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べち【別】🔗🔉

べち】 (呉音)べつ。宇津保物語蔵開上「―の禄など賜ひ渡して」

べつ【別】🔗🔉

べつ】 (慣用音) ①わけること。わかち。「善悪の―をわきまえる」 ②異なること。そのものでないこと。「それとこれとは―だ」 ③かわったこと。とりわけ。とくに。「―に変わったことはありません」 →べち(別)

わけ【別】🔗🔉

わけ】 古代の姓かばねの一つ。主として古来の地方豪族が称した。景行紀「これ播磨―の始祖なり。…諸国の―と謂へるは、即ちその別王わけのみこの苗裔なり」。稲荷山鉄剣銘「名は弖已加利てよかりわけ

[漢]別🔗🔉

 字形  筆順 〔刀(刂・)部5画/7画/教育/4244・4A4C〕 〔音〕ベツ(呉) 〔訓〕わかれる・わかつ・わける (名)わき [意味] ①わける。わかつ。 ㋐けじめを立ててわける。「区別・識別・差別」 ㋑けじめ。わかち。「男女の別なく」 ②わかれる。はなればなれになる。「別に暮らす」「別離・別居・死別・惜別・一別以来」 ③とりわけ(違っている)。「別して異状はない」「別段・特別・格別」 ④ほか(の)。「別の車」「別人・別宅・別世界」 ▷古くは「ベチ」と書いた例が多い。「べちによき家を造りて住ませければ」〔宇治拾遺〕 [解字] 本字は。会意。「刀」+「骨」の変形。関節を刀でばらばらに切り離す意。 [下ツキ 一別・永別・各別・格別・鑑別・区別・決別・訣別・甄別・告別・個別・戸別・細別・差別・識別・死別・殊別・種別・峻別・性別・生別・惜別・千差万別・選別・餞別・送別・総別・大別・反別・段別・特別・人別・判別・品別・分別・袂別・弁別・離別・留別・類別

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