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○火蓋を切るひぶたをきる🔗⭐🔉
○火蓋を切るひぶたをきる
火蓋を開けて、発火の用意をする。発砲する。転じて、戦闘行動を開始する。戦端を開く。西鶴織留2「火蓋を切れば、あはれや二匹ともに落ちけるを」。「選挙戦の火蓋が切られた」
▷「幕を切って落とす」と混同して、「火蓋を切って落とす」ともいう。
⇒ひ‐ぶた【火蓋】
ひ‐ふっ
矢を射る響きにいう語。ひいふっ。
ひ‐ぶつ【秘仏】
信仰上の理由で、厨子ずしの中などに納めてふだんは人に見せない仏像。「―開扉」
び‐ぶつ【美物】
味のよい物。今昔物語集4「これは極めたる―なり」
ビフテキ
(ビーフ‐ステーキの訛)厚めに切った牛肉を焼いた料理。ビーフ‐ステーキ。
ひふ‐でんき‐はんしゃ【皮膚電気反射】
皮膚に感じない程度のわずかな電流を通じて、この電流の変化を観察するとき現れる反応。情動興奮の時には汗腺活動によって電気抵抗が減少し、電流がよけいに流れる。精神電流反射。精神電気反応。
ひ‐ぶね【火船】
①船戦で薪・藁などを積み、風上から火をつけて流し、敵船に火をつけるのに用いた船。
②数艘一組で夜間網漁を行う際、火を焚く船。〈日葡辞書〉
ひふ‐びょう【皮膚病】‥ビヤウ
皮膚に生じる病症。皮膚だけに限局して見られ、全身とは関係のないものと、全身病の部分症状であるものとがある。
ひぶ‐ほけん【日歩保険】
日歩によって保険料を算定する火災保険。日々数量の変動する商品、特に在庫品などに適用する。
ひ‐ふみ【日文】
神代文字じんだいもじと称せられるものの一つ。平田篤胤が「神字日文伝かんなひふみのつたえ」に挙げているもので、対馬国の卜部阿比留氏の秘伝というヒフミヨイムナヤコトモチロなどの47音をあらわす表音文字。実は朝鮮のハングルに模して偽作したもの。
日文
ひ‐ぶみ【日文】
毎日書いて送る手紙。浄瑠璃、長町女腹切「飽かぬ別れの朝あしたより、―血文の付け届け」
ひふ‐もんが‐しょう【皮膚紋画症】‥グワシヤウ
皮膚をガラス棒・爪などでこすると、その線の通りに貧血・充血・隆起を相ついで発生する症状。蕁麻疹じんましんなどのアレルギーに関連するといわれる。皮膚描画症。
びぶら
(北陸地方で)山林中の落葉を掻き寄せる熊手。びびら。びんびら。
ビブラート【vibrato イタリア】
音を際立たせるために音声や楽器音を細かくふるわせる奏法や唱法。震動音。
ビブラフォン【vibraphone】
打楽器。マリンバに似るが鋼鉄製。各音板下の共鳴管の中に円板を組みこみ、モーターで回転して共鳴音に振動を与える。
ひ‐ぶり【火振り】
①松明たいまつなどをふりまわすこと。謡曲、烏帽子折「―の親方として、一番に斬つて入りしを」
②暗夜に松明などをともして行う漁。焼網。夜振り。夜焚き。焚き寄せ。
ビブリオ【vibrio】
真っ直ぐな、あるいは湾曲したグラム陰性桿菌。一端に1本あるいは菌体周囲に多数の鞭毛を持ち活発に運動する。ヒトに病原性を示す菌種が多い。コレラ菌・腸炎ビブリオ・ビブリオ‐ブルニフィカスなどの類。
ビブリオグラフィー【bibliography】
①書籍に関する学問。書誌学。
②ある主題に関する参考文献目録。
ビブリオマニア【bibliomania】
蔵書狂。書籍収集癖。書痴。
ひふりゃく【秘府略】
