複数辞典一括検索+

けん‐せん【×捲線】🔗🔉

けん‐せん【×捲線】 コイル。

けんど‐ちょうらい【×捲土重来】🔗🔉

けんど‐ちょうらい【×捲土重来】 《杜牧「題烏江亭」の「巻土重来未(いま)だ知る可からず」から》物事に一度失敗した者が、非常な勢いで盛り返すこと。けんどじゅうらい。「―を期する」

まき‐あげ【巻(き)上げ・×捲き上げ・巻(き)揚げ】🔗🔉

まき‐あげ【巻(き)上げ・×捲き上げ・巻(き)揚げ】 巻きあげること。また、巻きあげたもの。

まき‐あ・げる【巻(き)上げる・×捲き上げる・巻(き)揚げる】🔗🔉

まき‐あ・げる【巻(き)上げる・×捲き上げる・巻(き)揚げる】 [動ガ下一]まきあ・ぐ[ガ下二]巻いて上へあげる。「帆を―・げる」「釣り糸を―・げる」くるくる舞うように上へあげる。「つむじ風がほこりを―・げる」おどしたり、だましたりして奪い取る。「金を―・げられる」巻き終える。終わりまで巻く。「糸を一巻き―・げる」

まき‐い・る【巻き入る・×捲き入る】🔗🔉

まき‐い・る【巻き入る・×捲き入る】 [動ラ下二]巻いて中に入れる。巻き込む。「汝が船を海底に―・れんと思ふ」〈今昔・四・一三〉

まき‐おこ・す【巻(き)起(こ)す・×捲き起(こ)す】🔗🔉

まき‐おこ・す【巻(き)起(こ)す・×捲き起(こ)す】 [動サ五(四)]風などが巻くように吹き上げる。「砂ぼこりを―・す」思いがけないことをひきおこす。「センセーションを―・す」

まき‐おこ・る【巻(き)起(こ)る・×捲き起(こ)る】🔗🔉

まき‐おこ・る【巻(き)起(こ)る・×捲き起(こ)る】 [動ラ五(四)]うずを巻くようにして立ちのぼる。「黒雲が―・る」多くのものが一時に激しく盛んになる。わきおこる。「拍手が―・る」

まき‐かえし【巻(き)返し・×捲き返し】‐かへし🔗🔉

まき‐かえし【巻(き)返し・×捲き返し】‐かへし 劣勢から、態勢を立て直して反撃すること。「―をはかる」「―に出る」小枠などに巻いてある糸を、さらに他の小枠に巻きとってその張りの力を一定させること。巻棒に巻いた織物を他の巻棒に移すこと。また、折り畳んだ織物を巻棒に正しく巻くこと。

まき‐かえ・す【巻(き)返す・×捲き返す】‐かへす🔗🔉

まき‐かえ・す【巻(き)返す・×捲き返す】‐かへす [動サ五(四)]巻いて、もとの状態へ戻す。「巻き尺を―・す」劣勢から、勢いを取り戻して反撃する。「土壇場で―・す」

まき‐ぐも【巻(き)雲・×捲き雲】🔗🔉

まき‐ぐも【巻(き)雲・×捲き雲】 けんうん(巻雲)

まき‐こ・む【巻(き)込む・×捲き込む】🔗🔉

まき‐こ・む【巻(き)込む・×捲き込む】 [動マ五(四)]巻いて中へ入れる。「機械に―・まれる」ある人間関係や事態に引き入れる。巻き添えにする。「無関係な他人を―・む」「内紛に―・まれる」

まき‐せん【巻(き)線・×捲き線】🔗🔉

まき‐せん【巻(き)線・×捲き線】 コイル。

ま・く【巻く・×捲く】🔗🔉

ま・く【巻く・×捲く】 [動カ五(四)]物のまわりに、ゆるみのないようにからみつける。「包帯を―・く」「グリップにテープを―・く」長い物・平らな物を、その一端を軸にするように丸める。「反物を―・く」「紙を筒状に―・く」渦巻き状にする。また、渦巻き状になる。「蛇がとぐろを―・く」「朝顔のつるが―・く」ねじ・ぜんまいなどをねじり回して締める。「ぜんまいを―・く」「竜頭を―・く」物を、それについている綱や鎖を軸にからませて、持ち上げる。「錨(いかり)を―・く」まわりを取り囲む。包み込む。「煙に―・かれる」連歌・俳諧の付合(つけあい)をする。「歌仙を―・く」登山で、ルートの途中にある難所を避け、迂回して登る。また、そのように道がついている。「大滝を―・いて沢筋をつめる」「頂上を―・く道」(「舌をまく」の形で)言葉も出ないほど驚いたり、感心したりする。「子供ながらも巧みな演奏に舌を―・く」(「管(くだ)をまく」の形で)酒に酔って、とりとめのないこと、不平などを繰り返し言う。「飲んではくだを―・いてばかりいる」(「証文をまく」の形で)借りをなしにする。「丁度いいから証文位はきれいに―・いてやろうかと思っているんだ」〈荷風・腕くらべ〉呼吸が荒くなる。「息ガ―・ク」〈日葡〉 [可能]まける [下接句]くだを巻く・煙(けむ)に巻く・舌を巻く・尻尾(しつぽ)を巻く・面(つら)に似せてへそを巻く・蜷局(とぐろ)を巻く・長い物には巻かれよ・螺子(ねじ)を巻く・旗を巻く

