複数辞典一括検索+

○ばつを合わせるばつをあわせる🔗🔉

○ばつを合わせるばつをあわせる 調子を合わせる。話のつじつまを合わせる。 ⇒ばつ はて果て】 ①はてること。おわり。すえ。かぎり。最後。古今和歌集「―はものうくなりぬべらなり」。「挙げ句の―」「旅路の―」「―が無い」 ②人の死後の忌いみ・喪の終り。通例は四十九日の終わる日。また、一周忌。天皇などの場合は諒闇の明ける年。源氏物語総角「御―のこと、いそがせ給ふ」 ③人や家筋などの年月を経た状態。特に、おちぶれた状態。謡曲、関寺小町「御身は小町が―ぞとよ」。「なれの―」 ④(「涯」とも書く)山野・海などの遠くの端はし。際涯。かぎり。「世界の―までも」 は‐て八手】 刈り取った稲などを乾す木。はで木。泊木はつき。曾丹集「山賤の―に刈りほす麦の穂の」 はて 〔感〕 怪しみ、あるいは当惑するときに発する声。考えかえす時に発する声。さて。はてな。「―、誰が来たのだろう」 はで派手】 (破手の転という)色どり・装い・行動などが華やかなこと。すべて物事がはなやかで人目をひくさま。けばけばしいこと。「―な柄」「―にふるまう」「―好き」↔地味 は‐で破手】 (「葉手」「端手」とも書く)(→)破手組に同じ。 パテpâté フランス】 細かく挽いて調味した肉・魚などをパイ生地で包み、オーブンで焼いた料理。 パテputty】 接合剤の一種。木材の目止めなどに使うゴム状物質で、亜鉛華・炭酸カルシウムなどの固体粉末を乾性油などでこねたもの。また、鉄管の継目に塗って洩れを防ぐものなどもいう。 は‐てい破堤】 堤防がこわれること。また、こわれた堤防。 ば‐てい馬丁】 駄馬の口取り。乗馬の口取り。べっとう。 ば‐てい馬蹄】 うまのひづめ。 ⇒ばてい‐ぎん【馬蹄銀】 ⇒ばてい‐けい【馬蹄形】 ⇒ばてい‐ら【馬蹄螺】 バディbuddy】 二人組の一方。また、なかま。相棒。 ハディースḥadīth アラビア】 (伝承の意)ムハンマドの言行や事蹟についての記録。個々のハディースは短いが、それらを集成した種々のハディース集が伝わる。預言者言行録。 パティオpatio スペイン】 スペイン風の中庭。 ばてい‐ぎん馬蹄銀】 もと中国で、巨額の取引に、通貨のように用いた馬蹄形の銀塊。普通1個の重量50両(約1800グラム)。沓銀。元宝。 ⇒ば‐てい【馬蹄】 ばてい‐けい馬蹄形】 馬のひづめの形。 ⇒ば‐てい【馬蹄】 パティシエpâtissier フランス】 洋菓子職人。 バティスタFulgencio Batista y Zaldívar】 キューバの軍人・政治家。大統領(1940〜1944・1952〜1958)。1934年軍の実権を掌握し、以後キューバ政治を支配。親米独裁政権化するが、キューバ革命により敗北し、亡命。(1901〜1973) バティックbatik マレー(→)ジャワ更紗に同じ。 ばてい‐ら馬蹄螺】 ニシキウズ科の巻貝。殻は円錐形で高さ5センチメートルになる。殻表は灰黒色で成長脈が斜めに走る。底面は平らで中央にへそあなが開く。潮間帯の岩礁にすみ、房総半島以南に分布。食用。シッタカ。カジメダマ。 ⇒ば‐てい【馬蹄】 ハデヴェイヒHadewijch】 13世紀ネーデルラントの女性神秘家。宮廷恋愛文学を書き、愛たるキリストと魂との神秘的合一を描く。著「幻視」。生没年未詳。 