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たえ‐い・る【絶え入る】🔗🔉

たえ‐い・る絶え入る】 〔自五〕 ①息が絶える。死ぬ。竹取物語「書きはつると―・り給ひぬ」。「―・るばかりに泣く」 ②気絶する。大鏡時平「臆病にやがて―・り給へば」

たえ‐がた・い【堪え難い・耐え難い】タヘ‥🔗🔉

たえ‐がた・い堪え難い・耐え難いタヘ‥ 〔形〕[文]たへがた・し(ク) 我慢できない。辛抱ができない。万葉集4「一日だに君いし無くは―・きかも」。「―・い屈辱」

たえ‐か・ねる【堪え兼ねる】タヘ‥🔗🔉

たえ‐か・ねる堪え兼ねるタヘ‥ 〔自下一〕[文]たへか・ぬ(下二) こらえきれない。辛抱しかねる。

だ‐えき【唾液】🔗🔉

だ‐えき唾液】 唾液腺から口腔内に分泌される消化液。無色・無味・無臭でやや粘い。人ではアミラーゼ・マルターゼなどの酵素を含み、澱粉を一部消化し、また食物をのみ下しやすくする。昆虫などでは、造巣その他、種々の目的にも使われる。つば。つばき。 ⇒だえき‐せん【唾液腺】 ⇒だえきせん‐せんしょくたい【唾液腺染色体】 ⇒だえきせん‐ホルモン【唾液腺ホルモン】

だえき‐せん【唾液腺】🔗🔉

だえき‐せん唾液腺】 ①高等脊椎動物で、唾液を分泌する腺。哺乳類では耳下腺・顎下腺・舌下腺の大唾液腺および口唇腺などの小唾液腺がある。唾腺。 ②無脊椎動物で、口の付近にある分泌腺の総称。下唇腺・口腔腺、昆虫の絹糸腺など。 ⇒だ‐えき【唾液】

だえきせん‐せんしょくたい【唾液腺染色体】🔗🔉

だえきせん‐せんしょくたい唾液腺染色体】 双翅類(ハエなど)の昆虫の唾液腺細胞の静止核に見られる巨大な染色体。長さ400ミクロン、全長にわたって横縞があり、遺伝学の観察や実験の材料とされる。唾腺染色体。シンシチウム。 ⇒だ‐えき【唾液】

だえきせん‐ホルモン【唾液腺ホルモン】🔗🔉

だえきせん‐ホルモン唾液腺ホルモン】 哺乳類の唾液腺から分泌され、成長促進作用などを持つとされた物質。現在ではその存在は疑問視されている。 ⇒だ‐えき【唾液】

広辞苑 ページ 11991