まくし‐あ・げる【×捲し上げる】🔗🔉

まくし‐あ・げる【×捲し上げる】 [動ガ下一]まくしあ・ぐ[ガ下二]上の方へ引き上げる。まくり上げる。「袖を―・げる」

まくし‐か・ける【×捲し掛ける】🔗🔉

まくし‐か・ける【×捲し掛ける】 [動カ下一]まくしか・く[カ下二]「捲し立てる」に同じ。「さあ何とで御座んすと袂を捉らえて―・くる勢い」〈一葉・たけくらべ〉

まくし‐だ・す【×捲し出す】🔗🔉

まくし‐だ・す【×捲し出す】 [動サ四]追い立てる。追い出す。「下部(しもべ)どもに言ひ付け、きゃつを早う―・せ」〈浄・盛衰記〉

まくし‐た・てる【×捲し立てる】🔗🔉

まくし‐た・てる【×捲し立てる】 [動タ下一]まくした・つ[タ下二]勢いよく続けざまにしゃべる。「日ごろの不満を一息に―・てる」

まくり【×捲り】🔗🔉

まくり【×捲り】 まくること。めくり上げること。「腕―」屏風(びようぶ)・ふすまなどにはってあった書画をはがしたもの。また、表装しないでおいてある書画。競輪で、外側からコースの傾斜を利して激しく追い込む走法。

まくり‐あ・げる【×捲り上げる】🔗🔉

まくり‐あ・げる【×捲り上げる】 [動ガ下一]まくりあ・ぐ[ガ下二]まくって上にあげる。「袖を―・げる」高い方へ追い立てる。「敵三千余騎をはるかの峰へ―・げ」〈太平記・一四〉

まくり‐ぎり【×捲り切り】🔗🔉

まくり‐ぎり【×捲り切り】 切りまくること。「大勢一度に切り入れば、心得たりと長吉が、段平物(だんびらもの)の―」〈浄・双蝶々〉

まくり‐だ・す【×捲り出す】🔗🔉

まくり‐だ・す【×捲り出す】 [動サ四]追い出す。「―・して大坂の地は踏ませぬ」〈浄・曾根崎〉

まくり‐た・つ【×捲り立つ】🔗🔉

まくり‐た・つ【×捲り立つ】 [動タ下二]激しく追い立てる。「打ち伏せ、なぎ伏せ、―・て」〈浄・国性爺〉

まくり‐で【×捲り手】🔗🔉

まくり‐で【×捲り手】 腕まくり。袖まくり。「袖ふれば露こぼれけり秋の野は―にてぞ行くべかりける」〈後拾遺・秋上〉

まくり‐のみ【×捲り飲み】🔗🔉

まくり‐のみ【×捲り飲み】 立て続けに飲むこと。飲みまくること。「酒盛りにかくれなき一騎当千の御肴(さかな)、磯打つ波の―」〈浄・吉野都女楠〉

まく・る【×捲る】🔗🔉

まく・る【×捲る】 [動ラ五(四)]物の端を外側へ巻きながら上へあげる。「裾を―・る」おおっているものや重なっているものをはがす。めくる。「布団を―・る」追い立てる。「後ろから激しく―・られる」(動詞の連用形に付いて)ずっとその動作を続ける。盛んに…する。「書き―・る」「走り―・る」 [可能]まくれる[動ラ下二]「まくれる」の文語形。→捲(めく)

まく・れる【×捲れる】🔗🔉

まく・れる【×捲れる】 [動ラ下一]まく・る[ラ下二]物の端が外側に巻いたように上がる。めくれる。「スカートが―・れる」

めくり【×捲り】🔗🔉

めくり【×捲り】 めくること。めくるもの。「日―」寄席などで、演者名や演目名を書いて高座の袖の台に下げておく紙。番組の進行に合わせてめくっていく。「捲りカルタ」の略。

めくり‐カルタ【×捲りカルタ】🔗🔉

めくり‐カルタ【×捲りカルタ】 江戸後期、天明(一七八一〜一七八九)のころに流行したカルタ。また、それを用いて行う賭博(とばく)。四八枚の札を一枚ずつめくり、手札との組み合わせなどで点数を競う。めくり札。花札のこと。

めくり‐ごよみ【×捲り暦】🔗🔉

めくり‐ごよみ【×捲り暦】 毎日一枚ずつめくっていく暦。日めくり。

めくり‐ふだ【×捲り札】🔗🔉

めくり‐ふだ【×捲り札】 めくりカルタの異称。花札やトランプで、めくるために場の中央に伏せて積んでおく札。

めく・る【×捲る】🔗🔉

めく・る【×捲る】 [動ラ五(四)]《「まくる」の音変化》おおっているものをはがす。「布団を―・る」上に重なっているものをはがすように上げる。「本のページを―・る」 [可能]めくれる

めく・れる【×捲れる】🔗🔉

めく・れる【×捲れる】 [動ラ下一]めくったようになる。まくれる。「シーツが―・れている」

🔗🔉

[音]ケン [訓]ま‐く [部首]手 [総画数]12 [コード]区点    2394      JIS   377E      S‐JIS 8C9E [難読語] →せっ‐けん【席巻・席捲】

大辞泉で始まるの検索結果 1-33