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ぶん‐がく【文学】🔗🔉

ぶん‐がく【文学】が原義》思想や感情を、言語で表現した芸術作品。詩歌・小説・戯曲・随筆・評論など。文芸。「日記―」「外国―」詩歌・小説・戯曲など文学作品を研究する学問。自然科学・社会科学以外の学問。文芸学・哲学・史学・言語学など。「―部」律令制で、有品の親王に経書を講授した官吏の職名。江戸時代の諸藩の儒官。学芸。学問。「国に―盛んなれば、花の色を増し」〈謡・老松〉

ぶんがく‐かい【文学界】🔗🔉

ぶんがく‐かい【文学界】 芸術の世界で、文学にかかわる分野。文学にたずさわる人たちの社会。文壇。文界。◆書名別項

ぶんがくかい【文学界】🔗🔉

ぶんがくかい【文学界】 文芸雑誌。明治二六年(一八九三)一月、「女学雑誌」から分立して創刊、同三一年一月廃刊。戸川秋骨・北村透谷・島崎藤村・馬場孤蝶・上田敏らを同人として、前期浪漫主義文学運動を推進した。文芸雑誌。昭和八年(一九三三)一〇月、小林秀雄・林房雄・川端康成・武田麟太郎らを同人として創刊。休・再刊などを経て、同二四年から文芸春秋新社(のち文芸春秋)発行の商業文芸誌となる。

ぶんがく‐かくめい【文学革命】🔗🔉

ぶんがく‐かくめい【文学革命】 辛亥(しんがい)革命後の中国で、旧来の文語文(古文)を捨てて口語文(白話)を使用することを提唱した文学上の運動。儒教道徳への批判を根底に含み、一九一七年に発表された胡適(こてき)の「文学改良芻議(すうぎ)」、陳独秀の「文学革命論」によって推進され、一八年には口語文で書かれた魯迅(ろじん)の小説「狂人日記」によってその成果が示された。

ぶんがく‐ざ【文学座】🔗🔉

ぶんがく‐ざ【文学座】 昭和一二年(一九三七)岸田国士・岩田豊雄・久保田万太郎を幹事に結成された劇団。政治性を排し、芸術至上主義的な姿勢をとった。第二次大戦後は森本薫の「女の一生」などの創作劇から翻訳劇まで上演し、杉村春子を中心として活動を続ける。

ぶんがく‐し【文学史】🔗🔉

ぶんがく‐し【文学史】 文学の歴史。また、それを研究する学問やそれを記述したもの。

ぶんがく‐しゃ【文学者】🔗🔉

ぶんがく‐しゃ【文学者】 文学作品を作る人。作家・詩人など。文学を研究する人。

ぶんがく‐せいねん【文学青年】🔗🔉

ぶんがく‐せいねん【文学青年】 文学を愛好し、作家を志す青年。文弱で、実際的なことにうとい青年を軽んじていう語。「青白き―」

ぶんがく‐てき【文学的】🔗🔉

ぶんがく‐てき【文学的】 [形動]文学にかかわるさま。「―な才能」文芸作品にみられるような趣があるさま。「―な味わいのある庭園」

ぶんがく‐ろん【文学論】🔗🔉

ぶんがく‐ろん【文学論】 文学作品の性質や文学の本質に関する理論。文学に関する議論。「―を戦わせる」

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