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かげ‐ろう【陰郎】‐ラウ🔗⭐🔉
かげ‐ろう【陰郎】‐ラウ
「陰間(かげま)」に同じ。「かれらも品こそかはれ、―と同じ」〈浮・一代男・二〉
かげろう【陽=炎】かげろふ🔗⭐🔉
かげろう【陽=炎】かげろふ
春の天気のよい穏やかな日に、地面から炎のような揺らめきが立ちのぼる現象。強い日射で地面が熱せられて不規則な上昇気流を生じ、密度の異なる空気が入りまじるため、通過する光が不規則に屈折して起こる。かぎろい。糸遊(いとゆう)。《季 春》「丈六に―高し石の上/芭蕉」
かげろう【蜉=蝣・蜻=蛉】かげろふ🔗⭐🔉
かげろう【蜉=蝣・蜻=蛉】かげろふ

《飛ぶ姿が陽炎(かげろう)の立ちのぼるさまに以ているところからの名》カゲロウ目の昆虫の総称。体は繊細で、腹端に長い尾が二、三本ある。翅(はね)は透明で、幅の広い三角形。夏、水辺の近くの空中を浮かぶようにして群れ飛ぶ。幼虫は川中の礫(れき)上や砂中に一〜三年暮らす。成虫は寿命が数時間から数日と短いため、はかないもののたとえにされる。糸遊(いとゆう)。
(蜻蛉)トンボの古名。「―なんどのやうにやせおとろへたる者よろぼひ出できたり」〈平家・三〉《季 秋》
(蜻蛉)源氏物語第五二巻の巻名。薫、二七歳。浮舟の失踪(しつそう)と、その後の薫を描く。

《飛ぶ姿が陽炎(かげろう)の立ちのぼるさまに以ているところからの名》カゲロウ目の昆虫の総称。体は繊細で、腹端に長い尾が二、三本ある。翅(はね)は透明で、幅の広い三角形。夏、水辺の近くの空中を浮かぶようにして群れ飛ぶ。幼虫は川中の礫(れき)上や砂中に一〜三年暮らす。成虫は寿命が数時間から数日と短いため、はかないもののたとえにされる。糸遊(いとゆう)。
(蜻蛉)トンボの古名。「―なんどのやうにやせおとろへたる者よろぼひ出できたり」〈平家・三〉《季 秋》
(蜻蛉)源氏物語第五二巻の巻名。薫、二七歳。浮舟の失踪(しつそう)と、その後の薫を描く。
かげろ・うかげろふ🔗⭐🔉
かげろ・うかげろふ
[動ワ五(ハ四)]《名詞「かげろう(陽炎)」の動詞化》
姿などがちらちらする。ちらっと見える。「敵意の外に、まだ認めなければならない或物が其所に―・った」〈漱石・明暗〉
光がほのめく。ひらめく。「松のたえまより、わづかに月の―・ひて見えけるを見て」〈山家集・下・詞書〉《季 春》「ギヤマンの如く豪華に―・へる/茅舎」
日がかげる。陰になる。「秋寒き夕日は峰に―・ひて岡の尾花に風すさぶなり」〈風雅・秋上〉
姿などがちらちらする。ちらっと見える。「敵意の外に、まだ認めなければならない或物が其所に―・った」〈漱石・明暗〉
光がほのめく。ひらめく。「松のたえまより、わづかに月の―・ひて見えけるを見て」〈山家集・下・詞書〉《季 春》「ギヤマンの如く豪華に―・へる/茅舎」
日がかげる。陰になる。「秋寒き夕日は峰に―・ひて岡の尾花に風すさぶなり」〈風雅・秋上〉
かげろうにっき【蜻蛉日記】かげろふニツキ🔗⭐🔉
かげろうにっき【蜻蛉日記】かげろふニツキ
右大将藤原道綱の母の日記。三巻。天延二年(九七四)以後の成立。夫の兼家(かねいえ)との不安定な結婚生活に苦悩しながら、子の道綱への愛や芸術の世界に目覚めていく心の遍歴を描く。かげろうのにき。
大辞泉に「かげろう」で始まるの検索結果 1-5。