一種の百科全書。831年(天長8)勅を奉じて滋野貞主しげののさだぬしらが撰。中国の群書から関連した記文を引用し部類を立てたもの。引用書は1500種余に及ぶ。平安初期の漢文学隆盛の記念塔ともいうべきもの。1000巻のうち2巻のみ現存。
ひ‐ぶるい【日震い】‥ブルヒ
毎日おこるおこり。マラリア熱。〈日葡辞書〉
ひ‐ぶろ【日風呂】
毎日欠かさず入浴すること。ぜいたくとされた。日本永代蔵3「花見・舟遊び・―入り」
ビブロス【Byblos】
レバノン北部の都市ジュベイルの古名。古代のフェニキア時代に栄え、遺跡は世界遺産。
ビブロス
提供:JTBフォト
ひ‐ふん【悲憤】
かなしみ、いきどおること。
⇒ひふん‐こうがい【悲憤慷慨】
ひ‐ぶん【非分】
①身分に過ぎたこと。過分。
②道理にあわないこと。非理。
ひ‐ぶん【碑文】
石碑に彫る文章。碑に彫った文。ひもん。
び‐ふん【微粉】
細かい粉。
⇒びふん‐たん【微粉炭】
び‐ぶん【美文】
美しい語句を用い、修飾をつくした文。特に明治中期、文壇に流行した擬古文。「―調」
び‐ぶん【微分】
〔数〕ある関数の微分係数を求めること。関数y=f(x)において、xが微小量hだけ変化したときf′(x)hをdyと書きyの微分という。ただしf′(x)はf(x)の導関数。↔積分。→微分係数。
⇒びぶん‐がく【微分学】
⇒びぶん‐きかがく【微分幾何学】
⇒びぶん‐けいすう【微分係数】
⇒びぶん‐ほうていしき【微分方程式】
ピブン【Luang Phibun Songkhram】
タイ国の軍人・政治家。1932年立憲革命を指導。38年首相。第二次大戦中、日本に協力し、戦後失脚。48年再び首相。親米反共政策を推進。57年クーデターが起こり、日本に亡命。(1897〜1964)
びぶん‐がく【微分学】
(differential calculus)数学の一分科。独立変数の値の変化に対する関数の値の変化の割合を考察し、これに基づいて関数の種々の性質を研究する学問。積分学とともに解析学の基礎をなす。
⇒び‐ぶん【微分】
びぶん‐きかがく【微分幾何学】
微積分を用いて曲率などの概念を導入し、曲線・曲面の性質などを研究する幾何学。ガウスらによって体系づけられた。
⇒び‐ぶん【微分】
びぶん‐けいすう【微分係数】
関数y=f(x)のx=aにおける平均変化率の極限値。すなわちx=aにおける平均変化率{f(a+h)−f(a)}/hにおいて微小量hを0に近づけた場合の極限値が存在すれば、それをaにおけるf(x)の微分係数といい、f′(a)と表す。また、このときf(x)はx=aで微分可能という。なお、aを変数として考え、f′(x)を導関数という。微係数。変化率。微分商。
⇒び‐ぶん【微分】
ひふん‐こうがい【悲憤慷慨】‥カウ‥
思うようにならない世の中や自分の身の上に対して、悲しみいきどおり嘆くこと。
⇒ひ‐ふん【悲憤】
ひぶん‐しょう【飛蚊症】‥シヤウ
眼球の硝子しょうし体に浮遊性の混濁こんだくを生じ、その混濁が網膜に映じて眼前に蚊が飛ぶように見える状態。
びふん‐たん【微粉炭】
微粉状の石炭。粉炭よりさらに細かく、粒度3ミリメートル以下のもの。火力発電のボイラーなどで使用。
⇒び‐ふん【微粉】
びぶん‐ほうていしき【微分方程式】‥ハウ‥
未知関数の導関数を含んだ方程式。未知関数が1変数のとき常微分方程式といい、多変数のとき偏微分方程式という。
