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せちべん‐たび【世智弁足袋】🔗🔉

せちべん‐たび世智弁足袋】 足袋をよごさないためにその上にはくもの。 ⇒せち‐べん【世智弁】

せちべん‐ぶくろ【世智弁袋】🔗🔉

せちべん‐ぶくろ世智弁袋】 旅人が刀の柄の汚れを防ぐためにかぶせた革袋。せちべん。 ⇒せち‐べん【世智弁】

せちべん‐ぼう【世智弁坊】‥バウ🔗🔉

せちべん‐ぼう世智弁坊‥バウ けちんぼう。 ⇒せち‐べん【世智弁】

せち‐ほだ【節榾】🔗🔉

せち‐ほだ節榾】 正月に炉で焚く、丸太ほどの太さの木。

せち‐み【節忌】🔗🔉

せち‐み節忌】 (セチイミの約)斎日さいにちにする精進潔斎。また、精進する定日。六斎日の類。土佐日記「舟君―す」

せ‐ちょう【背丁】‥チヤウ🔗🔉

せ‐ちょう背丁‥チヤウ 「折り記号」参照。

せち‐よび【節呼び】🔗🔉

せち‐よび節呼び】 正月や盆などの節日に、本家が親類の者を、親方が子方の者を招いて、饗応すること。

せちり【刹利】🔗🔉

せちり刹利(→)クシャトリヤのこと。袋草紙「奈落の底に入りぬれば―もすだもわかれざりけり」

せち‐りょう【節料】‥レウ🔗🔉

せち‐りょう節料‥レウ 節の饗応に用いる飲食物その他の費用。宇津保物語蔵開下「つごもりにもなりぬれば、ここかしこに―いと多く奉る」 ⇒せちりょう‐まい【節料米】

せちりょう‐まい【節料米】‥レウ‥🔗🔉

せちりょう‐まい節料米‥レウ‥ 節料に供する米。 ⇒せち‐りょう【節料】

せつ【切】🔗🔉

せつ】 (呉音はサイ) ①しきり。ひたすら。ねんごろ。「―に望む」「祈ること―なり」 ②(→)反切はんせつに同じ。

せつ【拙】🔗🔉

せつ】 ①つたないこと。へた。夏目漱石、子規の画「余は未だ曾て彼の―を笑ひ得るの機会を捉へ得た試がない」 ②自分のことをへりくだっていう語。近世、幇間ほうかんなどが好んで用いた。滑稽本、妙竹林話七偏人「―も遅参に及んでは」

広辞苑 ページ 11060