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らく🔗🔉

らく 〔接尾〕 二段活用・サ変・ラ変のように連体形語尾が「…る」となる語のク語法に見られる語形。「…すること」の意を表す。語尾「る」が「あく」と結合し「老ゆらく」「恋ふらく」「告ぐらく」のようになったもの。「あく」が考えられる以前は、終止形に「らく」が付くと考えられた。後世、四段活用に付いた「望むらく」のような語も使われた。万葉集6「吾のみして清き川原を見―し惜しも」。万葉集15「旅に久しくあらめやと妹に言ひしを年の経ぬ―」。古今和歌集「老い―の来むといふなる」→ク語法

広辞苑 ページ 20436 でのらく単語。