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○金箔が剥げるきんぱくがはげる🔗🔉

○金箔が剥げるきんぱくがはげる うわべをつくろっていたものがとれて、つまらない本性が現れる。めっきがはげる。 ⇒きん‐ぱく【金箔】 ぎん‐はくしょく銀白色】 銀色がかった白色。「―の雪山」 きんぱく‐つき金箔付き】 ①金箔がついていること。また、そのもの。 ②まがいのない真正のもの。 ③すでに値打ちの定まっていること。また、そのもの。 ④位または肩書のあること。 ⇒きん‐ぱく【金箔】 ぎん‐ばさみ銀挟み】 銀葉ぎんよう2を挟むのに用いる箸。 きん‐ばつ禁伐】 樹木の伐採を禁ずること。 ⇒きんばつ‐りん【禁伐林】 きん‐ぱつ金髪】 金色の髪の毛。ブロンド。 ぎん‐ぱつ銀髪】 銀色の髪の毛。白髪。 きんばつ‐りん禁伐林】 保全・保安の目的のために、その立木の伐採を禁止した林。→保安林 ⇒きん‐ばつ【禁伐】 きん‐ばと金鳩】 ハト目ハト科の鳥。全長25センチメートル。雄は背面が金緑色、腹面は紫赤色で後方は淡くなる。雌は背面が褐色、腹面は赤褐色で雄ほど美しくない。熱帯アジアからオーストラリアにかけて広く分布するが、日本では八重山諸島のみに分布。天然記念物。 キンバト 撮影:小宮輝之 きんば‐もん金馬門】 (金門の傍に銅製の馬があったからいう)漢代の未央宮びおうきゅうの門。武帝が学士をここに待詔させ、顧問に備えた。金馬。 きんぱら金原】 (キンバラとも)姓氏の一つ。 ⇒きんぱら‐めいぜん【金原明善】 きん‐ぱら金腹】 スズメ目カエデチョウ科の鳥。小形でスズメほど。胸より上は深黒色、他は光沢のある栗色で、腹から尾にかけて黒い。くちばしは青白色。インド・マレー・台湾などに広く分布。飼鳥として古来日本に輸入。 キンパラ 撮影:小宮輝之 きんぱら‐めいぜん金原明善】 社会事業家。遠江出身。静岡で養蚕・植林・牧畜の奨励、天竜川の治水、放免された囚人の保護などに尽力。(1832〜1923) ⇒きんぱら【金原】 きん‐ばり金張り】 表面に金箔を張ってあること。 キンバリーKimberley】 南アフリカ共和国西部、北ケープ州の州都。世界有数のダイヤモンド産地。人口20万6千(1996)。 ⇒キンバリー‐がん【キンバリー岩】 キンバリー‐がんキンバリー岩】 火成岩の一種。橄欖かんらん石や雲母のほか、しばしばダイヤモンドを含む超苦鉄質の噴出岩。多くはパイプ状の岩体をなす。キンバーライト。 ⇒キンバリー【Kimberley】 きん‐はりつけ金貼付け】 金箔を襖ふすままたは壁などに貼り付けること。 ぎん‐ば・る銀張る】 〔自四〕 ①顔の白粉おしろいの上に脂肪が浮き出して、醜くなる。歌舞伎でいう。 ②ふくれる。浮世草子、当世銀持気質「大きなお腹、しかも―・つてござりました」 ③気力がみなぎっている。浄瑠璃、摂州合邦辻「五体満足何処もかも―・り返つた次郎丸」 きん‐ばん勤番】 ①交代して勤務すること。 ②江戸時代、大名の家臣が交代して江戸または大坂の藩邸に勤めること。また、遠国に駐在して勤務すること。また、その人。「甲府―」「講武所―」 ⇒きんばん‐ざむらい【勤番侍】 きん‐ぱん錦旛】 にしきのはた。錦旗。 ぎん‐ばん銀盤】 ①銀製の皿。 ②(→)銀葉ぎんよう2の異称。 ③結氷面、また、スケートリンクの美称。