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○青菜に塩あおなにしお🔗⭐🔉
○青菜に塩あおなにしお
青菜に塩をふりかければしおれることから、人が力なくしおれたさまにいう。
⇒あお‐な【青菜】
あおなみ‐せん【青波銭】アヲ‥
(裏面に波の模様があるからいう)(→)青銭あおせんに同じ。
あお‐なめし【青韋】アヲ‥
(→)「あいなめし」に同じ。
あお‐に【青二】アヲ‥
めくりカルタの青札の「二」のこと。大切な役札やくふだ。めくりカルタの博奕ばくちを指すこともある。浄瑠璃、傾城阿波鳴門「今の世界に―引かぬ者とお染久松語らぬ者は」
あお‐に【青丹】アヲ‥
(「に」は土の意)
①青黒い土。岩緑青いわろくしょうの古名。染料・画料として用いる。常陸風土記「あらゆる土は、色、青き紺はなだのごとく、画に用ゐてうるはし。俗くにひと―といひ、また、かきつにといふ」
②濃い青に黄を加えた染色。襲かさねの色目としては、表裏ともに青丹。(桃華蘂葉)
Munsell color system: 7.5Y6/3
⇒あおに‐うち【青丹打】
⇒あおに‐ごろも【青丹衣】
⇒あおに‐よし【青丹よし】
あお‐に【青煮】アヲ‥
野菜の青みをそこなわないように煮ること。また、その煮物。
あおに‐うち【青丹打】アヲ‥
青丹色につやを出した布帛ふはく。
⇒あお‐に【青丹】
あお‐にきて【青和幣】アヲ‥
(麻は木綿ゆうにくらべて青みがあるからいう)麻でつくったにきて。古事記上「下枝しずえに白にきて―を取り垂しでて」
あおに‐ごろも【青丹衣】アヲ‥
①青丹の染色の衣。
②(濃青に染めた上に、さらに黄に染めることから)同じような物事が重なることのたとえ。曾我物語8「日頃は親の敵、ただいまは日の敵、―を重ねても」
⇒あお‐に【青丹】
あお‐にさい【青二才】アヲ‥
(「青」は未熟の意。ボラなどの幼魚を二才というのにたとえたものという)年若く経験に乏しい男をののしっていう語。浄瑠璃、義経千本桜「―にして弥助と名をかへ」。「―が何を言うか」
あお‐にび【青鈍】アヲ‥
①青みのある鈍色にびいろ。喪服の色にも用いる。源氏物語葵「濃き―の紙なる文ふみつけて」
Munsell color system: 10Y4.5/0.8
②襲かさねの色目。表裏ともに濃い縹はなだ。(飾抄)
あお‐にょうぼう【青女房】アヲ‥バウ
年若く物馴れない、官位の低い女官。太平記2「近習の人々―に至るまで」
あおに‐よし【青丹よし】アヲ‥
〔枕〕
(ヨもシもともに間投助詞)「奈良」「国内くぬち」にかかる。奈良に顔料の青丹を産出したことが秘府本万葉集抄にみえるが、事実か伝説の記録か不明。一説に、「なら」に続けたのは顔料にするために青丹を馴熟ならすによるという。
⇒あお‐に【青丹】
あお‐ぬた【青饅】アヲ‥
魚や野菜を、ホウレンソウなど青い野菜をすりこんだ酢味噌であえた料理。また、ホウレンソウや浅葱あさつきなどを茹ゆでて酢味噌であえた料理。〈[季]春〉
あお‐ぬのこ【青布子】アヲ‥
青い染色の布子。転じて、粗末な衣服。浄瑠璃、心中宵庚申「―の西念坊」
あおね‐おんせん【青根温泉】アヲ‥ヲン‥
宮城県南西部、蔵王山の東麓にある単純温泉。かつて伊達家の湯治場。
あおの【青野】アヲ‥
姓氏の一つ。
⇒あおの‐すえきち【青野季吉】
あお‐のうれん【青暖簾】アヲ‥
局女郎つぼねじょろうという下等な遊女のいる見世の入口にかけた紺染めののれん。日本永代蔵1「遣手―の掛る方に指して」
あお‐の・く【仰のく】アフ‥
[一]〔自五〕
(→)「あおむく」に同じ。
[二]〔他下二〕
