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さい(七)🔗🔉

さいけんの用語。7のこと。浄瑠璃、冥途飛脚「拳の手品の手もたゆく、ろませ、―、とうらい、さんな」

さい(敷居)🔗🔉

さい 敷居。三議一統大双紙「―を越ゆるまでは」

さい(にごい)🔗🔉

さい ニゴイの別称。

さいサヰ(やまゆり)🔗🔉

さいサヰ ヤマユリの古名。古事記「山ゆり草の本の名は―といひき」

さい【鉏】サヒ🔗🔉

さいサヒ ①刃物の類。削りそぐ小刀。推古紀「太刀ならば呉くれの真―」 ②鋤すきの類。播磨風土記「―を作りて」

さ‐い【さ猪】‥ヰ🔗🔉

さ‐いさ猪‥ヰ (サは接頭語)イノシシ。雄略紀「獣しし待つと我がいませば―待つと我が立たせば」

さい【才】🔗🔉

さい】 ①[孟子告子上]生れつきの資質・能力。知恵のはたらき。ざえ。「文学の―」「―に走る」 ②㋐船の積荷の容積、または石材の体積の単位。石こくの10分の1。1立方尺。 ㋑木材の体積の単位。1寸角で1間または2間の長さの材積を1才とする。 ㋒容積の単位。勺しゃくの10分の1。 ③俗に、年齢の「歳」に代用する字。 ⇒才に溺れる

さい【再】🔗🔉

さい】 (慣用音はサ)ふたたび。もう一度。「―スタート」

さい【妻】🔗🔉

さい】 つま。女房。家内。

さい【采】🔗🔉

さい】 ①双六・博奕ばくちなどに用いる具。角つの・象牙・木などの小形の立方体で、その6面に、1・2・3・4・5・6の点を記したもの。さいころ。「骰」「賽」とも書く。「―の目」 ②采配の略。 ⇒采は投げられた ⇒采を採る

さい【宰】🔗🔉

さい】 とりしきること。つかさどること。つかさ。家臣の長。

さい【祭】🔗🔉

さい】 ①まつり。 ②にぎやかな催し。「文化―」

さい【斎】🔗🔉

さい】 ①〔仏〕 ㋐(清浄の意)罪を懺悔すること。 ㋑三業さんごうを斎つつしむこと。 ㋒正午をすぎて食事をしないこと。 ㋓仏事の時の食事。とき。 ②雅号などに付ける語。「六無―」

さい【細】🔗🔉

さい】 ①くわしいこと。「微に入り―を穿うがつ」 ②自分の妻の謙称。細君。

さい【菜】🔗🔉

さい】 副食物。おかず。

さい【最】🔗🔉

さい】 一番すぐれていること。第一。もっとも。太平記17「是は仏敵・神敵の―たれば」。「群中に―たり」

さい【犀】🔗🔉

さい】 ウマ目サイ科の哺乳類の総称。現生は4属。インドサイ・ジャワサイ・スマトラサイ・クロサイ・シロサイの5種。体長2〜4メートル、体重は1〜3.5トンに達する。頭は大きく首は短い。四肢には、それぞれ3本の指をもつ。皮膚は角質化して固く、特に前頭部の正中には角質化した1または2本の角がある。これを犀角さいかくといい、漢方で解熱薬。アフリカ・東南アジアの草原・湿地にすむ。草食。 くろさい クロサイ 提供:東京動物園協会 シロサイ 提供:東京動物園協会 インドサイ 提供:東京動物園協会

さい【裁】🔗🔉

さい】 裁判所の略。「最高―」

さい【債】🔗🔉

さい】 債券の略。

さい【塞】🔗🔉

さい】 (「砦」「寨」に通ずる)とりで。でじろ。

さい【歳】🔗🔉

さい】 (呉音。漢音はセイ) ①とし。年ねん。 ②年齢。よわい。「18―」 ③五星の一つ。木星。

さい【綵】🔗🔉

さい】 模様、五色のいろどりのある織物。また、その衣服。あやぎぬ。

さい【際】🔗🔉

さい】 ①接すること。ふれあうこと。であうこと。「天地の―」 ②とき。おり。「非常の―」 →ざい(際)

さい【蔡】🔗🔉

さい】 周代の国名。都は蔡(河南省上蔡県の南西)。武王の同母弟叔度の封ぜられた国。前531年楚に一度滅ぼされた。復興した後を新蔡といい、それ以前を上蔡という。さらに前493年、都を州来(安徽省鳳台県)に遷した後を下蔡という。のち楚の恵王に滅ぼされた。( 〜前447)

さい【賽】🔗🔉

さい】 さいころ。→采さい1

さ‐い【差異】🔗🔉

さ‐い差異】 他と比較してのちがい。「品質の―」「―がない」

さ‐い【差違】‥ヰ🔗🔉

さ‐い差違‥ヰ 他のものとのちがい。

さい(助動詞)🔗🔉

さい 〔助動〕 (サルの命令形。四段・ナ変以外の動詞の連用形に付けて、軽い敬意を表す)…なさい。狂言、素襖落「あの山見―、この山見―」

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