「―の女王」 きん‐はんげん禁反言】 〔法〕(estoppel)過去の行動と矛盾する主張を禁じ、取引の安全を保護する英米法上特有の法理。人が自由意志にもとづいて一旦行なった自分の行為、または捺印証書などに反する主張をすることを禁止する原則。エストッペルの原則。 きんばん‐ざむらい勤番侍‥ザムラヒ 江戸または大坂の藩邸に勤務する侍。勤番者。 ⇒きん‐ばん【勤番】 ぎんばん‐しゃしん銀板写真】 よく磨いた銀板を沃素蒸気で処理して表面を沃化銀とし、露光後水銀蒸気で現像して画像を得る写真法。また、その写真。1837年ダゲールが発明、39年公表。ダゲレオタイプ。 きん‐ぴ金肥】 金銭を支払って買い入れる肥料の意。人造肥料や化学肥料をいう。かねごえ。 きん‐ぴか金ぴか】 ①金色にぴかぴかと光ること。また、そのもの。「―の衣裳」 ②金襴などではなやかに飾ること。 ③金ぴか物の略。 ⇒きんぴか‐もの【金ぴか物】 きんぴか‐もの金ぴか物】 大時代な歌舞伎狂言の称。登場人物が金襴などの光る衣裳をつけ、道具だてに金色のものを用いたもの。 ⇒きん‐ぴか【金ぴか】 きんぴしょう禁秘抄‥セウ 宮中の行事・故実・慣例・事物などを91項目にわたって漢文で記述した書。順徳天皇著。2巻または3巻。承久(1219〜1222)年間成る。禁中抄。建暦御記。順徳院御抄。 きん‐ぴょう勤評‥ピヤウ 勤務評定の略。「―闘争」 きんぴょう‐ばひょう金瓢馬表‥ペウ‥ヘウ 黄金作りの千生瓢箪せんなりびょうたんの馬じるし。豊臣秀吉が用いた。 きん‐びょうぶ金屏風‥ビヤウ‥ 地紙の全部に金箔を置いた屏風。金屏。 ぎん‐びょうぶ銀屏風‥ビヤウ‥ 地紙の全部に銀箔を置いた屏風。銀屏。 きんぴら金平・公平】 ①㋐金平浄瑠璃の主人公の名。坂田金時の子で、剛勇無双、いろいろな功績をたてる。また、この名を冠して、強いもの、丈夫なもの、立派なものの意を表す。「―糊」「―足袋」 ㋑金平浄瑠璃の略。 ②男のように意地強くたけだけしい女。黄表紙、御存商売物「―な娘ではなし」 ③「きんぴらごぼう」の略。 ④「きんぴらのり」の略。 ⇒きんぴら‐ごぼう【金平牛蒡】 ⇒きんぴら‐じま【金平縞】 ⇒きんぴら‐じょうるり【金平浄瑠璃・公平浄瑠璃】 ⇒きんぴら‐たび【金平足袋】 ⇒きんぴら‐にんぎょう【金平人形】 ⇒きんぴら‐のり【金平糊】 ⇒きんぴら‐ぶし【金平節】 ⇒きんぴら‐ぼね【金平骨】 ⇒きんぴら‐ぼん【金平本・公平本】 ⇒きんぴら‐もの【金平物】 きんぴら‐ごぼう金平牛蒡‥バウ 繊切せんぎり、あるいは笹がきにした牛蒡を胡麻油でいため、唐辛子を加えて醤油と砂糖とで調味した料理。強精作用があると考えられて、怪力金平の名がつけられた。きんぴら。 ⇒きんぴら【金平・公平】 きんぴら‐じま金平縞】 織物の縞柄の一つ。太くてあらい縞柄をいう。 ⇒きんぴら【金平・公平】 きんぴら‐じょうるり金平浄瑠璃・公平浄瑠璃‥ジヤウ‥ ①金平の武勇談を題材とする古浄瑠璃の総称。桜井丹波少掾のほか、虎屋源太夫・虎屋喜太夫などが有名。 ②金平節の別称。 ⇒きんぴら【金平・公平】 きんぴら‐たび金平足袋】 きわめて丈夫な足袋。 ⇒きんぴら【金平・公平】 きんぴら‐にんぎょう金平人形‥ギヤウ 坂田金平を模した武勇姿の人形。 ⇒きんぴら【金平・公平】 きんぴら‐のり金平糊】 にかわを混ぜてねばりけを強くした糊。