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○鷹は餓えても穂はつまずたかはうえてもほはつまず🔗🔉

○鷹は餓えても穂はつまずたかはうえてもほはつまず 節操のある人は、窮しても不義の財を貪らないことのたとえ。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「コリヤやい、―、渇しても盗泉の水は食はずといふに、人でなしと言はうか」 ⇒たか【鷹】 たか‐ばかり竹量・尺】 竹のものさし。〈倭名類聚鈔14〉 竹量 提供:竹中大工道具館 たかはぎ高萩】 茨城県北東部、太平洋に臨む市。明治期より常磐炭田の開発により発達したが、炭鉱は1973年閉山。現在は畜産のほか、製紙・製材が盛ん。人口3万3千。 たか‐はご】 小鳥を捕るしかけ。竿の先に黐もちを塗った小枝を付けて樹上に立て、下におとりを置く。 たかはし高梁】 岡山県西部、高梁川中流にある市。もと松山と称し、板倉氏5万石の城下町で、水運の要地として繁栄。吉備高原でのタバコ栽培、備中牛の取引で知られた。人口3万9千。 ⇒たかはし‐がわ【高梁川】 たか‐はし高橋】 高くかけた橋。催馬楽、沢田川「恭仁くにの宮人、や、―渡す」 たかはし高橋】 姓氏の一つ。古代の豪族。大和政権に仕えた膳臣かしわでのおみの嫡系で、後に高橋朝臣の姓を賜り、代々内膳司に仕えた。 ⇒たかはし‐うじぶみ【高橋氏文】 ⇒たかはし‐おでん【高橋お伝】 ⇒たかはし‐かげやす【高橋景保】 ⇒たかはし‐かずみ【高橋和巳】 ⇒たかはし‐けんじ【高橋健自】 ⇒たかはし‐これきよ【高橋是清】 ⇒たかはし‐さとみ【高橋里美】 ⇒たかはし‐ざんむ【高橋残夢】 ⇒たかはし‐しんきち【高橋新吉】 ⇒たかはし‐しんじ【高橋信次】 ⇒たかはし‐でいしゅう【高橋泥舟】 ⇒たかはし‐どうはち【高橋道八】 ⇒たかはし‐の‐むしまろ【高橋虫麻呂】 ⇒たかはし‐ゆいち【高橋由一】 ⇒たかはし‐よしとき【高橋至時】 たかはし‐うじぶみ高橋氏文‥ウヂ‥ 古代の氏文の一つ。宮内省内膳司に仕えた高橋氏が阿曇あずみ氏との勢力争いを有利にするため朝廷に提出した自家の由緒書。789年(延暦8)の家記に792年の太政官符を付加。逸文が伝わり、ほぼ復原。 ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐おでん高橋お伝】 上州生れ。殺人を犯すなど毒婦と評判された女性。1876年(明治9)捕らえられ、79年死刑。仮名垣魯文に「高橋阿伝夜叉譚やしゃものがたり」、河竹黙阿弥に「綴合於伝仮名書とじあわせおでんのかなぶみ」がある。(1851?〜1879) 高橋お伝 提供:毎日新聞社 ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐かげやす高橋景保】 江戸後期の天文・地理学者。至時よしときの長子。通称、作左衛門。天文方兼書物奉行。満州語・ロシア語にも通達。伊能忠敬の測量を監督、その地図を修成。シーボルトに洋書と交換に日本地図を与えた罪に問われ、獄死。(1785〜1829) ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐かずみ高橋和巳】 小説家・中国文学者。大阪生れ。京大助教授。戦後知識人の問題を社会的広がりの中に追求し、全共闘運動を支持、誠実に自己を問いつめた。小説「悲の器」「邪宗門」、評論集「文学の責任」など。(1931〜1971) 高橋和巳 提供:毎日新聞社 ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐がわ高梁川‥ガハ 岡山県の西部を南流する川。川辺川ともいう。鳥取県との境、明地峠に発源、高梁市を過ぎて成羽川を合わせ、倉敷市で小田川と合流し、水島灘に注ぐ。下流に岡山平野を形成。長さ111キロメートル。 ⇒たかはし【高梁】 たかはし‐けんじ高橋健自】 考古学者。