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せん‐みつど【線密度】🔗🔉

せん‐みつど線密度】 ある物理量が線上に分布しているとき、単位長さ当りに含まれるその物理量。

せん‐みょう【宣命】‥ミヤウ🔗🔉

せん‐みょう宣命‥ミヤウ (勅命を宣る意)天皇の命令を宣べ聞かせること。また、その文書。詔書の一形式で宣命体せんみょうたいで書かれた。奈良時代は元日朝賀・即位・改元・立后・立太子などの儀式に用いられ、平安時代に入り神社・山陵・任大臣・贈位などの告文こうもんにだけ用いられた。 ⇒せんみょう‐がき【宣命書】 ⇒せんみょう‐し【宣命使】 ⇒せんみょう‐し【宣命紙】 ⇒せんみょう‐たい【宣命体】 ⇒宣命を含める

せんみょう‐がき【宣命書】‥ミヤウ‥🔗🔉

せんみょう‐がき宣命書‥ミヤウ‥ 体言や用言の語幹は大字で書き、用言の語尾や助詞・助動詞などを一字一音式の万葉仮名で小書きする表記法。宣命体に用いる。 ⇒せん‐みょう【宣命】

せんみょう‐し【宣命使】‥ミヤウ‥🔗🔉

せんみょう‐し宣命使‥ミヤウ‥ 宣命を読み上げる人。 ⇒せん‐みょう【宣命】

せんみょう‐し【宣命紙】‥ミヤウ‥🔗🔉

せんみょう‐し宣命紙‥ミヤウ‥ 宣命を記す紙。普通は黄麻おうま紙、伊勢神宮に奉るものには縹はなだ色の紙、賀茂神社には紅色の紙を用いた。 ⇒せん‐みょう【宣命】

せんみょう‐たい【宣命体】‥ミヤウ‥🔗🔉

せんみょう‐たい宣命体‥ミヤウ‥ 漢字の音訓を借り、日本語の語格のまま記した上代文の一体。宣命書がきで記す。祝詞のりと・宣命をその主要文献とし、和漢混淆こんこう文の源泉をなす。 ⇒せん‐みょう【宣命】

せんみょう‐れき【宣明暦】‥ミヤウ‥🔗🔉

せんみょう‐れき宣明暦‥ミヤウ‥ 822年、唐の徐昂の撰した太陰暦。日本では862年(貞観4)から823年間用いられた。→暦法(表) ○宣命を含めるせんみょうをふくめる 因果を含める。事のわけをよく言い聞かせる。狂言、横座「ちと宣命を含め度う御座る」 ⇒せん‐みょう【宣命】

せん‐みん【先民】🔗🔉

せん‐みん先民】 ①昔の賢者。先賢。 ②昔の人。

広辞苑 ページ 11333