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とも【部・伴】🔗🔉

とも部・伴⇒べ(部)。古事記「鵜養が―」

ぶ【部】🔗🔉

】 ①分けること。分けた一区分。「昼の―」 ②官庁・会社などの業務組織の区分の一つ。普通、課の上、局の下に位する。 ③歳入歳出の予算または決算上の区分の一つ。部の下を款かん・項などに分ける。 ④学校・会社などでの同好の者の集まり。「野球―」 ⑤書物の数を表すのに用いる語。 ㋐冊さつ。 ㋑数冊合わせて完結する書籍をまとめて数える語。「1―、5冊」

べ【部】🔗🔉

】 大和政権下における人民支配の一方式。人民を居住地や職業によって新たな集団に編成して支配し、これを部と呼んだが、従来の支配方式である伴ともも、やがて部の一種と見られるに至った。大化改新で廃止。とも(部)。→部民べみん

[漢]部🔗🔉

 字形  筆順 〔阝(右)部8画/11画/教育/4184・4974〕 〔音〕(呉) ホウ(漢) 〔訓〕べ [意味] ①いくつかに分けたそれぞれ。「昼の部」「上の部の成績」「部分・部署・部隊・局部・全部・二部授業」 ②官庁・会社などの業務組織の一区分。「本部・支部・人事部・運動部・吏部りぶ・りほう・部課長」 ③書物のひとまとまり。「部数」「一部五巻」「大部の書」 ▷大和朝廷時代、朝廷や豪族の支配下にある世襲の職能別集団を「部」という。「品部しなべ・語部かたりべ・部民べみん」 [解字] 形声。「阝」(=むらざと)+音符「」(=剖。二つに分ける)。区分された地域の意。は異体字。 [下ツキ 鞍部・一部・陰部・外部・学部・下部・患部・幹部・基部・胸部・刑部・局部・軍部・郡部・警部・頸部・後部・細部・残部・三部作・式部・市部・支部・主部・上部・深部・全部・前部・膳部・大部・恥部・臀部・頭部・内部・入部・背部・腹部・本部・民部・面部・腰部・吏部・両部・六十六部・六部 [難読] 部曲かきべ・部屋へや

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