きんぴら。 ⇒きんぴら【金平・公平】 きんぴら‐ぶし金平節】 古浄瑠璃の一派。万治・寛文(1658〜1673)の頃、薩摩浄雲門下の桜井丹波少掾が江戸で語った。主に坂田金平(公平)の武勇談を題材とし、荒々しく豪壮な曲風で人気を得た。金平浄瑠璃。 ⇒きんぴら【金平・公平】 きんぴら‐ぼね金平骨】 堅固な扇の骨。 ⇒きんぴら【金平・公平】 きんぴら‐ぼん金平本・公平本】 金平浄瑠璃の正本しょうほん。また、それを模倣した他の作者の浄瑠璃正本。 ⇒きんぴら【金平・公平】 きんぴら‐もの金平物】 金平浄瑠璃に取材し、またこれに類した歌舞伎や小説などで極端な武勇談を仕組んだもの。 ⇒きんぴら【金平・公平】 きん‐ひん経行】 (宋の俗音)〔仏〕 ①歩く動作を一つずつ覚知する禅行の一つ。 ②坐禅中に眠気を防ぐため、または運動のため、一定のところをめぐったり往復したりすること。きょうぎょう。 きん‐ぴん金品】 金銭と物品。「―の贈与を受ける」 きん‐ぶ欣舞】 喜びのあまりおどり舞うこと。欣喜乱舞。 きん‐ぷ斤斧】 おの。まさかり。斧斤。 きん‐ぷう金風】 (秋は五行説で金に当たるからいう)秋風。商風。〈[季]秋〉 ぎん‐ぶか銀鱶】 〔動〕ギンザメの別称。 きん‐ぶぎょう金奉行‥ギヤウ ⇒かねぶぎょう きん‐ぷくりん金覆輪】 ふち飾りを金めっきしたもの。黄覆輪きぶくりん。保元物語(金刀比羅本)「里馬の太く逞しきに、鋳懸地の―の鞍置いて」→覆輪1 ぎん‐ぷくりん銀覆輪】 ふち飾りを銀めっきしたもの。白覆輪。→覆輪1 きんぷ‐さん金峰山】 山梨県と長野県との境にある、関東山地西部の高峰。標高2599メートル。 金峰山(1) 提供:オフィス史朗 金峰山(2) 提供:オフィス史朗 きん‐ぶすま金襖】 ①地紙一面に金箔を置いた襖。 ②金襖物の略。 ⇒きんぶすま‐もの【金襖物】 ぎん‐ぶすま銀襖】 地紙一面に銀箔を置いた襖。 きんぶすま‐もの金襖物】 金襖の道具だてを要する操あやつり芝居または歌舞伎狂言。将軍・大名などの事を仕組んだもの。 ⇒きん‐ぶすま【金襖】 きんぷ‐せん金峰山】 (キンブセンとも)奈良県吉野山から山上ヶ岳に至る連峰。最高峰は南端の山上ヶ岳。金の御岳みたけ。 金峰山(きんぷせん) 撮影:的場 啓 ⇒きんぷせん‐じ【金峯山寺】 きんぷせん‐じ金峯山寺】 (キンブセンジとも)吉野山にある金峯山修験本宗の本山。もと天台宗。役小角えんのおづのの創建、聖宝の中興と伝える。高師直こうのもろなおらの軍に焼かれたが間もなく復興。修験道の中心道場として発展。蔵王堂・二王門を中心に複数寺院で構成される。金輪王寺。 ⇒きんぷ‐せん【金峰山】 きん‐ぶち金縁】 ①ふちを金製または金色につくったもの。 ②金縁眼鏡の略。 ⇒きんぶち‐しょうけん【金縁証券】 ⇒きんぶち‐めがね【金縁眼鏡】 ぎん‐ぶち銀縁】 ①ふちを銀製または銀色に作ったもの。 ②銀縁眼鏡の略。 ⇒ぎんぶち‐めがね【銀縁眼鏡】 きんぶち‐しょうけん金縁証券】 (gilt-edged securities)イギリス政府発行の公債証書の俗称。金縁がついていたのでいう。転じて、利払いが絶対安全な有価証券。 ⇒きん‐ぶち【金縁】 きんぶち‐めがね金縁眼鏡】 ふちが金製または金色のめがね。きんぶち。