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そけい‐ヘルニア【鼠径ヘルニア】🔗🔉

そけい‐ヘルニア鼠径ヘルニア】 鼠径部から内臓、特に腸管や大網が脱出する病症。外鼠径ヘルニアと内鼠径ヘルニアとがある。前者は深鼠径輪から鼠径管を経て浅鼠径輪に脱出するもので、小児、特に男児に多い。先天性と後天性がある。後者は浅鼠径輪で腹壁に垂直に膨出するヘルニアで、腹壁の筋が弱い中高年の男性に両側性に見られる。→ヘルニア⇒そ‐けい【鼠径・鼠蹊】

そけいリンパ‐にくがしゅしょう【鼠径淋巴肉芽腫症】‥シヤウ🔗🔉

そけいリンパ‐にくがしゅしょう鼠径淋巴肉芽腫症‥シヤウ 陰部に糜爛びらん・水疱・小潰瘍などを生じ、ついで鼠径のリンパ節が腫脹し、巨大な硬結物を作る疾患。女性では外陰・尿道・直腸の浮腫・肥厚を来すことがある。性行為によって感染し、現在日本ではほとんど見られないが、熱帯・亜熱帯地方で流行。病原体はクラミジア‐トラコマティス。かつて宮川小体と呼ばれた。第四性病。 ⇒そ‐けい【鼠径・鼠蹊】

そげ‐お・ちる【削げ落ちる】🔗🔉

そげ‐お・ちる削げ落ちる】 〔自上一〕[文]そげお・つ(上二) けずりとられて落ちる。けずれたようになくなる。「頬が―・ちる」

そ‐げき【狙撃】🔗🔉

そ‐げき狙撃】 ねらいうつこと。「―兵」

そ‐げき【素劇】🔗🔉

そ‐げき素劇】 素人の演ずる劇。

ぞけ‐だ・す🔗🔉

ぞけ‐だ・す 〔自四〕 素行が乱れはじめる。ぐれだす。浄瑠璃、艶容女舞衣「悴めが一頃とは違うて―・したゆゑの勘当」

そげ‐た・つ🔗🔉

そげ‐た・つ 〔自四〕 (ソゲはショゲの訛)しょんぼりとなる。浄瑠璃、関八州繋馬「頼平、―・つ顔振り上げ」

そ‐げつ【素月】🔗🔉

そ‐げつ素月】 ①光の明らかな月。明月。 ②陰暦8月の異称。

ソケット【socket】🔗🔉

ソケットsocket】 電気器具の一種。電線の先端に取り付け、それに電球などを差しこんで電流を導く。

そげ‐もの【削げ者】🔗🔉

そげ‐もの削げ者】 変人。奇行ある者。かわりもの。そげ。好色一代男7「京中の―の寄合、さも有るべし」

そ・げる【殺げる・削げる】🔗🔉

そ・げる殺げる・削げる】 〔自下一〕[文]そ・ぐ(下二) ①そいださまとなる。けずられる。「頬がげっそり―・げる」 ②それて他に行く。目的にはずれる。変わっている。滑稽本、指面草「当世は歴々方の公達程、唐桟の広袖仕立てなぞと―・げた所を好み給ひ」

広辞苑 ページ 11556