仙台生れ。東京帝室博物館に勤務。著「鏡と剣と玉」「考古学」「銅鉾銅剣の研究」「日本原始絵画」など。(1871〜1929) ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐これきよ高橋是清】 財政家・政治家。江戸生れ。渡米して帰国後、英語教師などを転々。日本銀行入行後、日露戦争外債募集などで頭角をあらわし、日銀総裁・蔵相。原敬の暗殺後、首相・政友会総裁。一時引退するが、蔵相として復帰、金融恐慌・昭和恐慌の処理にあたる。二‐二六事件で殺害。(1854〜1936) 高橋是清 提供:毎日新聞社 ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐さとみ高橋里美】 哲学者。山形県生れ。東北大学学長。フッサールに学び、帰国後、現象学の紹介と導入に努めた。著「フッセルの現象学」「包弁証法」など。(1886〜1964) ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐ざんむ高橋残夢】 江戸後期の国学者。京都の人。香川景樹の門に入り、古歌の解釈から国語の語源研究に進み、言霊ことだまの存在を主張して一音一義説を立てた。著「国字定源」「和歌六体考」「言霊名義考」など。(1775〜1851) ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐しんきち高橋新吉】 詩人。愛媛県生れ。「ダダイスト新吉の詩」で、前衛的詩壇の旗手となった。詩集「胴体」など。(1901〜1987) 高橋新吉 撮影:田村 茂 ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐しんじ高橋信次】 放射線医学者。名大教授。愛知がんセンター総長。X線回転撮影法・X線多色撮影法・X線拡大撮影法を開発し、放射線診断学に寄与。文化勲章。(1912〜1985) ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐でいしゅう高橋泥舟‥シウ 幕末の幕臣。槍術に秀で、講武所教授となり、江戸城明け渡し後は徳川慶喜を護衛。山岡鉄舟・勝海舟と共に幕末三舟と称される。(1835〜1903) ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐どうはち高橋道八‥ダウ‥ 京焼の陶工。 ①(初代)名は光重。伊勢の人。宝暦(1751〜1764)の頃京へ移り、粟田口で製陶。松風亭空中と号した。(1749〜1804) ②(2代)初代の子。名は光時。和漢の古陶器を模し、また好んで置物類を作る。仁和寺宮から「仁」の字を賜り、仁阿弥と号し、最も著名。伏見桃山に移ったので、その焼物を桃山焼ともいう。(1783〜1855) ③(3代)光時の子。名は光英。染付・白磁などを作る。明治初年、有田焼を指導。(1811〜1879) ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐の‐むしまろ高橋虫麻呂】 奈良初期〜中期の歌人。姓かばねは連むらじ。作は万葉集に見え、多く「高橋連虫麻呂歌集」から取られ、伝説を詠じた点に特色がある。下級官吏として常陸国に赴任、「常陸風土記」の撰にもあずかったと伝える。 ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐ゆいち高橋由一】 明治初期の代表的洋画家。江戸生れ。川上冬崖に師事、ワーグマンの指導を受け、私塾の天絵楼を創立。独自のリアリズムを確立。作「花魁」「鮭」など。(1828〜1894) ⇒たかはし【高橋】 たかはし‐よしとき高橋至時】 江戸後期の天文暦学者。通称、作左衛門。号は東岡。家は大坂の定番同心。麻田剛立に天文暦学を学び、各種観測器械を工夫、実測。幕府天文方となり、寛政暦を完成。