⇒び‐ぶん【微分】
ひ‐へい【疲弊】
①つかれよわること。「心身の―」
②経済的に窮乏すること。「農村が―する」
ひべいかつどう‐いいんかい【非米活動委員会】‥クワツ‥ヰヰンクワイ
(Un-American Activities Committee)米国議会下院の常任委員会の一つ。国内の破壊的活動を調査する目的で1938年特別委員会として発足、45年常任化。反リベラルの立場でマッカーシズムを強める役割を果たした。69年国内治安委員会と改称。75年廃止。
び‐へいそく【鼻閉塞】
鼻口・鼻腔から上咽頭に至る気道が、粘膜の肥厚、分泌物または異物などにより狭窄きょうさくして呼吸が妨げられる症状。はなづまり。
ひ‐へぎ【引倍木】
ヒキヘギの約。栄華物語駒くらべ「御下襲の菊の―かがやきて」
ピペット【pipette】
一定容積の液体を加え、または取り出すための液量計。先端が細くて、標線あるいは目盛のあるガラス管。
ピペット
ピペリン【piperine】
分子式C17H19NO3 アルカロイドの一つ。コショウの辛味の主成分。無色の結晶。殺虫剤・健胃剤として使用。
ビベロ【Rodrigo de Vivero y Velasco】
スペインのフィリピン臨時総督。1609年(慶長14)メキシコへ帰任の途中、難破して上総国かずさのくに岩和田に漂着。徳川家康から日本・メキシコ貿易を依頼され、翌年帰任した。著「ドン=ロドリゴ日本見聞録」。(1564〜1636)
ピペロナール【piperonale】
〔化〕(→)ヘリオトロピンに同じ。
ひ‐へん【日偏】
漢字の偏の一種。「明」「時」などの偏の「日」の称。にちへん。
ひ‐へん【火偏】
漢字の偏の一種。「灯」「煙」などの偏の「火」の称。
ひ‐ほ【裨補】
たすけおぎなうこと。たすけ。
ひぼ【紐】
ヒモの訛。浜松中納言物語1「から組の―長やかに」
ひ‐ぼ【悲母】
慈悲深い母。慈母。「―観音」
び‐ぼいん【鼻母音】
〔言〕空気が鼻腔へ抜けて、そこで共鳴音を出す母音。フランス語に特徴的。日本語では、母音に先行するンは鼻母音となる。
ひ‐ほう【庇保】
(主として明治期に用いた語)かばうこと。庇護。
ひ‐ほう【非法】‥ハフ
法にはずれること。
ひ‐ほう【飛報】
いそぎのしらせ。急報。
ひ‐ほう【秘方】‥ハウ
秘密とされている薬物の調合の方法。
ひ‐ほう【秘宝】
大切にし、みだりに人に見せない宝。
ひ‐ほう【秘法】‥ハフ
秘密の方法。
ひ‐ほう【秘法】‥ホフ
〔仏〕秘密の修法しゅほう。広義には密教の修法のすべてを指すが、狭義には特にその中でもみだりに伝授しないものをいう。
ひ‐ほう【悲報】
悲しいしらせ。「―が届く」
ひ‐ぼう【非望】‥バウ
身分不相応の望み。身分以上の無理な望み。黒岩涙香、金剛石の指環「妻は弁わきまへ深き女にして猥みだりに―を企てず」。「―を抱く」
ひ‐ぼう【誹謗】‥バウ
(古くはヒホウ)そしること。悪口を言うこと。「他人を―する」
⇒ひぼう‐ちゅうしょう【誹謗中傷】
び‐ほう【弥縫】
①おぎない合わせること。
②失敗・欠点などを一時的にとりつくろうこと。「―策」
び‐ぼう【美貌】‥バウ
美しい容貌。「若さと―」
び‐ぼう【備忘】‥バウ
忘れた時の用意に備えること。
⇒びぼう‐ろく【備忘録】
びぼう‐じん【未亡人】‥バウ‥
