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ちゅうろん【中論】🔗🔉

ちゅうろん中論】 (Madhyamaka-kārikā 梵 中ちゅうについての頌じゅの意)仏書。竜樹の主著。縁起・空性くうしょう・仮(認識上の仮説けせつ)の在りかを明らかにし、中道(中の実践)を課題とする論書。大乗仏教の空思想を理論的に基礎づける。青目しょうもくの注釈の鳩摩羅什くまらじゅうによる漢訳がある。中観ちゅうがん論。→中道→中観ちゅうがん

広辞苑 ページ 12804 での中論単語。