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かれ‐がた【△離れ方】🔗⭐🔉
かれ‐がた【△離れ方】
親しかった者、特に男女の気持ちが、疎遠になりがちなこと。「相知れりける人の漸(やうや)く―になりける間に」〈古今・恋五・詞書〉
かれ‐がれ【△離れ△離れ】🔗⭐🔉
かれ‐がれ【△離れ△離れ】
[形動ナリ]男女の交際がとだえがちなさま。疎遠なさま。「―におはせしをだに、飽かず胸いたく思ひ侍りしを」〈源・葵〉
かれ‐な‐で【△離れなで】🔗⭐🔉
かれ‐な‐で【△離れなで】
〔連語〕《動詞「か(離)る」(下二)の連用形+完了の助動詞「ぬ」の未然形+打消しの接続助詞「で」》離れてしまわないで。とだえてしまわないで。「橘の花の宿とふほととぎす―今も昔恋ふなり」〈新千載・夏〉
かれ‐よう【△離れ様】‐ヤウ🔗⭐🔉
かれ‐よう【△離れ様】‐ヤウ
[形動ナリ]しだいに遠のくさま。縁が切れそうになるさま。「この男、河内の国に人をあひ知りて通ひつつ、―にのみなりゆきけり」〈古今・雑下・詞書〉
はなれ【離れ】🔗⭐🔉
はなれ【離れ】
「離れ座敷」「離れ家(や)
」などの略。「―を借りて住む」
(「…ばなれ」の形で名詞の下に付いて)
それからかけ離れている意を表す。「素人―」「現実―」
関係や関心のなくなる意を表す。「親―」「活字―」
「離れ座敷」「離れ家(や)
」などの略。「―を借りて住む」
(「…ばなれ」の形で名詞の下に付いて)
それからかけ離れている意を表す。「素人―」「現実―」
関係や関心のなくなる意を表す。「親―」「活字―」
はなれ‐きょうげん【離れ狂言】‐キヤウゲン🔗⭐🔉
はなれ‐きょうげん【離れ狂言】‐キヤウゲン
(ヤウゲン)初期の歌舞伎で、一幕または一番ずつ独立して演じられた歌舞伎狂言。野郎歌舞伎以降、寛文期(一六六一〜一六七三)の続き狂言(多幕物)に発展するまでの間に行われた。
はなれ‐こじま【離れ小島】🔗⭐🔉
はなれ‐こじま【離れ小島】
陸地から遠く離れた所にある小島。
はなれ‐ざしき【離れ座敷】🔗⭐🔉
はなれ‐ざしき【離れ座敷】
母屋から離れてある座敷。また、その建物。はなれや。
はなれ‐じま【離れ島】🔗⭐🔉
はなれ‐じま【離れ島】
陸地から遠く離れた島。孤島。りとう。
はなれ‐す【離れ州・離れ×洲】🔗⭐🔉
はなれ‐す【離れ州・離れ×洲】
陸から離れた所にある州。
はなれ‐そ【離れ×磯】🔗⭐🔉
はなれ‐そ【離れ×磯】
陸地から離れた海中に突き出ている磯。「―に立てるむろの木うたがたも久しき時を過ぎにけるかも」〈万・三六〇〇〉
はなれ‐ばなれ【離れ離れ】🔗⭐🔉
はなれ‐ばなれ【離れ離れ】
[名・形動]互いに離れた状態になること。また、そのさま。「人ごみの中で―になる」
はなれ‐もの【離れ物】🔗⭐🔉
はなれ‐もの【離れ物】
仲間から離れているもの。「その中に美児ひとり、―にて艫櫓(ともやぐら)に上がり」〈浮・男色大鑑・四〉
普通とは異なる特殊な事情にあるもの。「慈悲善根なんどで子が生まるる程ならば、世に難産はあるまいが、産の道は―」〈浄・女護島〉
離れるはずのもの。「合はせ物は―」〈毛吹草・二〉
仲間から離れているもの。「その中に美児ひとり、―にて艫櫓(ともやぐら)に上がり」〈浮・男色大鑑・四〉
普通とは異なる特殊な事情にあるもの。「慈悲善根なんどで子が生まるる程ならば、世に難産はあるまいが、産の道は―」〈浄・女護島〉
離れるはずのもの。「合はせ物は―」〈毛吹草・二〉
はなれ‐や【離れ家】🔗⭐🔉
はなれ‐や【離れ家】
人里から離れた一軒家。ひとつや。
(「離れ屋」とも書く)母屋と同じ敷地内に、別棟に建てられている家。
人里から離れた一軒家。ひとつや。
(「離れ屋」とも書く)母屋と同じ敷地内に、別棟に建てられている家。