⇒みぼうじん。夏目漱石、こゝろ「奥さんの態度は、さすがに軍人の―だけあつて要領を得てゐました」
ひぼう‐ちゅうしょう【誹謗中傷】‥バウ‥シヤウ
根拠のない悪口を言って相手を傷つけること。
⇒ひ‐ぼう【誹謗】
ひ‐ぼうりょく【非暴力】
暴力を用いないこと。特に、暴力を用いることなく抵抗する運動・思想。インドのガンディーが編み出し、キング牧師などに大きな影響を与えた。
びぼう‐ろく【備忘録】‥バウ‥
忘れた時の用心に書きとめておくノート。手控え。忘備録。
⇒び‐ぼう【備忘】
ひぼか・す
〔他四〕
魚などを火にあてて乾かす。〈日葡辞書〉
ひ‐ぼく【婢僕】
下女と下男。ぼくひ。
び‐ぼく【眉目】
⇒びもく。〈日葡辞書〉
ヒポクラテス【Hippokratēs】
古代ギリシアの医師。コス島の人。病人についての観察や経験を重んじ、当時の医術を集大成、医学の祖あるいは医術の父と称される。(前460頃〜前375頃)
⇒ヒポクラテス‐の‐ちかい【ヒポクラテスの誓い】
ヒポクラテス‐の‐ちかい【ヒポクラテスの誓い】‥チカヒ
ヒポクラテスの属したコス派の医師集団に由来するといわれる医師の職業倫理を述べた誓文。古今を通じて医師のモラルの最高の指針とされる。
⇒ヒポクラテス【Hippokratēs】
ヒポクリット【hypocrite】
偽善者。猫かぶり。
ひほけん‐しゃ【被保険者】
損害保険では、損害の填補てんぽを受けるべき者。生命保険では、その生死が保険事故とされる当事者。↔保険者
ひほけん‐ぶつ【被保険物】
損害保険で、一定の事故によって損害が生じた時に、保険者からその填補てんぽを受けるべき目的物。保険の目的。
ひほご‐こく【被保護国】
「保護国」参照。
ヒポコンデリー【Hypochondrie ドイツ】
(→)心気症に同じ。
ひぼさい‐しゅぎ【非募債主義】
政策上、公債、特に歳入調達のための長期公債の発行を避ける財政方針。
ひ‐ほさ‐にん【被保佐人】
〔法〕精神上の障害により事理弁識能力が著しく不十分で、家庭裁判所から保佐開始の審判を受けた者。一定の法律行為に保佐人の同意を必要とする。
ひ‐ぼし【干乾し】
食物がなくて飢えやせること。「―になる」
ひ‐ぼし【日干し・日乾し】
日光にあてて干すこと。また、そのもの。
⇒ひぼし‐れんが【日干し煉瓦】
ひ‐ぼし【火干し・火乾し】
火にあぶって干すこと。また、そのもの。
ひ‐ほじょ‐にん【被補助人】
〔法〕成年後見のひとつである補助に付せられている人。精神上の障害により事理弁識能力が不十分な場合に認定される。
ひぼし‐れんが【日干し煉瓦】‥グワ
(→)アドベに同じ。
⇒ひ‐ぼし【日干し・日乾し】
ひ‐ぶみ【日文】
毎日書いて送る手紙。浄瑠璃、長町女腹切「飽かぬ別れの朝あしたより、―血文の付け届け」
ひふ‐もんが‐しょう【皮膚紋画症】‥グワシヤウ
皮膚をガラス棒・爪などでこすると、その線の通りに貧血・充血・隆起を相ついで発生する症状。蕁麻疹じんましんなどのアレルギーに関連するといわれる。皮膚描画症。
びぶら
(北陸地方で)山林中の落葉を掻き寄せる熊手。びびら。びんびら。
ビブラート【vibrato イタリア】
音を際立たせるために音声や楽器音を細かくふるわせる奏法や唱法。震動音。
ビブラフォン【vibraphone】
打楽器。マリンバに似るが鋼鉄製。各音板下の共鳴管の中に円板を組みこみ、モーターで回転して共鳴音に振動を与える。
