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せつ【切】🔗🔉

せつ】 (呉音はサイ) ①しきり。ひたすら。ねんごろ。「―に望む」「祈ること―なり」 ②(→)反切はんせつに同じ。

せつ【拙】🔗🔉

せつ】 ①つたないこと。へた。夏目漱石、子規の画「余は未だ曾て彼の―を笑ひ得るの機会を捉へ得た試がない」 ②自分のことをへりくだっていう語。近世、幇間ほうかんなどが好んで用いた。滑稽本、妙竹林話七偏人「―も遅参に及んでは」

せつ【契】🔗🔉

せつ】 殷いんの祖とされる人。禹の治水を助け、帝舜から司徒に任ぜられ、のち商に封ぜられたという。

せつ【殺】🔗🔉

せつ】 (呉音。漢音はサツ) ⇒殺の報殺の縁

せつ【摂】🔗🔉

せつ】 摂津国せっつのくにの略。

せつ【節】🔗🔉

せつ】 ①竹・枝または骨などのふし。また、物の結合している部分。 ②二十四節気のこと。また、そのうち立春・啓蟄けいちつ・清明など一つおきの節気、すなわち1年を12カ月に分けた各月の前半の称。↔中ちゅう。 ③祝日。→せち(節)。 ④時期。ころ。折おり。「上京の―はよろしく」 ⑤物事のくぎり目。また、くぎられた部分。 ㋐歌曲のふし。 ㋑詩歌・文章・楽曲などの一くぎり。 ㋒〔言〕文または文に近い表現で、上位の文の要素として含まれる単位。名詞節・形容詞節・副詞節などがある。 ㋓商品取引所で行う立会の区分。 ㋔リーグ戦などの試合日程の区切り。「第3―の全試合結果」 ⑥志を守ること。みさお。「―を守る」 ⑦ほどよくすること。ひかえめ。ほどあい。 ⑧君命をうけた使者が帯びるしるし。中国では旄牛からうしの尾を飾った杖。「―を持つ」 ⑨〔理〕(→)節点に同じ。 ⑩生物分類上の階級の一つ。属と種との中間で、種をまとめるために置く。 ⑪(knotが「結び目」の意であることから)船の速度の単位「ノット」の当て字。 ⇒節を折る ⇒節を全うする

せつ【説】🔗🔉

せつ】 (慣用音はゼイ) ①とかれた考え。また、それを書いた文章。「新しい―」 ②うわさ。狂言、雪打合「人のいふを、誠か―かと思うたれば、これはをかしい事ぢや」 ③漢文の一体。理義を解釈し、また、自分の意見を述べたもの。韓愈の師説、蘇軾の剛説など。

せつ【癤】🔗🔉

せつ】 化膿菌が毛嚢や皮脂腺に感染することによって起こる皮膚の限局性の炎症。腫れ物。できもの。フルンケル。

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