(1764〜1804) ⇒たかはし【高橋】 たか‐ばしら鷹柱】 タカの類、特にサシバの群が、秋に南方に渡るのに先立って、上昇気流をとらえて上昇する様子を言う語。多数の鳥が柱状に集まるところから。〈[季]秋〉 たか‐はた高繒】 高く積み上げた多くの織物。神功紀「千繒ちはた―」 たか‐ばた高機】 手織機の一種。地機じばたよりも丈高く、構造・作用の一段進歩したもので、踏木を踏んで綜絖そうこうを上下させて織る。錦・綾などの花文を織るのに用いる。大和機。京機。 たかばたけ高畠】 姓氏の一つ。 ⇒たかばたけ‐かしょう【高畠華宵】 ⇒たかばたけ‐たつしろう【高畠達四郎】 ⇒たかばたけ‐もとゆき【高畠素之】 たかばたけ‐かしょう高畠華宵‥クワセウ 画家。愛媛県生れ。本名、幸吉。流麗な線で美人画等を描き、雑誌の挿絵画家として人気を博す。(1888〜1966) ⇒たかばたけ【高畠】 たかばたけ‐たつしろう高畠達四郎‥ラウ 洋画家。東京生れ。慶大卒。フランス留学から帰国後、独立美術協会の創立に参加。(1895〜1976) 高畠達四郎 撮影:林 忠彦 ⇒たかばたけ【高畠】 たかばたけ‐もとゆき高畠素之】 社会思想家。前橋市生れ。同志社中退。堺利彦の売文社に入り、「資本論」を初めて全訳。第一次大戦後に国家社会主義運動に入る。(1886〜1928) ⇒たかばたけ【高畠】 たか‐ばち高鉢】 飯椀の形をした大きな飯鉢。 たか‐はな高花(→)天道花てんとうばなに同じ。 たか‐ばなし高話】 大きな声で話すこと。 たか‐はま高浜】 砂の高くつもっている浜。万葉集12「豊国の企救きくの―高々に君待つ夜らはさ夜ふけにけり」 たかはま高浜】 ①愛知県西部、知多湾北部の衣ヶ浦ころもがうら湾に面する市。三州瓦の産地で、臨海部には自動車工業が立地。人口4万1千。 ②福井県西端、若狭湾に臨む町。漁港・海水浴場として知られ、原子力発電所が立地。 たかはま高浜】 姓氏の一つ。 ⇒たかはま‐きょし【高浜虚子】 たかはま‐きょし高浜虚子】 俳人・小説家。本名、清。愛媛県松山生れ。二高中退。正岡子規に師事。「ホトトギス」を主宰して花鳥諷詠の客観写生を説いた。「五百句」「虚子俳話」など。「俳諧師」「風流懺法」など写生文の小説でも知名。文化勲章。(1874〜1959) 高浜虚子(1) 撮影:田村 茂 高浜虚子(2) 撮影:石井幸之助 ⇒たかはま【高浜】 たか‐ばやし竹林】 竹の林。たけやぶ。 たか‐はら竹原】 竹の林。たかやぶ。篁たかむらたか‐はら高原】 (古く地名などに見えるが、明治以後「高原こうげん」の訓読語として和歌などに用いる)高地の原。 たか‐はり高張】 ①値段を高くして欲ばること。また、その人。 ②高張提灯の略。 ⇒たかはり‐ぢょうちん【高張提灯】 たかはり‐ぢょうちん高張提灯‥ヂヤウ‥ 長い竿さおの先につけて高くあげるようにこしらえた提灯。たかちょうちん。 ⇒たか‐はり【高張】 たか‐ば・る高張る】 〔自四〕 値を高くつける。高く売る。武道伝来記「思ひの外に―・り金三枚と申出すを」 たか‐ひ高日】 天高く光る日。また、天上。 ⇒高日知らす た‐かび手柄】 (カビは柄の意)剣の柄つか。「たかみ」とも。神代紀「―取り握しばりて」 たか‐ひかる高光る】 〔枕〕 「ひ(日)」にかかる。 たか‐ひく高低】 高いことと低いこと。高低があって一様でないこと。でこぼこ。でくぼく。 たか‐ひざ高膝】 両膝を床などにつけて身を起こしていること。日葡辞書「タカヒザヲタツル」 たか‐ひざまずき高跪き‥ヒザマヅキ 両膝を地につけて身を起こしている姿勢。枕草子56「―といふゐずまひに、御前の方にむかひて」 たか‐びしゃ高飛車】 (タカピシャとも。将棋で飛車を自軍の前方に高く進め強圧する戦法をいうことから)相手を頭ごなしに威圧するさま。高圧的。歌舞伎、勧善懲悪覗機関「爰は一番―にお上の力を借りにやあ行かない」。「―に出る」「―な物言い」

広辞苑 ページ 12030 での○鷹は餓えても穂はつまず単語。