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おら【△己】🔗⭐🔉
おら【△己】
[代]一人称の人代名詞。おれ。おいら。近世には、江戸町人の女性も用いた。
おらがはる【おらが春】🔗⭐🔉
おらがはる【おらが春】
江戸後期の俳諧俳文集。一冊。小林一茶著。文政二年(一八一九)成立。一茶死後二五年たった嘉永五年(一八五二)刊。一茶五七歳の年の元旦から歳末までの見聞・感想などを、長女の死を中心に発句を交えて記したもの。
オラクル【oracle】🔗⭐🔉
オラクル【oracle】
神のお告げ。神託。託宣。
オラショ【ラテンoratio】🔗⭐🔉
オラショ【ラテンoratio】
キリシタン用語で、祈祷(きとう)。
おらっち🔗⭐🔉
おらっち
[代]《「おらたち」の音変化》一人称の人代名詞。卑俗な男性語。おれ。「ここらで出すのが、―の持ちめえだ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
おらてがま【遠羅天釜】をらてがま🔗⭐🔉
おらてがま【遠羅天釜】をらてがま
江戸中期の仮名法語集。三巻。寛延二年(一七四九)刊。白隠慧鶴(はくいんえかく)著。禅に対する考え方や武士の参禅、病中の修行の用意、さらに法華経観を語ったもの。遠羅天賀麻。
オラトリオ【イタリアoratorio】🔗⭐🔉
オラトリオ【イタリアoratorio】
《祈祷所(きとうしよ)の意》宗教的な題材をもとに、独唱・合唱・管弦楽から構成される大規模な楽曲。オペラとは異なり、演技を伴わない。ヘンデルの「メサイア」、ハイドンの「天地創造」などが有名。聖譚曲(せいたんきよく)。
オラニエ‐ナッサウ‐け【オラニエナッサウ家】🔗⭐🔉
オラニエ‐ナッサウ‐け【オラニエナッサウ家】
《Oranje-Nassau》オランダの王家。一六世紀に、ドイツのナッサウ家が南フランスのオラニエ家を相続してからの家名。オランダ総督を輩出し、一八一五年の王国成立によって王家となる。名誉革命後のイギリス国王ウィリアム三世も同家の出身。オレンジ家。
おら・ぶ【△叫ぶ】🔗⭐🔉
おら・ぶ【△叫ぶ】
[動バ四]大声で叫ぶ。また、大声で泣き叫ぶ。「菟原壮士(うなひをとこ)い天仰(あめあふ)ぎ叫び―・び地(つち)を踏み」〈万・一八〇九〉
お‐らん【雄×蘭】を‐🔗⭐🔉
お‐らん【雄×蘭】を‐
スルガランの別名。
オラン【Oran】🔗⭐🔉
オラン【Oran】
アルジェリア北西部、地中海に面する港湾都市。独立まで、ヨーロッパ人が多かった。カミュの「ペスト」の舞台。
オランウータン【orangutan】🔗⭐🔉
オランウータン【orangutan】
《マレー語で、「オラン」は人、「ウータン」は森の意》ショウジョウ科の哺乳類。大形の類人猿で、身長一一〇〜一五〇センチ。雄のほうが大きい。体毛は長く赤褐色、顔面は無毛。上肢は著しく長く、ほとんど樹上で生活し、木の枝を集めて寝床を作る。スマトラ・ボルネオに分布。猩々(しようじよう)。
オランダ【ポルトガルHolanda】🔗⭐🔉
オランダ【ポルトガルHolanda】
ヨーロッパ北西部の立憲王国。首都はアムステルダム。北海沿岸の低地にあり、国土の四分の一は海面より低い。ハプスブルク家領・スペイン領を経て、一五八一年独立を宣言。一七世紀にはヨーロッパ一の海外貿易国として発展し、一六〇九年以来日本とも交易。農牧畜業、チューリップなどの園芸、金属などの工業が盛ん。正式名称はネーデルラント王国。人口一五一八万(一九九二)。◆同国の中心地域をさす「ホラント」の訛(なま)りからの称。「和蘭」「阿蘭陀」とも書く。