ひ‐ぶり【火振り】
①松明たいまつなどをふりまわすこと。謡曲、烏帽子折「―の親方として、一番に斬つて入りしを」
②暗夜に松明などをともして行う漁。焼網。夜振り。夜焚き。焚き寄せ。
ビブリオ【vibrio】
真っ直ぐな、あるいは湾曲したグラム陰性桿菌。一端に1本あるいは菌体周囲に多数の鞭毛を持ち活発に運動する。ヒトに病原性を示す菌種が多い。コレラ菌・腸炎ビブリオ・ビブリオ‐ブルニフィカスなどの類。
ビブリオグラフィー【bibliography】
①書籍に関する学問。書誌学。
②ある主題に関する参考文献目録。
ビブリオマニア【bibliomania】
蔵書狂。書籍収集癖。書痴。
ひふりゃく【秘府略】
一種の百科全書。831年(天長8)勅を奉じて滋野貞主しげののさだぬしらが撰。中国の群書から関連した記文を引用し部類を立てたもの。引用書は1500種余に及ぶ。平安初期の漢文学隆盛の記念塔ともいうべきもの。1000巻のうち2巻のみ現存。
ひ‐ぶるい【日震い】‥ブルヒ
毎日おこるおこり。マラリア熱。〈日葡辞書〉
ひ‐ぶろ【日風呂】
毎日欠かさず入浴すること。ぜいたくとされた。日本永代蔵3「花見・舟遊び・―入り」
ビブロス【Byblos】
レバノン北部の都市ジュベイルの古名。古代のフェニキア時代に栄え、遺跡は世界遺産。
ビブロス
提供:JTBフォト
ひ‐ふん【悲憤】
かなしみ、いきどおること。
⇒ひふん‐こうがい【悲憤慷慨】
ひ‐ぶん【非分】
①身分に過ぎたこと。過分。
②道理にあわないこと。非理。
ひ‐ぶん【碑文】
石碑に彫る文章。碑に彫った文。ひもん。
び‐ふん【微粉】
細かい粉。
⇒びふん‐たん【微粉炭】
び‐ぶん【美文】
美しい語句を用い、修飾をつくした文。特に明治中期、文壇に流行した擬古文。「―調」
び‐ぶん【微分】
〔数〕ある関数の微分係数を求めること。関数y=f(x)において、xが微小量hだけ変化したときf′(x)hをdyと書きyの微分という。ただしf′(x)はf(x)の導関数。↔積分。→微分係数。
⇒びぶん‐がく【微分学】
⇒びぶん‐きかがく【微分幾何学】
⇒びぶん‐けいすう【微分係数】
⇒びぶん‐ほうていしき【微分方程式】
ピブン【Luang Phibun Songkhram】
タイ国の軍人・政治家。1932年立憲革命を指導。38年首相。第二次大戦中、日本に協力し、戦後失脚。48年再び首相。親米反共政策を推進。57年クーデターが起こり、日本に亡命。(1897〜1964)
びぶん‐がく【微分学】
(differential calculus)数学の一分科。独立変数の値の変化に対する関数の値の変化の割合を考察し、これに基づいて関数の種々の性質を研究する学問。積分学とともに解析学の基礎をなす。
⇒び‐ぶん【微分】
びぶん‐きかがく【微分幾何学】
微積分を用いて曲率などの概念を導入し、曲線・曲面の性質などを研究する幾何学。ガウスらによって体系づけられた。
⇒び‐ぶん【微分】
びぶん‐けいすう【微分係数】
関数y=f(x)のx=aにおける平均変化率の極限値。すなわちx=aにおける平均変化率{f(a+h)−f(a)}/hにおいて微小量hを0に近づけた場合の極限値が存在すれば、それをaにおけるf(x)の微分係数といい、f′(a)と表す。また、このときf(x)はx=aで微分可能という。なお、aを変数として考え、f′(x)を導関数という。微係数。変化率。微分商。