徳田秋声、雲のゆくへ「丸顔の色の白い、―の琉球絣りゅうきゅうがすりの羽織を着けた、小肥りの男が」 ⇒きん‐ぶち【金縁】 ぎんぶち‐めがね銀縁眼鏡】 ふちが銀製または銀色のめがね。ぎんぶち。 ⇒ぎん‐ぶち【銀縁】 ぎん‐ぶな銀鮒】 フナの一種。浅い池沼や流れのゆるやかな川に多く、雑食性。甘露煮・雀焼などにする。マブナ。 きん‐ぷら金麩羅】 天麩羅てんぷらの一種。そば粉を衣として揚げたもの。また、卵黄を加えた衣で揚げたもの。 ぎん‐ぶら銀ぶら】 東京の繁華街銀座通りをぶらぶら散歩すること。 きん‐ブロック金ブロック(→)金本位ブロックに同じ。 きん‐ぶん今文】 中国で、字体の区別によって、秦の篆書てんしょや周の籀文ちゅうぶんを古文といったのに対し、漢代の隷書れいしょをいう。 ⇒きんぶん‐がく【今文学】 ⇒きんぶん‐しょうしょ【今文尚書】 きん‐ぶん均分】 平等に分けること。 ⇒きんぶん‐そうぞく【均分相続】 きん‐ぶん金文】 銅や鉄などの金属で作った容器・兵器・貨幣・印章などに鋳出したり刻みつけたりされた銘文。石文せきぶんと並んで金石学の対象となる。 きん‐ぷん金粉】 金の粉末、または金色の合金の粉末。蒔絵などに使用。 ⇒きんぷん‐まきじ【金粉蒔地】 ぎん‐ぷん銀粉】 銀の粉末、または銀色の合金の粉末。蒔絵などに使用。 ⇒ぎんぷん‐まきじ【銀粉蒔地】 きんぶん‐がく今文学】 今文で書かれた経書(今文経)を研究する学説。↔古文学。 ⇒きん‐ぶん【今文】 きんぶん‐しょうしょ今文尚書‥シヤウ‥ 秦の焚書ふんしょの時、博士伏生が隠し伝えたとされる尚書のテキスト。漢代になって復活し、29編を得て、斉魯の間に教授した。漢代に通用した隷書で記されていたため今文という。↔古文尚書 ⇒きん‐ぶん【今文】 きんぶん‐そうぞく均分相続‥サウ‥ 〔法〕数人が共同して財産を相続する場合に、平等の割合で相続する制度をいう。ただし、法律上は配偶者や嫡出子の保護のため、この割合に修正が加えられている。 ⇒きん‐ぶん【均分】 きんぷん‐まきじ金粉蒔地‥ヂ (→)金彩きんだみに同じ。 ⇒きん‐ぷん【金粉】 ぎんぷん‐まきじ銀粉蒔地‥ヂ (→)銀彩ぎんだみに同じ。 ⇒ぎん‐ぷん【銀粉】 きん‐ぺい金幣】 ①金貨幣。 ②金と幣帛へいはく。 ③金色のぬさ。 きん‐ぺい禁兵】 皇居を守る兵。親兵。 ぎん‐ぺい銀幣】 ①銀貨幣。 ②銀と幣帛へいはく。 ③銀色のぬさ。 きん‐へいか金平価】 金本位制の下で、各国が法定相場で売買に応ずる金塊の量(あるいは各国が発行する金貨の金含有量)に基づいて算定される各国通貨間の交換比率。法定平価。 きんぺいばい金瓶梅】 明代の長編小説。四大奇書の一つ。100回。蘭陵の笑笑生の作。一説に明の王世貞作という。万暦(1573〜1619)中期成る。水滸伝すいこでん中の武松らの物語をもとに、富豪西門慶に毒婦潘金蓮を配して家庭の淫蕩いんとうで紊乱びんらんした状態を描き、それを通じて明代政治の腐敗、富豪階級の頽廃を活写する。金瓶梅詞話。 きん‐ぺき金碧】 金色と青碧色。 ⇒きんぺき‐さんすい【金碧山水】 ⇒きんぺき‐しょうへきが【金碧障壁画】 きんぺき‐さんすい金碧山水】 緑青ろくしょうや群青ぐんじょうで鮮やかに彩った山峰や岩塊の輪郭線や皴しゅんの線にそえて、さらに金泥の線を入れ、装飾的効果を高めた山水画。この技法は唐の李思訓に始まるとされる。 ⇒きん‐ぺき【金碧】 きんぺき‐しょうへきが金碧障壁画‥シヤウ‥グワ 金箔地の画面に緑青ろくしょうなどの濃彩を使って描いた障壁画。桃山時代から江戸初期にかけて盛んに行われた。→水墨障壁画 ⇒きん‐ぺき【金碧】 きん‐べん巾偏⇒はばへん きん‐べん勤勉】 仕事や勉強に一心にはげむこと。「―な学生」「―家」 きん‐ぺん近辺】 近いあたり。近く。近所。近傍。 ⇒きんぺん‐しゅ【近辺衆】 きん‐ペン金ペン】 金と銅の合金(多く14金)で作られたペン先。主として万年筆用。 きんぺん‐しゅ近辺衆】 ①主君の側近く仕える者。近習。 ②近所の人。隣人。〈日葡辞書〉 ⇒きん‐ぺん【近辺】 きん‐ぼ欣慕】 よろこびしたうこと。陸羯南、日本「特に理学経済実業の事は最も之を―す」 きん‐ぼ欽慕】 敬いしたうこと。仰慕。「―の情がわく」 ぎん‐ぽ吟歩】 詩歌を吟じながら歩くこと。去来抄「明月に乗じ山野―しはべるに」 ぎん‐ぽ銀宝】 ニシキギンポ科の海産の硬骨魚。全長約20センチメートル。体は細長く、著しく側扁。頭は小さく、背びれは頭の後部から尾まで達する。灰褐色で、複雑な斑紋がある。北海道から九州までの沿岸に分布。てんぷらとして賞味。カミソリ。ウミドジョウ。 ぎんぽ ギンポ 提供:東京動物園協会 きん‐ぼう近傍‥バウ ①近所。近辺。日葡辞書「キンパウ」 ②〔数〕距離空間で、一点Pからの距離が或る値より小さいすべての点から成る部分集合を、Pの近傍という。一般の位相空間でも、この概念を拡張して、集合に属する各要素に対して近傍を設定する。→位相 きん‐ぼう金榜・金牓‥バウ 中国で、科挙の試験の及第者の名を掲示する、金製または金字の掲示板・額。 ⇒金榜に名を掛く きん‐ぼう菌帽(→)菌傘きんさんに同じ。 きん‐ぼう禁防‥バウ (古くはキンパウ)いましめふせぐこと。抵抗すること。日葡辞書「ヲンデキ(怨敵)ヨクヨクキンパウセヨ」 きん‐ぽう禁方‥パウ ①禁忌とされる方位。→方違かたたがえ。 ②秘密にして伝えない術。特に秘伝の薬剤方。 きん‐ぽう禁法‥パフ 禁制の法令。法度はっときん‐ぽう錦袍‥パウ 錦のうわぎ。 ぎん‐ぼう銀榜・銀牓‥バウ ①銀製または銀字の掲示板または額。 ②[神異経中荒経]東宮の異称。 きんぽう‐げ金鳳花・毛茛】 キンポウゲ科の多年草。山野・田のあぜなどに普通。高さ約50センチメートル。茎は中空、葉とともに毛が多い。根生葉は長柄をもち、3深裂、茎葉は無柄で線形。晩春から初夏、数花をつける。花は黄色。痩果そうかは多数集まって球状。有毒。ウマノアシガタ。コマノアシガタ。オコリオトシ。〈[季]春〉。〈饅頭屋本節用集〉 きんぽうげ キンポウゲ 撮影:関戸 勇 ⇒きんぽうげ‐か【金鳳花科】 きんぽうげ‐か金鳳花科‥クワ 双子葉植物に属する科。北半球の温帯を中心に50属約2000種ほど知られる。花はらせん状配列、両性、放射状、多くは花弁が発達せず、萼片が花弁状をなす。雄しべ・雌しべともに多数。トリカブト・オウレン・オダマキ・テッセン・イチリンソウ・バイカモなど、大部分は草本で高山植物も多い。 ⇒きんぽう‐げ【金鳳花・毛茛】 きん‐ぼうすい筋紡錘‥バウ‥ 横紋筋の内部にあって、筋肉の緊張や収縮の程度を感受する紡錘形の微小な自己受容器。数本の特殊な筋繊維(錘内繊維)に感覚神経末端がからまっている。動物の姿勢を保つなどのはたらきをもつ。

広辞苑 ページ 5456 での○金箔が剥げる単語。