝える。

カルマ【梵karman】🔗🔉

カルマ【梵karman】(ごう)

かる‐み【軽み】🔗🔉

かる‐み【軽み】 軽い感じ。軽い度合い。芭蕉が晩年に到達した俳諧の理念。日常卑近な題材の中に新しい美を発見し、それを真率・平淡にさらりと表現する姿。かろみ。→寂(さび) →撓(しお)り →細み

カルミア【kalmia】🔗🔉

カルミア【kalmia】 ツツジ科の常緑低木。葉は長楕円形で厚い。初夏、淡紅色の花を散房状につけ、花びらは浅く五つに裂けていて、絵日傘に似る。北アメリカの原産で、日本には大正四年(一九一五)に渡来。はながさしゃくなげ。アメリカしゃくなげ。

カルミン【オランダkarmijn】🔗🔉

カルミン【オランダkarmijn】 中南米産のサボテンに寄生するコチニール虫(エンジムシ)の雌から得られる鮮やかな紅色の色素。絵の具・染料などに用いる。洋紅。コチニール。カーミン。カーマイン。

かる・む【軽む】🔗🔉

かる・む【軽む】 [動マ四]軽くなる。かろむ。「ひき助けさせ給はむことこそは、罪―・ませ給はめ」〈源・玉鬘〉[動マ下二]軽く扱う。あなどる。「世衰ふる末には、人に―・め侮(あなづ)らるるに」〈源・少女〉

かるめ‐きん【軽目金】🔗🔉

かるめ‐きん【軽目金】 傷ついたりすり減ったりして、量目(りようめ)の減った小判や一分金。

カルメ‐やき【カルメ焼(き)】🔗🔉

カルメ‐やき【カルメ焼(き)】 カルメラ

カルメラ【ポルトガルcaramelo】🔗🔉

カルメラ【ポルトガルcaramelo】 赤砂糖と水を煮立て、重曹を加えてかきまぜ、膨らませた軽石状の菓子。南蛮菓子の一種で、もとは氷砂糖に卵白を加え、熱して泡立てたものを固まらせて作った。カルメ焼き。カルメル。◆「キャラメルcaramel」と同語源。

カルメル‐かい【カルメル会】‐クワイ🔗🔉

カルメル‐かい【カルメル会】‐クワイ(ラテン)Ordo Carmelitarum》カトリック修道会の一。観想を旨とし、カルメル山の修道僧を祖とする。一三世紀に認可され、一六世紀には跣足(せんそく)カルメル会が成立。多数の神学者・神秘家を輩出。

カルメル‐さん【カルメル山】🔗🔉

カルメル‐さん【カルメル山】 《Carmel》イスラエル北部の山。標高五四五メートル。カルメル会の発祥地。南麓の洞穴からネアンデルタール人の化石が発見された。

カルメン【Carmen】🔗🔉

カルメン【Carmen】 メリメの中編小説。一八四五年刊。スペインを舞台に、ジプシー女カルメンと竜騎兵連隊伍長ドン=ホセとの宿命的恋愛の葛藤(かつとう)と悲劇を描く。ビゼー作曲のオペラ。全四幕。一八七五年にパリで初演。に基づくもの。

かる‐も【刈る藻】🔗🔉

かる‐も【刈る藻】 刈り取った海藻。「いく世しもあらじわが身をなぞもかく海人(あま)の―に思ひ乱るる」〈古今・雑下〉

カルモチン【Calmotin】🔗🔉

カルモチン【Calmotin】 鎮静催眠薬のブロムワレリル尿素の商標名。ブロムラール。

かる‐もの【軽物】🔗🔉

かる‐もの【軽物】 《目方の軽い物の意から》絹布(けんぷ)。「―も人要すばかりの物は少々あり」〈今昔・二八・一五〉

かる‐やか【軽やか】🔗🔉

かる‐やか【軽やか】 [形動][ナリ]「かろやか」に同じ。「―な足音」

かる‐やき【軽焼(き)】🔗🔉

かる‐やき【軽焼(き)】 「軽焼き煎餅(せんべい)」の略。

かる‐ゆき【軽行き】🔗🔉

かる‐ゆき【軽行き】 [名・形動ナリ]手軽なこと。また、そのさま。軽便。安直。「一人を金一角に定め置きしは、―なる呼び物なり」〈浮・一代女・一〉

かるら【×迦△楼羅】🔗🔉

かるら【×楼羅】 《梵garuaの音写。金翅鳥(こんしちよう)と訳す》想像上の大鳥。翼は金色で、口から火を吐き、竜を好んで食う。天竜八部衆の一。密教では仏法を守護し衆生を救うために梵天(ぼんてん)が化したとする。伎楽面の一。に模したもの。鳥の形をして、口の先に小さな玉をくわえる。

かる‐らか【軽らか】🔗🔉

かる‐らか【軽らか】 [形動ナリ]「かろらか」に同じ。「齢つもらず―なりしほどに」〈源・夕霧〉

かるら‐ほう【×迦△楼羅法】‐ホフ🔗🔉

かるら‐ほう【×楼羅法】‐ホフ 密教で、迦楼羅を本尊として、病苦・風雨・落雷などを除くために行う修法。

カルルス‐せんえん【カルルス泉塩】🔗🔉

カルルス‐せんえん【カルルス泉塩】(ドイツ)Karlsbader Salz》チェコ西部カルロビバリ(ドイツ語名カルルスバート)の鉱泉を蒸発させてとった結晶。人工的には硫酸ナトリウムに重曹・食塩・硫酸カリウムを加えて製した白色の粉末。緩下剤とする。カルルス塩。

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