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なか‐ば【半ば】🔗🔉

なか‐ば【半ば】 [名]全体を二つに分けた、その一方。半分。「敷地の―を人手に渡す」一定の距離・期間などの中間のあたり。「枝を―から切り落とす」「五月の―」「人生の―」ある物事の途中。ある物事をしている最中。「式典の―で退席する」「志―で挫折する」[副]半分ほど、ある状態になっているさま。「―あきれ、―感心する」完全にではないが、かなりの程度。ほとんど。「―観念している」

なかば‐の‐つき【半ばの月】🔗🔉

なかば‐の‐つき【半ばの月】 半円形の月。半月(はんげつ)。「末の世を照らしてこそは二月(きさらぎ)の―は雲がくれけれ」〈続千載・釈教〉月半ばの月。満月。特に、中秋の名月。「秋の空、余りにたへぬ―」〈謡・雨月〉《表面に半月形の穴があるところから》琵琶(びわ)。「四つの緒の調べにつけて思ひ出でよ―に我も忘れじ」〈玉葉集・雑五〉

なか‐ら【△半ら】🔗🔉

なか‐ら【半ら】 まんなかのあたり。「室(へや)の―で」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉半分ほどの量や大きさ。また、半分ほどの程度。なかば。「足を砂子に脛(はぎ)の―ばかりふみ入れて」〈宇治拾遺・三〉中ほどの地点・時点。途中。「山の―ばかりの」〈更級〉

なからい【半井】なからゐ🔗🔉

なからい【半井】なからゐ 姓氏の一。

なからい‐とうすい【半井桃水】なからゐタウスイ🔗🔉

なからい‐とうすい【半井桃水】なからゐタウスイ一八六〇〜一九二六]小説家。対馬(つしま)の人。本名、冽(きよし)。朝日新聞の記者となり、通俗小説を発表。門下に樋口一葉がいた。作「海王丸」「天狗廻状」など。

なからい‐ぼくよう【半井卜養】なからゐボクヤウ🔗🔉

なからい‐ぼくよう【半井卜養】なからゐボクヤウ一六〇七〜一六七八]江戸前期の俳人・狂歌師。堺の人。名は慶友。幕府の医師として江戸に招かれた。俳諧を松永貞徳に学び、和歌・連歌・狂歌をよくした。家集「卜養狂歌集」など。

なから‐じに【△半ら死に】🔗🔉

なから‐じに【半ら死に】 死にきれないでいること。半死半生。「―して恥さらし」〈浄・重井筒〉

なから‐はんじゃく【△半ら半尺】🔗🔉

なから‐はんじゃく【半ら半尺】 [名・形動]中途半端であること。いいかげんであること。また、そのさま。「重忠は―で役目を粗末にするはな」〈滑・浮世風呂・二〉

はた‐かく・る【△半隠る】🔗🔉

はた‐かく・る【半隠る】 [動ラ下二]なかば隠れる。少し隠れる。「几帳ばかりを引き寄せて―・るれど、何のかひなし」〈かげろふ・中〉

はん【半】🔗🔉

はん【半】 半分。半分の数量。二分の一。「一個―」「一メートル―」正時から三〇分過ぎた時。「六時―」二で割り切れない数。奇数。「丁(ちよう)か―か」丁。田畑の面積の単位。太閤検地以前は一八〇歩、以後は一五〇歩。名詞の上に付いて、なかば、または、ほとんどその状態であることなどの意を表す。「―植民地」「―狂乱」

はん‐いんえい【半陰影】🔗🔉

はん‐いんえい【半陰影】 半影(はんえい)