はな・れる【離れる】🔗⭐🔉
はな・れる【離れる】
[動ラ下一]
はな・る[ラ下二]
くっついているものの一方が動いて別々になる。「足が地を―・れる」「雀が電線から―・れる」
あるものとの間に隔たりができる。その位置から遠ざかる。「一メートル―・れて立つ」「少し―・れて絵を鑑賞する」「持ち場を―・れる」「故郷を―・れる」
二つのものが隔たって存在する。間にかなりの距離がある。「家と学校とはだいぶ―・れている」「人里―・れた一軒家」
二つの数値・地位などに隔たりがある。「年の―・れた弟」「トップと大きく―・れる」
夫婦・親子など、一つであるものが別々になる。別れる。「家族が―・れて暮らす」
関係がなくなる。縁が切れる。「俗世を―・れる」「損得を―・れて面倒をみる」「話が本筋から―・れる」「―・れられない仲」
信頼や情愛を失う。「人心が―・れる」「恋人から気持ちが―・れる」
ある事柄に対する思いがなくなる。「仕事のことが頭から―・れない」
職務や仕事をやめる。「戦列を―・れる」「会長職を―・れる」
戸などが開いた状態になる。あく。「格子を探り給へば、―・れたる所もありけり」〈狭衣・二〉
除かれる。除外する。「琴の音を―・れては、何事をか物をととのへ知るしるべとはせむ」〈源・若菜下〉
[類語](
)外(はず)れる・分かれる・分離する・離脱する/(
)隔たる・遠ざかる・遠のく・離隔する・隔絶する・遊離する・乖離(かいり)する・去る・出る・空(あ)ける・外す・後(あと)にする/(
)別れる・離別する/(
)離反する・離背する・絶縁する・訣別(けつべつ)する・おさらばする・袂(たもと)を分かつ/(
)退(しりぞ)く・退(の)く・辞(や)める・抜ける・離脱する・脱退する・引退する・辞任する・離任する・手を引く
はな・る[ラ下二]
くっついているものの一方が動いて別々になる。「足が地を―・れる」「雀が電線から―・れる」
あるものとの間に隔たりができる。その位置から遠ざかる。「一メートル―・れて立つ」「少し―・れて絵を鑑賞する」「持ち場を―・れる」「故郷を―・れる」
二つのものが隔たって存在する。間にかなりの距離がある。「家と学校とはだいぶ―・れている」「人里―・れた一軒家」
二つの数値・地位などに隔たりがある。「年の―・れた弟」「トップと大きく―・れる」
夫婦・親子など、一つであるものが別々になる。別れる。「家族が―・れて暮らす」
関係がなくなる。縁が切れる。「俗世を―・れる」「損得を―・れて面倒をみる」「話が本筋から―・れる」「―・れられない仲」
信頼や情愛を失う。「人心が―・れる」「恋人から気持ちが―・れる」
ある事柄に対する思いがなくなる。「仕事のことが頭から―・れない」
職務や仕事をやめる。「戦列を―・れる」「会長職を―・れる」
戸などが開いた状態になる。あく。「格子を探り給へば、―・れたる所もありけり」〈狭衣・二〉
除かれる。除外する。「琴の音を―・れては、何事をか物をととのへ知るしるべとはせむ」〈源・若菜下〉
[類語](
)外(はず)れる・分かれる・分離する・離脱する/(
)隔たる・遠ざかる・遠のく・離隔する・隔絶する・遊離する・乖離(かいり)する・去る・出る・空(あ)ける・外す・後(あと)にする/(
)別れる・離別する/(
)離反する・離背する・絶縁する・訣別(けつべつ)する・おさらばする・袂(たもと)を分かつ/(
)退(しりぞ)く・退(の)く・辞(や)める・抜ける・離脱する・脱退する・引退する・辞任する・離任する・手を引く
はなれ‐わざ【離れ業・離れ技】🔗⭐🔉
はなれ‐わざ【離れ業・離れ技】
普通の人にはできない難しい芸当や振る舞い。「―をやってのける」
大辞泉に「離れ」で始まるの検索結果 1-16。