⇒び‐ぶん【微分】
ひふん‐こうがい【悲憤慷慨】‥カウ‥
思うようにならない世の中や自分の身の上に対して、悲しみいきどおり嘆くこと。
⇒ひ‐ふん【悲憤】
ひぶん‐しょう【飛蚊症】‥シヤウ
眼球の硝子しょうし体に浮遊性の混濁こんだくを生じ、その混濁が網膜に映じて眼前に蚊が飛ぶように見える状態。
びふん‐たん【微粉炭】
微粉状の石炭。粉炭よりさらに細かく、粒度3ミリメートル以下のもの。火力発電のボイラーなどで使用。
⇒び‐ふん【微粉】
びぶん‐ほうていしき【微分方程式】‥ハウ‥
未知関数の導関数を含んだ方程式。未知関数が1変数のとき常微分方程式といい、多変数のとき偏微分方程式という。
⇒び‐ぶん【微分】
ひ‐へい【疲弊】
①つかれよわること。「心身の―」
②経済的に窮乏すること。「農村が―する」
ひべいかつどう‐いいんかい【非米活動委員会】‥クワツ‥ヰヰンクワイ
(Un-American Activities Committee)米国議会下院の常任委員会の一つ。国内の破壊的活動を調査する目的で1938年特別委員会として発足、45年常任化。反リベラルの立場でマッカーシズムを強める役割を果たした。69年国内治安委員会と改称。75年廃止。
び‐へいそく【鼻閉塞】
鼻口・鼻腔から上咽頭に至る気道が、粘膜の肥厚、分泌物または異物などにより狭窄きょうさくして呼吸が妨げられる症状。はなづまり。
ひ‐へぎ【引倍木】
ヒキヘギの約。栄華物語駒くらべ「御下襲の菊の―かがやきて」
ピペット【pipette】
一定容積の液体を加え、または取り出すための液量計。先端が細くて、標線あるいは目盛のあるガラス管。
ピペット
ピペリン【piperine】
分子式C17H19NO3 アルカロイドの一つ。コショウの辛味の主成分。無色の結晶。殺虫剤・健胃剤として使用。
ビベロ【Rodrigo de Vivero y Velasco】
スペインのフィリピン臨時総督。1609年(慶長14)メキシコへ帰任の途中、難破して上総国かずさのくに岩和田に漂着。徳川家康から日本・メキシコ貿易を依頼され、翌年帰任した。著「ドン=ロドリゴ日本見聞録」。(1564〜1636)
ピペロナール【piperonale】
〔化〕(→)ヘリオトロピンに同じ。
ひ‐へん【日偏】
漢字の偏の一種。「明」「時」などの偏の「日」の称。にちへん。
ひ‐へん【火偏】
漢字の偏の一種。「灯」「煙」などの偏の「火」の称。
ひ‐ほ【裨補】
たすけおぎなうこと。たすけ。
ひぼ【紐】
ヒモの訛。浜松中納言物語1「から組の―長やかに」
ひ‐ぼ【悲母】
慈悲深い母。慈母。「―観音」
び‐ぼいん【鼻母音】
〔言〕空気が鼻腔へ抜けて、そこで共鳴音を出す母音。フランス語に特徴的。日本語では、母音に先行するンは鼻母音となる。
ひ‐ほう【庇保】
(主として明治期に用いた語)かばうこと。庇護。
ひ‐ほう【非法】‥ハフ
法にはずれること。
ひ‐ほう【飛報】
いそぎのしらせ。急報。
ひ‐ほう【秘方】‥ハウ
秘密とされている薬物の調合の方法。
ひ‐ほう【秘宝】
大切にし、みだりに人に見せない宝。
ひ‐ほう【秘法】‥ハフ
秘密の方法。
ひ‐ほう【秘法】‥ホフ
〔仏〕秘密の修法しゅほう。広義には密教の修法のすべてを指すが、狭義には特にその中でもみだりに伝授しないものをいう。
ひ‐ほう【悲報】