はん‐いんよう【半陰陽】‐インヤウ🔗🔉

はん‐いんよう【半陰陽】‐インヤウ 両性の生殖腺をもつこと。また、外性器が生殖腺と一致せず、まぎらわしい形をしていること。ふたなり。

はん‐えい【半影】🔗🔉

はん‐えい【半影】 広がりをもつ光源の光を受けてできる物体の影のうち、本影(ほんえい)の外側の薄明るい部分。半陰影。半暗部。

はん‐えいきゅう【半永久】‐エイキウ🔗🔉

はん‐えいきゅう【半永久】‐エイキウ ほとんど永久に近い長い期間。また、それほど耐久性のあること。「―の寿命がある」

はんえいきゅう‐てき【半永久的】ハンエイキウ‐🔗🔉

はんえいきゅう‐てき【半永久的】ハンエイキウ‐ [形動]ほとんど永久であるさま。「―な耐火建築」

はん‐えり【半襟】🔗🔉

はん‐えり【半襟】 掛け襟の一。飾りとして襦袢(ジユバン)の襟の上に重ねて掛ける襟。

はん‐えん【半円】‐ヱン🔗🔉

はん‐えん【半円】‐ヱン 円または円周を直径で二等分した、その一方。「―を描く」

はん‐えんしゅう【半円周】‐ヱンシウ🔗🔉

はん‐えんしゅう【半円周】‐ヱンシウ 円周を直径で二等分した、その一方。円周の半分。

はん‐おん【半音】🔗🔉

はん‐おん【半音】 短二度音程、すなわち全音の二分の一の音程。一二平均律では一オクターブの中に一二の半音を含む。

はん‐おんかい【半音階】🔗🔉

はん‐おんかい【半音階】 各音の隔たりがすべて半音である音階。

はん‐か【半可】🔗🔉

はん‐か【半可】 [名・形動]未熟なこと。中途半端なこと。また、そのさま。なまはんか。「―を言う」「汝(そなた)までに我実情(じつ)なき―と見られては」〈露伴・寝耳鉄砲〉「半可通(はんかつう)」の略。「万事ゆきわたった気なれど、じつは大の―なり」〈洒・四十八手〉

はん‐か【半価】🔗🔉

はん‐か【半価】 定価の二分の一。半分の値段。半値。

はん‐か【半靴】‐クワ🔗🔉

はん‐か【半靴】‐クワ ほうか(半靴)

はん‐かい【半開】🔗🔉

はん‐かい【半開】 [名]スル弁・栓・扉などを半分ほど開くこと。「ガス栓を―にしておく」花が開きかけていること。「桜はまだ―だ」文明が未開を過ぎて、少し開化していること。「其の社会が尚―の位置にありなば」〈逍遥・小説神髄〉

はん‐かい【半解】🔗🔉

はん‐かい【半解】 物事の一部分だけを知っているが、全体を理解していないこと。なまのみこみ。なまかじり。「一知―」「半知―」

はん‐かい【半壊】‐クワイ🔗🔉

はん‐かい【半壊】‐クワイ [名]スル建物などが半分くらいこわれること。「地震で―した家屋」

はん‐かく【半角】🔗🔉

はん‐かく【半角】 正方形の和文活字の一字を半分にした大きさ。縦組みなら縦の長さだけ半分に、横組みなら横幅だけ半分にしたもの。二分。

はん‐がく【半額】🔗🔉

はん‐がく【半額】 ある金額の半分。「―を払う」

はんか‐くさ・い【半可臭い】🔗🔉

はんか‐くさ・い【半可臭い】 [形]はんかくさ・し[ク]おろかである。ばからしい。「―・い理屈」

はん‐かこ【半過去】‐クワコ🔗🔉

はん‐かこ【半過去】‐クワコ フランス語・ラテン語などの動詞の時制の一。動作の未完了、過去における継続・反復・進行などを表すもの。

はん‐かせん【半歌仙】🔗🔉

はん‐かせん【半歌仙】 連句の形式の一。三六句の歌仙の半分、一八句で一巻とするもの。能の素謡(すうたい)・仕舞(しまい)などの会で、曲数一八番を演じること。

はんか‐そう【半価層】🔗🔉

はんか‐そう【半価層】 《half-value layer》X線などの強さを半分にするために要する吸収物質の厚さ。吸収物質としてはアルミニウム・銅を用い、厚さをミリメートルで示す。