はデウス破提宇子⇒はだいうす はて‐がた果て方】 はてに近い頃。おわりの頃。伊勢物語「よみ―に」 はて‐くち果て口】 命の果てるきっかけ。破滅のもと。天草本伊曾保物語「この麻が生長して羂わなとなり、網とならば、われらが―ぢや」 はで‐ぐみ破手組】 三味線組歌の一分類。最古の本手組に対して、後年新手法を加えて作られた「待つに御座れ」など7曲。柳川検校の作曲と伝える。破手。 はて‐さて 〔感〕 感心したり、驚き当惑したりする時に発する語。はてはて。さてさて。「―あきれた奴だ」 はて‐し果てし】 (シは強めの助詞。打消の語を伴って)かぎり。おわり。きり。はて。〈日葡辞書〉。「―の無い話」 ⇒はてし‐な・い【果てし無い】 はてし‐な・い果てし無い】 〔形〕[文]はてしな・し(ク) ずっと続いて終りがない。「―・く続く戦い」 ⇒はて‐し【果てし】 はで‐しゃ派手者】 派手にかざる人。派手を好む人。 ハデスHadēs】 ①ギリシア神話で、冥界の王者。クロノスの子、ゼウスの兄。富の神としてプルトンと呼ばれることもある。ハイデス。 ②転じて、冥界の称。 はですがたおんなまいぎぬ艶容女舞衣‥ヲンナマヒ‥ 浄瑠璃。竹本三郎兵衛ほか合作の世話物。1772年(安永1)初演。「酒屋」の段が有名。後に歌舞伎化。→三勝半七さんかつはんしち →文献資料[艶容女舞衣(酒屋の段)] はで‐ずき派手好き】 目立つ行動が好きなさま。はでな物事を好むこと。はでごのみ。「―な男」 はて‐だいこ果て太鼓】 演劇・相撲などの終りに打つ太鼓。仕舞太鼓。打出し太鼓。 はて‐つ‐かた果てつ方】 おわりの頃。はてがた。狭衣物語3「念仏の回向の―に」 はて‐な 〔感〕 「はて」に間投助詞「な」の付いた語。「はて」に、さらに怪しみいぶかる気持を添える。「―、盗まれたかな」 ⇒はてな‐マーク はてな‐マーク 疑問符を俗にいう語。 ⇒はて‐な はて‐の‐お果緒‥ヲ 琴の13弦のうち、最も手前にある最高音の巾きんの弦。千載和歌集「いまはとてかきなす琴の―の心細くもなりまさるかな」→箏そう はて‐の‐こと果ての事(→)「はてのわざ」に同じ。 はて‐の‐つき果ての月】 12月。極月ごくげつ。師走しわす。蜻蛉日記「―の十日」 はて‐の‐とし果ての年】 諒闇りょうあんの明けた年。枕草子138「円融院の御―」 はて‐の‐はつか果ての二十日】 (西日本で)12月20日。山仕事に行くことを忌む。 はて‐の‐わざ果ての業】 死者の四十九日、または一周忌の仏事。果ての事。源氏物語「御―も、やうやう近うなり侍りにけり」 はて‐はて果て果て】 はてのはて。とどのつまり。結局。拾遺和歌集「世の中をかくいひいひの―は」 はではで‐し・い派手派手しい】 〔形〕 著しく目立ち、いかにも派手である。 はで‐やか派手やか】 はでなさま。はなやかなさま。華麗。「―な舞台衣装」 は・てる果てる】 〔自下一〕[文]は・つ(下二) ①限界に行きつく。行きどまる。おわる。きわまる。万葉集10「昨日こそ年は―・てしか春霞春日の山にはや立ちにけり」。大鏡実頼「任―・ててのぼられけるに」。日葡辞書「ノウ(能)ガハテタ」 ②すっかりなくなる。失せる。竹取物語「罪の限り―・てぬればかく迎ふる」。「―・てることのない悲しみ」 ③死ぬ。源氏物語薄雲「灯火などの消え入るやうにて―・て給ひぬれば」。天草本平家物語「上より突き落せば菱につらぬかれて、遂に―・てられたと申す」。