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すっ‐とぼ・ける【素っ惚ける】🔗🔉

すっ‐とぼ・ける素っ惚ける】 〔自下一〕 (スッは接頭語)「とぼける3」を強めて言う語。そらとぼける。

すっ‐とんきょう【素頓狂】‥キヤウ🔗🔉

すっ‐とんきょう素頓狂‥キヤウ 「頓狂」を強めていう語。非常に間の抜けたさま。「―な声を出す」

ずつ‐な・い【術無い】🔗🔉

ずつ‐な・い術無い】 〔形〕[文]ずつな・し(ク) (ズチナシの転)処置のしようがない。苦しい。今昔物語集4「我等餓えつかれて―・し」。浄瑠璃、女殺油地獄「アア―・い、母様母様」

ずつ‐なが・る【術無がる】🔗🔉

ずつ‐なが・る術無がる】 〔自四〕 苦しがる。切せつながる。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「イヤモウ細かには存ぜぬ、と―・る」

ずつ‐なし【術無し】🔗🔉

ずつ‐なし術無し】 はたらきのない者。無能者。

ずつ‐な・し【術無し】🔗🔉

ずつ‐な・し術無し】 〔形ク〕 ⇒ずつない

すっ‐ぱ【透波・素っ破】🔗🔉

すっ‐ぱ透波・素っ破】 ①戦国大名が野武士・強盗などの中から召し出して、間諜または軍隊の先導などを勤めさせたもの。乱波らっぱ。間者。忍びの者。甲陽軍鑑9「―共は又敵地へ罷越候へと」 ②盗賊。すり。かたり。狂言、真奪しんばい「おのれこそ―なれ」 ③うわきな人。ふまじめな人。浄瑠璃、本朝廿四孝「男たらしの―より、可愛らしいのはこの三橋」 ④人をだますこと。うそ。洒落本、秘事真告ひじまつげ「おぼこな顔をしてといふ様な―はすくなし」 ⇒すっぱ‐ぬき【素っ破抜き】 ⇒すっぱ‐ぬ・く【素っ破抜く】 ⇒すっぱ‐の‐かわ【透波の皮】

すっぱ・い【酸っぱい】🔗🔉

すっぱ・い酸っぱい】 〔形〕 酸い味がする。酸い。「―・い梅干」「口を―・くして注意する」

すっ‐ぱだか【素っ裸】🔗🔉

すっ‐ぱだか素っ裸】 まるはだか。すはだか。〈[季]夏〉

すっぱ‐と🔗🔉

すっぱ‐と 〔副〕 みごとに物を切るさま。すぱっと。狂言、酢薑すはじかみ「あれを―切て」

ずっぱ‐と🔗🔉

ずっぱ‐と 〔副〕 勢いよく物を貫き通すさま。また、勢いよく切るさま。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「―切れども」

広辞苑 ページ 10617