はん‐かた【半肩】🔗🔉

はん‐かた【半肩】 一方の肩。

半肩を担・ぐ🔗🔉

半肩を担・ぐ 相棒となって荷を担ぐ。また、他人に力を添える。「維新の―・ぎたる人傑ありて」〈小林雄七郎・薩長土肥〉

はんか‐つう【半可通】🔗🔉

はんか‐つう【半可通】 [名・形動]いいかげんな知識しかないのに通人ぶること。また、その人や、そのさま。「―な(の)知識をふりまわす」

はん‐ガッパ【半ガッパ】🔗🔉

はん‐ガッパ【半ガッパ】 上半身を覆う、丈の短いカッパ。「上に鉄無地の―を着て」〈荷風・雪解〉

はん‐かわき【半乾き】🔗🔉

はん‐かわき【半乾き】 十分には乾いていないこと。生乾き。

はん‐かん【半官】‐クワン🔗🔉

はん‐かん【半官】‐クワン なかば官営であること。

はん‐がん【半眼】🔗🔉

はん‐がん【半眼】 目を半ば開くこと。また、その目。「目を―にしてようすをうかがう」

はん‐かんせいゆ【半乾性油】🔗🔉

はん‐かんせいゆ【半乾性油】 乾性油と不乾性油との中間の乾燥性をもつ油脂。ごま油・菜種油など。

はんかん‐はんみん【半官半民】ハンクワン‐🔗🔉

はんかん‐はんみん【半官半民】ハンクワン‐ 政府と民間とが共同で出資し、事業を経営すること。「―の会社」

はん‐き【半季】🔗🔉

はん‐き【半季】 一年の半分。半年。半期。また、一つの季節の半分。年季奉公で、六か月の契約期間。多く、三月初め、または九月初めの出替わり期から半年。

はん‐き【半期】🔗🔉

はん‐き【半期】 一定の期間の半分。特に、一年の半分。「―決算」「上(かみ)―」

はん‐き【半旗】🔗🔉

はん‐き【半旗】 弔意を表すために、国旗などを旗ざおの先から三分の一ほど下げて掲げること。また、その旗。「―を掲げる」

はんき‐い【半季居】‐ゐ🔗🔉

はんき‐い【半季居】‐ゐ 半季奉公をすること。また、その奉公人。「―は御作法しらず」〈浮・織留・一〉

はんき‐かん【半規管】‐クワン🔗🔉

はんき‐かん【半規管】‐クワン 脊椎動物の内耳にある平衡感覚器の一部。半円(半規)をなし、円口類は一〜二個もつが、そのほかでは三個あるので、三半規管という。

はん‐きせい【半寄生】🔗🔉

はん‐きせい【半寄生】 寄生植物で、葉緑素をもち光合成を行うが、宿主からも栄養を吸収する生活形態。ヤドリギ・ツクバネなど。→全寄生

はんき‐ぼうこう【半季奉公】🔗🔉

はんき‐ぼうこう【半季奉公】 半年契約で奉公すること。→年季奉公

はん‐きゅう【半弓】🔗🔉

はん‐きゅう【半弓】 通常の弓の半分ほどの長さの弓。座ったまま射ることができる。→大弓(だいきゆう)

はん‐きゅう【半休】‐キウ🔗🔉

はん‐きゅう【半休】‐キウ 一日の勤務時間のうち半分を休むこと。半日休暇。

はん‐きゅう【半球】‐キウ🔗🔉

はん‐きゅう【半球】‐キウ 球を、その中心を通る平面で二等分したものの一方。地球を東西・南北などに二等分した場合の、その一方。

はん‐ぎょ【半漁】🔗🔉

はん‐ぎょ【半漁】 生計のなかばを漁業で立てていること。「半農―」

はん‐きょうらん【半狂乱】‐キヤウラン🔗🔉

はん‐きょうらん【半狂乱】‐キヤウラン 平静さを失って取り乱したふるまいをすること。

はん‐ぎょく【半玉】🔗🔉

はん‐ぎょく【半玉】 玉代(ぎよくだい)が芸者の半額である、まだ一人前でない芸者。

はん‐きん【半金】🔗🔉

はん‐きん【半金】 全体の金額の半分。半額。

はん‐きんぞく【半金属】🔗🔉

はん‐きんぞく【半金属】 金属と非金属との中間の性質をもつ元素。硼素(ほうそ)・珪素(けいそ)・砒素(ひそ)・テルルなど。メタロイド。

はん‐く【半句】🔗🔉

はん‐く【半句】 ひとことにも足りないほどのわずかな言葉。「一言―もおろそかにしない」

はん‐くう【半空】🔗🔉

はん‐くう【半空】 天のなかほど。なかぞら。「―に仰ぎたる煙火の明滅を」〈芥川・開化の殺人〉

はん‐ぐつ【半靴】🔗🔉

はん‐ぐつ【半靴】 足首から下を入れてはく浅い靴。短靴。「釦留(ぼたんどめ)の―を脱いで」〈風葉・青春〉ほうか(半靴)」に同じ。「―著(は)いて、二騎づつ左右に打ち並びたり」〈太平記・二四〉