⇒あおのける(下一)
あお‐のけ【仰のけ】アフ‥
(→)「あおむけ」に同じ。「―になる」
⇒あおのけ‐ざま【仰のけ様】
あおのけ‐ざま【仰のけ様】アフ‥
体を上に向けた状態。あおむけざま。島崎藤村、千曲川のスケッチ「土だらけの足を投出して、あふのけさまに寝て居る働き労つかれたらしい男があつた」
⇒あお‐のけ【仰のけ】
あお‐の・ける【仰のける】アフ‥
〔他下一〕[文]あふの・く(下二)
(→)「あおむける」に同じ。
あおの‐すえきち【青野季吉】アヲ‥スヱ‥
文芸評論家。新潟県生れ。早大卒。「種蒔く人」「文芸戦線」同人。プロレタリア文学初期の指導的理論家として活躍。著「解放の芸術」「転換期の文学」「文学五十年」など。(1890〜1961)
青野季吉
撮影:田村 茂
⇒あおの【青野】
あお‐の‐どうもん【青の洞門】アヲ‥
大分県中津市本耶馬渓ほんやばけい町の山国川右岸のトンネル。僧禅海が18世紀中頃30年余を費やして開削したと伝える。菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で知られる。
青ノ洞門
撮影:山梨勝弘
あお‐のり【青海苔】アヲ‥
緑藻類。体は1層の細胞から成る管状体。細長く、円筒状または葉状で繊細。長さ6〜30センチメートル。海産または汽水産、広く全世界の磯辺の岩などに着生。乾して食用。強い芳香あり。スジアオノリ・ウスバアオノリなどの類。乾苔。海苔菜。〈新撰字鏡12〉
あお‐の‐りゅうぜつらん【青の竜舌蘭】アヲ‥
「りゅうぜつらん」参照。
あお‐ば【青羽・青翅】アヲ‥
鳥や昆虫の青い羽。源氏物語若菜上「水鳥の―は色も変らぬを」
⇒あおば‐ありがた‐はねかくし【青翅蟻形羽隠虫】
⇒あおば‐せせり【青羽挵り】
⇒あおば‐はごろも【青翅羽衣】
あお‐ば【青葉】アヲ‥
①緑色の、木の葉。
②新たに芽ざした葉。若葉。また、若葉の茂ったもの。新緑。〈[季]夏〉。「―が目にしみる」
⇒あおば‐じょう【青葉城】
⇒あおば‐ずく【青葉梟】
⇒あおば‐の‐すだれ【青葉の簾】
⇒あおば‐の‐ふえ【青葉の笛】
⇒あおば‐もの【青葉者】
⇒あおば‐やみ【青葉闇】
⇒あおの【青野】
あお‐の‐どうもん【青の洞門】アヲ‥
大分県中津市本耶馬渓ほんやばけい町の山国川右岸のトンネル。僧禅海が18世紀中頃30年余を費やして開削したと伝える。菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で知られる。
青ノ洞門
撮影:山梨勝弘
あお‐のり【青海苔】アヲ‥
緑藻類。体は1層の細胞から成る管状体。細長く、円筒状または葉状で繊細。長さ6〜30センチメートル。海産または汽水産、広く全世界の磯辺の岩などに着生。乾して食用。強い芳香あり。スジアオノリ・ウスバアオノリなどの類。乾苔。海苔菜。〈新撰字鏡12〉
あお‐の‐りゅうぜつらん【青の竜舌蘭】アヲ‥
「りゅうぜつらん」参照。
あお‐ば【青羽・青翅】アヲ‥
鳥や昆虫の青い羽。源氏物語若菜上「水鳥の―は色も変らぬを」
⇒あおば‐ありがた‐はねかくし【青翅蟻形羽隠虫】
⇒あおば‐せせり【青羽挵り】
⇒あおば‐はごろも【青翅羽衣】
あお‐ば【青葉】アヲ‥
①緑色の、木の葉。
②新たに芽ざした葉。若葉。また、若葉の茂ったもの。新緑。〈[季]夏〉。「―が目にしみる」
⇒あおば‐じょう【青葉城】
⇒あおば‐ずく【青葉梟】
⇒あおば‐の‐すだれ【青葉の簾】
⇒あおば‐の‐ふえ【青葉の笛】
⇒あおば‐もの【青葉者】
⇒あおば‐やみ【青葉闇】
広辞苑 ページ 112 での【○青菜に塩】単語。