オランダ‐あやめ【オランダ菖=蒲】🔗⭐🔉
オランダ‐あやめ【オランダ菖=蒲】
グラジオラスの別名。
アヤメの園芸品種の一。地中海地方原産の数種を交雑しオランダで作られた。五、六月ころ、白・黄・青紫色などの花を開く。ダッチアイリス。
グラジオラスの別名。
アヤメの園芸品種の一。地中海地方原産の数種を交雑しオランダで作られた。五、六月ころ、白・黄・青紫色などの花を開く。ダッチアイリス。
オランダ‐いちご【オランダ×苺】🔗⭐🔉
オランダ‐いちご【オランダ×苺】
バラ科の多年草。匍匐茎(ほふくけい)で繁殖し、全体に縮れた毛が密生。葉は三枚の小葉からなり、長い柄がある。春、白い五弁花を開き、実は卵形で赤く熟し、食用。南アメリカの原産で、日本には天保年間(一八三〇〜一八四三)にオランダから渡来したという。
オランダ‐かいう【オランダ海△芋】🔗⭐🔉
オランダ‐かいう【オランダ海△芋】
植物、カラーの別名。
オランダ‐がらし【オランダ×芥子】🔗⭐🔉
オランダ‐がらし【オランダ×芥子】
クレソンの別名。
オランダ‐きじかくし【オランダ×雉隠】🔗⭐🔉
オランダ‐きじかくし【オランダ×雉隠】
アスパラガスの別名。
オランダ‐きょうばいほう【オランダ競売法】‐キヤウバイハフ🔗⭐🔉
オランダ‐きょうばいほう【オランダ競売法】‐キヤウバイハフ
売り手が最高値をつけ、買い手が出てくるまでその値を少しずつ下げていく競売法。ダッチオークション。
オランダ‐くだり【オランダ下り】🔗⭐🔉
オランダ‐くだり【オランダ下り】
江戸時代、長崎のオランダ商館長が江戸にのぼって将軍に拝謁したこと。はじめ年一回であったが、寛政二年(一七九〇)以後は四年に一回を原則とした。オランダ渡り。
オランダ‐げんげ【オランダ紫=雲=英】🔗⭐🔉
オランダ‐げんげ【オランダ紫=雲=英】
シロツメクサの別名。
オランダ‐ご【オランダ語】🔗⭐🔉
オランダ‐ご【オランダ語】
インド‐ヨーロッパ語族の西ゲルマン語派に属する言語。ドイツ語・英語と特に近い関係にある。オランダのほか、ベルギー北部、旧オランダ植民地である南アメリカのスリナムなどでも話されている。
オランダ‐ざか【オランダ坂】🔗⭐🔉
オランダ‐ざか【オランダ坂】
長崎市南部にある、幕末以来の外人居留地跡に残る石畳の坂。
オランダじい【和蘭字彙】‐ジヰ🔗⭐🔉
オランダじい【和蘭字彙】‐ジヰ
蘭和辞典。桂川甫周(かつらがわほしゆう)が「ドゥーフハルマ」を校訂し、安政二〜五年(一八五五〜五八)に刊行したもの。→ドゥーフハルマ
オランダ‐ししがしら【オランダ×獅子頭】🔗⭐🔉
オランダ‐ししがしら【オランダ×獅子頭】
金魚の一品種。体や尾びれはリュウキンに似て、頭部に大きなイチゴ状の肉こぶがある。
オランダ‐しょうがつ【オランダ正月】‐シヤウグワツ🔗⭐🔉
オランダ‐しょうがつ【オランダ正月】‐シヤウグワツ
太陽暦の正月。江戸後期、寛政六年閏一一月一一日(一七九五年一月一日に相当)、蘭学者の大槻玄沢(おおつきげんたく)が太陽暦による新年を祝ったのに始まる。
オランダ‐しょうかん【オランダ商館】‐シヤウクワン🔗⭐🔉
オランダ‐しょうかん【オランダ商館】‐シヤウクワン
江戸時代、日本に置かれたオランダ東インド会社の支店。慶長一四年(一六〇九)平戸に設置されたが、寛永一八年(一六四一)長崎の出島に移転を命じられ、幕末に及んだ。
オランダ‐ずみ【オランダ墨】🔗⭐🔉
オランダ‐ずみ【オランダ墨】
インクのこと。