はん‐げ【半夏】🔗🔉

はん‐げ【半夏】 「半夏生(はんげしよう)」の略。《季 夏》カラスビシャクの漢名。また、その根茎を、外皮を取り除いて乾燥したもの。漢方で去痰(きよたん)・鎮嘔(ちんおう)・鎮吐薬などに用いる。《季 夏》仏語。夏安居(げあんご)の中間にあたる四五日目の称。

はん‐けい【半径】🔗🔉

はん‐けい【半径】 円または球の中心点から、その円周上または球面上の一点に至る線分。また、その長さ。直径の半分。活動する範囲を円に見立て、その広さを示すときに用いる語。「行動―」

はんげ‐しょう【半夏生】‐シヤウ🔗🔉

はんげ‐しょう【半夏生】‐シヤウ 雑節の一。太陽が黄経一〇〇度にある日で、夏至から一一日目。七月二日ごろにあたる。このころから梅雨が明け、田にカラスビシャク(半夏)が生えるのを目安に田植えの終期とされてきた。半夏(はんげ)。《季 夏》「いつまでも明るき野山―/時彦」ドクダミ科の多年草。水辺に生え、高さ約八〇センチ。全体に臭気がある。葉は長卵形で互生。六、七月ごろ、上部の葉が数枚白くなり、これと向かい合って花穂を出し、白い小花が咲く。名はのころ咲くからとも、葉の下半分が白いので半化粧の意ともいわれる。かたしろぐさ。

はん‐げつ【半月】🔗🔉

はん‐げつ【半月】 半円形をした月。弓張り月。弦月。の形をしたもの。半月形。「大根を―に切る」一か月の半分。はんつき。琵琶の胴にあいている左右一対の半月形の孔。紋所の名。弓張り月をかたどったもの。

はんげつ‐べん【半月弁】🔗🔉

はんげつ‐べん【半月弁】 心臓の心室から動脈への出口にある半月形をした三枚の弁膜。大動脈弁と肺動脈弁の総称。心室が収縮すると開いて血液を送り出し、弛緩(しかん)すると閉じて逆流を防ぐ。三半月弁。

はん‐けん【半券】🔗🔉

はん‐けん【半券】 物品を預かったり料金を受け取ったりした証拠として、半分切り取って渡される券。

はん‐げん【半×舷】🔗🔉

はん‐げん【半×舷】 艦船の乗組員を、左舷と右舷とに分けたときの、その一方。

はん‐げん【半減】🔗🔉

はん‐げん【半減】 [名]スル半分に減ること。また、半分に減らすこと。「興味が―する」「人員を―する」

はんげん‐き【半減期】🔗🔉

はんげん‐き【半減期】 放射性元素が崩壊して、その原子の個数が半分に減少するまでの時間。放射線の強さが半分に減るまでの時間。アクチニウム二一七では〇・〇一八秒、ウラン二三八では四五億年。粒子の寿命を表すのに用いられる。

はんげん‐じょうりく【半×舷上陸】‐ジヤウリク🔗🔉

はんげん‐じょうりく【半×舷上陸】‐ジヤウリク 艦船が停泊した際に、乗組員の半数を当直として残し、半数ずつ交代で上陸させること。

はん‐げんぷく【半元服】🔗🔉

はん‐げんぷく【半元服】 江戸時代、本元服の一、二年前に行った略式の元服。

はんごうせい‐せんい【半合成繊維】ハンガフセイセンヰ🔗🔉

はんごうせい‐せんい【半合成繊維】ハンガフセイセンヰ 合成繊維と再生繊維の中間的なもの。セルロースなどの天然の高分子物質を化学的に処理してエステルなどの形に変え、繊維にしたもの。アセテート繊維など。

はん‐コート【半コート】🔗🔉

はん‐コート【半コート】 和服のコートで、羽織丈より長めのもの。主に春・秋に塵除(ちりよ)け・防寒を兼ねて着用する。ハーフコート」に同じ。

はんごく‐しゅご【半国守護】🔗🔉

はんごく‐しゅご【半国守護】 室町時代、一国の半分を領有した守護。半守護。

はん‐ざ【半座】🔗🔉

はん‐ざ【半座】 座席の半分。談話などの途中。中座。「夜談義を―で母は連れて逃げ」〈柳多留・三〉

半座を分・ける🔗🔉

半座を分・ける 座席を半分あけて人に譲る。極楽浄土で同じ蓮(はす)の台(うてな)に二人ですわることにいう。「極楽デ―・ケテ待チオルゾ」〈和英語林集成〉

はん‐さい【半済】🔗🔉

はん‐さい【半済】 [名]スル借りたものの半分を返済すること。はんぜい(半済)

