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いたり‐だいじん【至り大尽】🔗⭐🔉
いたり‐だいじん【至り大尽】
万事に行き届いた粋な富豪の遊客。
⇒いたり【至り】
いたり‐ぢゃや【至り茶屋】🔗⭐🔉
いたり‐ぢゃや【至り茶屋】
しゃれた茶屋。粋な茶屋。
⇒いたり【至り】
イタリック【italic】🔗⭐🔉
イタリック【italic】
欧文活字の書体の一つ。やや右方に傾斜したものをいう。注意すべき語句や他国語を示す時などに用いる。例italic →ローマン体
イタリック‐ごは【イタリック語派】🔗⭐🔉
イタリック‐ごは【イタリック語派】
(Italic)インド‐ヨーロッパ語族の一語派。古典ラテン語・オスク語(古代イタリア南部地方)・ウンブリア語(古代イタリア北・中部地方)のほか、俗ラテン語やロマンス語群の諸言語が含まれる。古くからアルファベット文字を持つ。
いたり‐ばなし【至り話】🔗⭐🔉
いたり‐ばなし【至り話】
気のきいたふうをして自慢する話。傾城禁短気「末社あつめて―」
⇒いたり【至り】
いたり‐ふう【至り風】🔗⭐🔉
いたり‐ふう【至り風】
行き届いたふう。いきなふう。浄瑠璃、曾我虎が磨「忍び出かけの―」
⇒いたり【至り】
いたり‐まっしゃ【至り末社】🔗⭐🔉
いたり‐まっしゃ【至り末社】
万事行き届いてぬけめのないたいこもち。傾城禁短気「―共が座敷ぶりを見せ」
⇒いたり【至り】
いたり‐ものがたり【至り物語】🔗⭐🔉
いたり‐ものがたり【至り物語】
気のきいた話。粋な話。
⇒いたり【至り】
いたり‐よう【至り様】‥ヤウ🔗⭐🔉
いたり‐よう【至り様】‥ヤウ
物知り顔。気のきいたふう。
⇒いたり【至り】
いたり‐りょうり【至り料理】‥レウ‥🔗⭐🔉
いたり‐りょうり【至り料理】‥レウ‥
ぜいたくな料理。日本永代蔵4「朝夕の鴨鱠かもなます・杉焼の―が胸に支へて迷惑」
⇒いたり【至り】
いたり‐りょうり‐ぢゃや【至り料理茶屋】‥レウ‥🔗⭐🔉
いたり‐りょうり‐ぢゃや【至り料理茶屋】‥レウ‥
客あつかいもよく豪華な料理茶屋。
⇒いたり【至り】
いた・る【至る・到る】🔗⭐🔉
いた・る【至る・到る】
〔自五〕
(イタ(致)ス・イタダキ(頂)と同源)
①(極限に)及ぶ。きわまる。この上ない状態となる。万葉集3「天雲の遠隔そくえの極み天地の―・れるまでに」。古今著聞集5「能因は―・れるすきものにてありければ」。日葡辞書「ゼン、または、ガクモンニイタッタヒト」。「―・って元気である」
②行きつく。到着する。万葉集14「間遠くの雲居に見ゆる妹が家にいつか―・らむ歩め我が駒」。「日没前、目的地に―・る」
③すみずみまで行きわたる。西大寺本最勝王経平安初期点「嘉き名普あまねく曁イタリ衆に欽仰せられむ」。「日本全域に―・る」「注意が―・らない」→至る所。
④(ある時点・地位などに)達する。万葉集17「露霜の秋に―・れば」。平家物語1「あまつさへ丞相の位に―・る」。「現在に―・る」
⑤やってくる。到来する。古今和歌集春「春の色の―・り―・らぬ里はあらじ咲ける咲かざる花の見ゆらむ」。今昔物語集11「時―・りぬれば供養あり」。「悲喜こもごも―・る」
⑥…という結果になる。…の段階になる。常盤嫗ときわのうば物語「朝には世路にほこれども夕には我れとなく白骨に―・る」。「いまだ開校するに―・らず」「事ここに―・る」「大事に―・らなくてよかった」
⑦…の結果そうなる。狂言、文蔵「若気の―・る所にや」
⑧(主として「…に―・っては」の形で)論が…に及ぶ。…について言及し、それが極端であることを表す。平家物語7「それ叡岳に―・つては、帝都東北の仁祠として」
⑨(主に「心―・る」の形で)洗練され粋になる。傾城禁短気「勤の果に至るものは少女なれども心―・り」
⇒至れり尽くせり
広辞苑 ページ 1131。