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む‐もん【無文】🔗🔉

む‐もん無文】 ①模様・紋のないこと。無紋。↔有文うもん。 ②和歌や連歌で、飾りがなく平淡なこと。また、すぐれた風情のない作品。毎月抄「―なる歌のさはさはと詠みて、心おくれたけあるのみ」↔有文。 ③(世阿弥の用語)美を内にひそめ、一見何もないようでいて深い味わいのある芸。風曲集「まづ―にてしかも面白き位は上果なり」↔有文。 ④文字を知らないこと。学問のないこと。無学。日葡辞書「イチモン(一文)ハムモンノシ(師)ナリ」 ⇒むもん‐の‐かんむり【無文冠】 ⇒むもん‐の‐たち【無文太刀】

広辞苑 ページ 19222 での無文単語。