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うまれ【生(ま)れ】🔗🔉

うまれ【生(ま)れ】 生まれること。出生(しゆつしよう)。誕生。「昭和の―」生まれた所。出生地。「―は東京」その人の生まれた家柄。素性。「医者の家の―」生まれたときからの性質。天性。「お常は、亡兄全次郎には似もつかず、心やさしき―なれば」〈逍遥・当世書生気質〉

生まれもつかない🔗🔉

生まれもつかない 事故や病気で身体の一部を損傷したりして、生まれた時の状態ではない。

うまれ‐あ・う【生まれ合ふ】‐あふ🔗🔉

うまれ‐あ・う【生まれ合ふ】‐あふ [動ハ四]「生まれ合わせる」に同じ。「濁悪(ぢよくあく)の世にしも―・ひて」〈方丈記〉

うまれ‐あわ・す【生(ま)れ合(わ)す】‐あはす🔗🔉

うまれ‐あわ・す【生(ま)れ合(わ)す】‐あはす [動サ五(四)]「生まれ合わせる」に同じ。「今の時代に―・したのもなにかの因縁だ」[動サ下二]「うまれあわせる」の文語形。

うまれ‐あわ・せる【生(ま)れ合(わ)せる】‐あはせる🔗🔉

うまれ‐あわ・せる【生(ま)れ合(わ)せる】‐あはせる [動サ下一]うまれあは・す[サ下二]ある事が起こった、または、ある状態になった、その時期に生まれる。うまれあわす。「太平の世に―・せる」

うまれ‐うまれ【生まれ生まれ】🔗🔉

うまれ‐うまれ【生まれ生まれ】 [副]生まれるとすぐに。「美しき娘を―出家にしたやうなものぢゃは」〈浮・胸算用・四〉

うまれ‐おち【生まれ落ち】🔗🔉

うまれ‐おち【生まれ落ち】 生まれた時。「江戸っ子の有難さには、―から死ぬまで、生まれた土地を一寸も離れねえよ」〈滑・浮世風呂・二〉

うまれ‐お・ちる【生(ま)れ落ちる】🔗🔉

うまれ‐お・ちる【生(ま)れ落ちる】 [動タ上一]うまれお・つ[タ上二]この世に生まれ出る。「―・ちてこのかた日本から出たことがない」

うまれ‐かえ・る【生(ま)れ返る】‐かへる🔗🔉

うまれ‐かえ・る【生(ま)れ返る】‐かへる [動ラ五(四)]死んだ者が新たな生命を得て、再びこの世に生まれてくる。「仏様のお蔭で先の子が―・ってきたと思いこんで」〈中勘助・銀の匙〉

うまれ‐かわり【生(ま)れ変(わ)り】‐かはり🔗🔉

うまれ‐かわり【生(ま)れ変(わ)り】‐かはり 別のものに姿を変えて再び生まれてくること。また、そのもの。転生。「天草四郎の―」

うまれ‐かわ・る【生(ま)れ変(わ)る】‐かはる🔗🔉

うまれ‐かわ・る【生(ま)れ変(わ)る】‐かはる [動ラ五(四)]死後、ほかのものになって再び生まれてくる。「鳥に―・りたい」心を入れかえて、性格・行いなどが一変する。「別人のように―・る」

うまれ‐こきょう【生(ま)れ故郷】‐コキヤウ🔗🔉

うまれ‐こきょう【生(ま)れ故郷】‐コキヤウ 生まれた土地。ふるさと。生まれ在所。「―に帰る」

うまれ‐ざいしょ【生(ま)れ在所】🔗🔉

うまれ‐ざいしょ【生(ま)れ在所】 生まれ故郷。

うまれ‐しょう【生まれ性】‐シヤウ🔗🔉

うまれ‐しょう【生まれ性】‐シヤウ 《「うまれじょう」とも》生まれながらにもっている性質。生まれつき。「―かとばかりにて声も惜しまず泣きゐたる」〈浄・宵庚申〉

うまれ‐すじょう【生(ま)れ素性】‐スジヤウ🔗🔉

うまれ‐すじょう【生(ま)れ素性】‐スジヤウ 生まれた家柄。家系。

うまれ‐ぞこない【生(ま)れ損ない】‐ぞこなひ🔗🔉

うまれ‐ぞこない【生(ま)れ損ない】‐ぞこなひ 人並みでなく、生まれついたこと。また、人をののしっていう場合に使う。

うまれ‐だち【生まれ立ち】🔗🔉

うまれ‐だち【生まれ立ち】 生まれてすぐのころ。「―から親はない」〈浄・油地獄〉生まれながらにもっている性質。生まれつき。天性。「―の悪(わり)い野郎なら、おぽっぽで遊びあるいて」〈滑・浮世風呂・二〉

うまれ‐たて【生(ま)れ立て】🔗🔉

うまれ‐たて【生(ま)れ立て】 生まれて間もないこと。また、そのころ。

うまれ‐つき【生(ま)れ付き】🔗🔉

うまれ‐つき【生(ま)れ付き】 生まれながらにして備わっている能力・性質・容姿など。天性。「足が速いのは―だ」(副詞的に用いて)生まれながらにして。生来。「―人がいい」

うまれ‐づき【生(ま)れ月】🔗🔉

うまれ‐づき【生(ま)れ月】 生まれた月。また、生まれる予定の月。せいげつ。

うまれ‐つ・く【生(ま)れ付く】🔗🔉

うまれ‐つ・く【生(ま)れ付く】 [動カ五(四)]生まれながらにしてその身に備わっている。「―・いてのおしゃべり」「損な性分に―・く」

うまれ‐どし【生(ま)れ年】🔗🔉

うまれ‐どし【生(ま)れ年】 生まれた年。せいねん。

うまれ‐ながら【生(ま)れ×乍ら】🔗🔉

うまれ‐ながら【生(ま)れ×乍ら】 [副]生まれた時からすでにそうであるさま。生まれつき。生来。「―にして才能に恵まれている」「―の遊び人」

うまれ‐ね【生(ま)れ値】🔗🔉

うまれ‐ね【生(ま)れ値】 証券取引所に新しく上場された株式や増資権利落株などに初めてつく値段。先物取引で、毎月発会のときの最初の値段。

うま・れる【生(ま)れる・産(ま)れる】🔗🔉

うま・れる【生(ま)れる・産(ま)れる】 [動ラ下一]うま・る[ラ下二]子が母親の胎内から出る。また、卵からかえる。出生する。誕生する。「子猫が四匹―・れる」「商家に―・れる」新しく作り出されて、世に出る。物事が新たにできる。「最近―・れたばかりの制度」ある状況・感情などが生じる。「次から次へと疑問が―・れる」死後、この世に再び現れる。生まれ変わる。仏教思想に基づいていう語。「あるいは聖徳太子の―・れ給へると申し」〈大鏡・道長上〉 [類語]出生する・誕生する・産する・生(せい)を享(う)ける・産声(うぶごえ)を上げる・呱呱(ここ)の声を上げる/出来る・誕生する・成立する・発足する/生ずる・起こる・兆(きざ)す・湧(わ)く・生起する

生まれた後(あと)の早め薬(ぐすり)🔗🔉

生まれた後(あと)の早め薬(ぐすり) 子供が生まれたあとで、出産を促す薬を飲むこと。時機後れで役に立たないことのたとえ。

生まれぬ先の襁褓(むつき)定め🔗🔉

生まれぬ先の襁褓(むつき)定め 子供が生まれないうちから、おしめの準備に大騒ぎする。準備ばかり早くて大げさなこと、手回しのよすぎることのたとえ。

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