「戦場で―・てた人」 ④(動詞の連用形に付いて)すっかり…する。…しおわる。源氏物語若菜下「いふかひなくはやりかなる口ごはさにえ言ひ―・て給はで」。天草本平家物語「いつの間に変り―・てたお心ぞ」。「あきれ―・てる」「見―・てぬ夢」 ば・てる 〔自下一〕 (「果てる」の転か。もとスポーツや競馬で用いた語)疲れてぐったりする。疲れて動けなくなる。 はてるま‐じま波照間島】 沖縄県南西部、八重山諸島の島。石垣島の南西60キロメートル、隆起珊瑚礁から成る。サトウキビを産する。 パデレフスキIgnacy Jan Paderewski】 ポーランドのピアノ奏者・作曲家・政治家。ショパンの演奏家として知られる。祖国の独立に尽くし、1919〜20年初代首相。(1860〜1941) バテレン伴天連・破天連】 (padre ポルトガル 神父の意) ①キリスト教が日本に伝来した時、宣教に従事した司祭の称号。パードレ。パーデレ。対治邪執論「ロレンソ、―に代り天主教を説き」。「キリシタン‐―」→イルマン→文献資料[伴天連追放令] ②キリシタンすなわちキリスト教の俗称。 ⇒バテレン‐ついほうれい【伴天連追放令】 バテレン‐ついほうれい伴天連追放令‥ハウ‥ 1587年(天正15)豊臣秀吉が九州平定の直後、筑前箱崎で発した禁止令。キリシタンを禁じ、バテレンを20日以内に国外追放することを命じた。実効力は少なかった。 →文献資料[伴天連追放令] ⇒バテレン【伴天連・破天連】 は‐てんこう破天荒‥クワウ (「天荒」は天地未開の時の混沌たるさまで、これを破りひらく意)今まで誰もしなかったことをすること。未曾有。前代未聞。「―の大事業」 パテントpatent】 専売特許。特許権。 はと鳩・鴿】 ①ハト目ハト科の鳥の総称。ほとんど全世界に分布し、約300種。全長20〜80センチメートル。嘴くちばしは短く厚みがあり、体はずんぐりしている。日本にはカラスバト・キジバト・アオバトなどが分布。また、ヨーロッパ・中東・南アジア原産のカワラバトが家禽かきん化され、愛玩用・観賞用・食用など多くの品種がある。それが野生化し、都市周辺などに多く、ドバトと呼ばれる。平和の象徴とされる。古事記「波佐の山の―の下泣したなきに泣く」 カラスバト(雄) 撮影:小宮輝之 カンムリバト 撮影:小宮輝之 ソデグロバト 撮影:小宮輝之 ミカドバト 撮影:小宮輝之 ②紋所の名。鳩の形を図案化したもの。 ⇒鳩が豆鉄砲を食ったよう ⇒鳩に三枝の礼あり ⇒鳩吹く ⇒鳩を憎み豆を作らぬ はと波戸・波止】 (「はと」は、中国語の馬頭・灞頭・埠頭などからか。一説に、ハテ(泊)の転)海中に細長く土石を突き出した構築物。波を防ぎ、また、荷物の揚卸しにも用いる。はとば。埠頭ふとう。防波堤。 は‐とう坡塘‥タウ どて。堤防。 は‐とう波頭】 ①波の上。海上。 ②波がしら。 は‐とう波濤‥タウ 大波。高い波。「万里の―」 は‐どう波動】 ①波。波のような動き。 ②〔理〕空間的にも時間的にも変動するような場の運動。同じ時刻に場の量が同じ値をとる点から成る面を波面といい、波面が球または平面のとき球面波・平面波という。場の量がベクトル量のとき、このベクトルが波の進行方向に平行ならば縦波たてなみ、垂直ならば横波よこなみと呼ぶ。