悲しいしらせ。「―が届く」
ひ‐ぼう【非望】‥バウ
身分不相応の望み。身分以上の無理な望み。黒岩涙香、金剛石の指環「妻は弁わきまへ深き女にして猥みだりに―を企てず」。「―を抱く」
ひ‐ぼう【誹謗】‥バウ
(古くはヒホウ)そしること。悪口を言うこと。「他人を―する」
⇒ひぼう‐ちゅうしょう【誹謗中傷】
び‐ほう【弥縫】
①おぎない合わせること。
②失敗・欠点などを一時的にとりつくろうこと。「―策」
び‐ぼう【美貌】‥バウ
美しい容貌。「若さと―」
び‐ぼう【備忘】‥バウ
忘れた時の用意に備えること。
⇒びぼう‐ろく【備忘録】
びぼう‐じん【未亡人】‥バウ‥
⇒みぼうじん。夏目漱石、こゝろ「奥さんの態度は、さすがに軍人の―だけあつて要領を得てゐました」
ひぼう‐ちゅうしょう【誹謗中傷】‥バウ‥シヤウ
根拠のない悪口を言って相手を傷つけること。
⇒ひ‐ぼう【誹謗】
ひ‐ぼうりょく【非暴力】
暴力を用いないこと。特に、暴力を用いることなく抵抗する運動・思想。インドのガンディーが編み出し、キング牧師などに大きな影響を与えた。
びぼう‐ろく【備忘録】‥バウ‥
忘れた時の用心に書きとめておくノート。手控え。忘備録。
⇒び‐ぼう【備忘】
ひぼか・す
〔他四〕
魚などを火にあてて乾かす。〈日葡辞書〉
ひ‐ぼく【婢僕】
下女と下男。ぼくひ。
び‐ぼく【眉目】
⇒びもく。〈日葡辞書〉
ヒポクラテス【Hippokratēs】
古代ギリシアの医師。コス島の人。病人についての観察や経験を重んじ、当時の医術を集大成、医学の祖あるいは医術の父と称される。(前460頃〜前375頃)
⇒ヒポクラテス‐の‐ちかい【ヒポクラテスの誓い】
ヒポクラテス‐の‐ちかい【ヒポクラテスの誓い】‥チカヒ
ヒポクラテスの属したコス派の医師集団に由来するといわれる医師の職業倫理を述べた誓文。古今を通じて医師のモラルの最高の指針とされる。
⇒ヒポクラテス【Hippokratēs】
ヒポクリット【hypocrite】
偽善者。猫かぶり。
ひほけん‐しゃ【被保険者】
損害保険では、損害の填補てんぽを受けるべき者。生命保険では、その生死が保険事故とされる当事者。↔保険者
ひほけん‐ぶつ【被保険物】
損害保険で、一定の事故によって損害が生じた時に、保険者からその填補てんぽを受けるべき目的物。保険の目的。
ひほご‐こく【被保護国】
「保護国」参照。
ヒポコンデリー【Hypochondrie ドイツ】
(→)心気症に同じ。
ひぼさい‐しゅぎ【非募債主義】
政策上、公債、特に歳入調達のための長期公債の発行を避ける財政方針。
ひ‐ほさ‐にん【被保佐人】
〔法〕精神上の障害により事理弁識能力が著しく不十分で、家庭裁判所から保佐開始の審判を受けた者。一定の法律行為に保佐人の同意を必要とする。
ひ‐ぼし【干乾し】
食物がなくて飢えやせること。「―になる」
ひ‐ぼし【日干し・日乾し】
日光にあてて干すこと。また、そのもの。
⇒ひぼし‐れんが【日干し煉瓦】
ひ‐ぼし【火干し・火乾し】
火にあぶって干すこと。また、そのもの。
ひ‐ほじょ‐にん【被補助人】
〔法〕成年後見のひとつである補助に付せられている人。精神上の障害により事理弁識能力が不十分な場合に認定される。
ひぼし‐れんが【日干し煉瓦】‥グワ
(→)アドベに同じ。
⇒ひ‐ぼし【日干し・日乾し】
広辞苑 ページ 16685 での【○火蓋を切る】単語。