オランダ‐せきちく【オランダ石竹】🔗⭐🔉
オランダ‐せきちく【オランダ石竹】
カーネーションの別名。
オランダ‐ぜり【オランダ×芹】🔗⭐🔉
オランダ‐ぜり【オランダ×芹】
パセリの別名。
オランダ‐つうじ【オランダ通詞】🔗⭐🔉
オランダ‐つうじ【オランダ通詞】
江戸時代、長崎でオランダとの貿易や外交に通訳を務めた人。蘭通詞。
オランダ‐どくりつせんそう【オランダ独立戦争】‐ドクリツセンサウ🔗⭐🔉
オランダ‐どくりつせんそう【オランダ独立戦争】‐ドクリツセンサウ
スペイン領ネーデルラントが行った独立戦争。フェリペ二世の新教徒弾圧、重税政策などに反抗して一五六八年開戦。七九年、北部七州がユトレヒト同盟を結成して抗戦を継続し、八一年にネーデルラント連邦共和国を樹立して独立を宣言。一六四八年のウエストファリア条約によって正式に独立を承認された。八十年戦争。
オランダ‐ひがしインドがいしゃ【オランダ東インド会社】‐ひがし‐グワイシヤ🔗⭐🔉
オランダ‐ひがしインドがいしゃ【オランダ東インド会社】‐ひがし‐グワイシヤ
一六〇二年、オランダの諸会社が合同で設立した会社。政府の保護のもとに、ジャワ島を中心にして、独占的に香料貿易や植民地経営に当たった。一七九九年解散。
オランダ‐ふうせつがき【オランダ風説書】🔗⭐🔉
オランダ‐ふうせつがき【オランダ風説書】
江戸時代、オランダ商館長がまとめた海外事情の報告書。通詞が和訳して長崎奉行から幕府に提出した。
オランダ‐みつば【オランダ三葉】🔗⭐🔉
オランダ‐みつば【オランダ三葉】
セロリの別名。
オランダ‐やき【オランダ焼(き)】🔗⭐🔉
オランダ‐やき【オランダ焼(き)】
魚料理の一。白身魚の切り身に、酒・塩で味つけした卵をかけて焼いたもの。または、魚に塩をふり、日光で乾かしたあと卵白を塗り、その上に、味つけした卵黄の薄焼きをはりつけてあぶったもの。
江戸時代、オランダ船で運ばれてきたヨーロッパ産の陶磁器の総称。日本の柿右衛門などに影響を受けたものが輸入されたという。
魚料理の一。白身魚の切り身に、酒・塩で味つけした卵をかけて焼いたもの。または、魚に塩をふり、日光で乾かしたあと卵白を塗り、その上に、味つけした卵黄の薄焼きをはりつけてあぶったもの。
江戸時代、オランダ船で運ばれてきたヨーロッパ産の陶磁器の総称。日本の柿右衛門などに影響を受けたものが輸入されたという。
オランダ‐やしき【オランダ屋敷】🔗⭐🔉
オランダ‐やしき【オランダ屋敷】
江戸時代、長崎の出島に置かれたオランダ人専用の居留地。また、その商館。
オランダ‐りゅう【オランダ流】‐リウ🔗⭐🔉
オランダ‐りゅう【オランダ流】‐リウ
オランダ伝来、またはその系統の流儀・学問など。「―の外科の所へやる」〈浮・万金丹・一〉
貞門(ていもん)の古風な俳諧を打破しようとした井原西鶴を中心とする一派の俳風。初め貞門一派がさげすみ用いた呼称。のちには清新奇抜を誇示する談林派の一端を示す名称となる。
オランダ伝来、またはその系統の流儀・学問など。「―の外科の所へやる」〈浮・万金丹・一〉
貞門(ていもん)の古風な俳諧を打破しようとした井原西鶴を中心とする一派の俳風。初め貞門一派がさげすみ用いた呼称。のちには清新奇抜を誇示する談林派の一端を示す名称となる。
オランダりょう‐ひがしインド【オランダ領東インド】‐リヤウ‐🔗⭐🔉
オランダりょう‐ひがしインド【オランダ領東インド】‐リヤウ‐
蘭領(らんりよう)インド
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