→波形はけい→干渉→回折⇒はどう‐かんすう【波動関数】 ⇒はどう‐せつ【波動説】 ⇒はどう‐ほうていしき【波動方程式】 ⇒はどう‐りきがく【波動力学】 は‐どう覇道‥ダウ 儒教で、武力・権謀を用いて国を治めること。覇者の政道。↔王道 バトゥBatu・抜都】 キプチャク‐ハン国の創始者。ジンギス汗の長子ジュチ(朮赤)の第2子。父の没後、ハン位を継ぎキプチャク部を統轄。1236年よりロシア・東欧に侵入、ロシア諸侯を撃破。43年ヴォルガ河畔のサライに都し、ハン国を樹立。(在位1227〜1255)(1207〜1255) ばとう抜頭・撥頭・髪頭】 雅楽の唐楽、太食調たいしきちょうの林邑楽系の曲。管弦にも舞楽にも用いる。4分の6拍子と4分の5拍子の演奏法がある。長髪のある仮面をつけ、桴ばちを持ち髪を振り乱して舞う。一人舞。 ば‐とう罵倒‥タウ (「倒」は動作の激しいことを表す助辞)はげしくののしること。ひどく悪く言うこと。「相手を―する」 パドヴァPadova】 イタリア北部、ヴェネツィア西方の都市。ローマ時代から栄え、ガリレオが教えたパドヴァ大学のほか、古い建造物が多い。人口21万(2004)。 は‐とうがらし葉唐辛子‥タウ‥ 食用とする唐辛子の若葉。佃煮つくだになどにする。 はどう‐かんすう波動関数‥クワン‥ ①座標および時間を独立変数として波動を表す関数。すなわち波動方程式を満足する関数。 ②量子力学において、波動方程式の解として得られ、物質粒子の運動状態を記述する関数。 ⇒は‐どう【波動】 ばとう‐かんのん馬頭観音‥クワンオン (梵語Hayagrīva)頭上に馬頭をいただいて忿怒の相をなした変化へんげ観音。馬頭を直接頭にするものもある。六観音・七観音の一つ。普通は三面で、二臂にひ・八臂はっぴ像などがある。馬頭明王ともいい、八大明王の一つ。馬の保護神として、特に江戸時代に広く信仰された。 馬頭観音 ばとう‐きん馬頭琴】 モンゴルの擦弦楽器。元来は皮を張った箱型の胴に長い棹をもつ、胡弓の一種。近年では木の胴にf字孔をつけるものもある。棹の先に馬の頭の飾りをつける。2弦で、馬尾毛ばすを使用。モリンフール。 馬頭琴 はどう‐せつ波動説】 光の本質は何らかの媒質における波動であるという説。ギリシア時代から光は波動か粒子か両論あったが、近代になって、オランダの物理学者ホイヘンスが波動説の基礎を樹立。 ⇒は‐どう【波動】 はどう‐ほうていしき波動方程式‥ハウ‥ ①波動を数学的に表す一種の運動方程式。弾性波や電磁波の方程式の類で、一般には座標および時間の関数として媒質の変位を表すような2階偏微分へんびぶん方程式である。 ②量子力学で物理系の時間的な発展を記述する方程式。→波動力学⇒は‐どう【波動】 ば‐とうゆ馬桐油】 旅人が馬上で、荷物とともに身をおおうための大きな桐油合羽カッパはどう‐りきがく波動力学】 ド=ブロイの物質波の考えを発展させて、1926年シュレーディンガーが確立した力学。のちハイゼンベルクの行列力学と同等のものであることが明らかにされ、量子力学として統一された。→量子力学→物質波 ⇒は‐どう【波動】 ばとうれい馬兜鈴】 〔植〕ウマノスズクサの漢名。〈書言字考節用集〉 ハトゥンkhatun トルコ・可敦】 唐代、突厥とっけつ・回紇ウイグルなどの君主の妻。 はと‐お鳩尾‥ヲ (→)「きゅうび」1に同じ。 パト‐カー パトロール‐カーの略。

広辞苑 ページ 15929 での○ばつを合わせる単語。