はん‐さい【半斎】🔗🔉

はん‐さい【半斎】 禅宗で、早朝の粥(かゆ)と正午の斎食(とき)との中間にとる簡単な食事。また、その時刻。

はん‐さい【半裁】🔗🔉

はん‐さい【半裁】 [名]スル半分に裁断すること。また、その大きさのもの。「紙を―する」

はん‐さい【半歳】🔗🔉

はん‐さい【半歳】 一年の半分。はんとし。

はん‐ざき【半割・半裂】🔗🔉

はん‐ざき【半割・半裂】 《二つに裂いても生きている意から》オオサンショウウオの別名。《季 夏》

はん‐ズボン【半ズボン】🔗🔉

はん‐ズボン【半ズボン】 丈がひざまでの短いズボン。

はん‐ぜい【半△済】🔗🔉

はん‐ぜい【半済】 室町時代、幕府が南北朝内乱による軍費を調達するため、荘園年貢の半分を守護を通じて配下の武士に与えた制度。のちには下地そのものを荘園領主と半分ずつ領有するようになり、武士の荘園侵略を促すこととなった。

はん‐ちく【半ちく】🔗🔉

はん‐ちく【半ちく】 [名・形動]はんぱなこと。また、そのさま。中途半端。「―なやり方」

はん‐つき【半月】🔗🔉

はん‐つき【半月】 一か月の半分。はんげつ。

はん‐ど【半戸】🔗🔉

はん‐ど【半戸】 普通よりも高さの低い戸。関東地方では、しばしば窓をさす。

はん‐ドア【半ドア】🔗🔉

はん‐ドア【半ドア】 自動車などのドアが完全に閉まっていない状態。

はん‐ドン【半ドン】🔗🔉

はん‐ドン【半ドン】 《ドンは「ドンタク」の略》勤務が午前中だけであること。また、その日。「今日は―でございますから」〈紅葉・多情多恨〉

はん‐の‐ひ【半の日】🔗🔉

はん‐の‐ひ【半の日】 奇数日。はんび。

はん‐ばかま【半×袴】🔗🔉

はん‐ばかま【半×袴】 くるぶしまでの丈で、裾に括(くく)り緒のない袴。肩衣(かたぎぬ)・小素襖(こすおう)などと合わせて用いた。切り袴。平袴。小袴。長袴。

はん‐はば【半幅・半×巾】🔗🔉

はん‐はば【半幅・半×巾】 並幅の半分の幅。約一八センチ。

はん‐びたい【半額】‐びたひ🔗🔉

はん‐びたい【半額】‐びたひ 冠の額が厚額(あつびたい)と薄額(うすびたい)との中間である冠。近世では、透き額に対して額の前方だけ細く三日月に透かした半透き額をいう。

はん‐びらき【半開き】🔗🔉

はん‐びらき【半開き】 なかば開くこと。また、なかば開いていること。はんかい。「―の戸」花がなかば咲くこと。はんかい。「―の桜」

はん‐ぺら【半ぺら】🔗🔉

はん‐ぺら【半ぺら】 一枚の紙の半分。

はん‐ぼ【半×🔗🔉

はん‐ぼ【半× 底の浅い飯びつ。

はん‐ま【半間】🔗🔉

はん‐ま【半間】 [名・形動]全部そろっていないこと。中途半端なこと。また、そのさま。はんぱ。「―な全集」気のきかないこと。まぬけなこと。また、その人や、そのさま。「握飯(にぎりめし)で騙(だま)されるような―な犬が此節がら有るものか」〈魯庵・社会百面相〉

はん‐ももひき【半×股引】🔗🔉

はん‐ももひき【半×股引】 ひざの上までの短い股引。

ほう‐か【△半靴】ハウクワ🔗🔉

ほう‐か【半靴】ハウクワ 《「はんか」の音変化》靴(か)の沓(くつ)から靴帯(かたい)を除いて簡略化したもの。略儀の際の乗馬用の履物。はんぐつ。

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