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拓本】🔗⭐🔉
拓本】
木や石、または石碑や器物に刻まれた文字・文様を紙に写しとったもの。その方法に湿拓と乾拓とがある。湿拓は画箋紙か綿紙を被写物の上に延べ、これに水を刷いて密着させ、半ば乾いてから、上から墨汁を湿した「たんぽ」でたたく。乾拓は湿さずに蝋墨または釣鐘墨で上から摺る。石摺いしずり。搨本とうほん。
たく‐ま【
琢磨】🔗⭐🔉
琢磨】
(玉などをすり磨く意から)学問・技芸に励んで、修練すること。「切磋せっさ―」
たくま‐ざる【
巧まざる】🔗⭐🔉
巧まざる】
意識して工夫をこらしたものでない。作為のない。「―構成の妙」
たくまし・い【
逞しい】🔗⭐🔉
逞しい】
〔形〕[文]たくま・し(シク)
①存分に満ち満ちている。豪勢である。日本霊異記中「―・しく故京ふるさとより食じき備もうけて来れり」
②存分に力強く、がっしりしている。平家物語11「黒き馬の太う―・しいに」。「筋骨―・い男」
③勢いや意志が力強くさかんである。白氏文集「愛才心倜儻たくまし」。浄瑠璃、彦山権現誓助剣「ハテサテ―・しきお志、女ながらも天晴家柄」。「―・い生活力」「―・い食欲」
④(「―・くする」の形で用いる)
⇒たくましゅうする
たくま‐しき‐ボイラー【
田熊式ボイラー】🔗⭐🔉
田熊式ボイラー】
国産水管ボイラーの一種。田熊常吉(1872〜1954)の発明。水管群の中央の1列だけを太管にし、その中に降水管を収め、かつ降水管の上端を汽水ドラム内の集水器に連絡し、ボイラー水は冷水と蒸発水の比重の差によって激しく循環するので、効率がよい。
たくましゅう・する【
逞しゅうする】タクマシウ‥🔗⭐🔉
逞しゅうする】タクマシウ‥
〔他サ変〕[文]たくましう・す(サ変)
(タクマシクスの音便)
①勢いをさかんにする。文鏡秘府論保延点「方に欲を逞タクマシウシて」。「猛威を―・する」
②思う存分にする。「想像を―・する」
たくまず‐して【
巧まずして】🔗⭐🔉
巧まずして】
特に意図せずに。岡本かの子、河明り「さすがに話術を鍛へた近頃の下町の芸妓げいぎの話は、―面白かつたが」
たくま‐は【
宅磨派・宅間派・託磨派】🔗⭐🔉
宅磨派・宅間派・託磨派】
平安末期〜鎌倉時代の絵仏師の一系列。その祖と思われる藤原為遠は1174年(承安4)以前に出家して絵仏師勝智しょうちとして活躍し、その子為基は勝賀しょうがと称し、宋風の新しい線描をとり入れて、12世紀末の仏画に新風を開いた。東寺の「十二天屏風」(1191年(建久2)作)はその代表作。勝賀の弟為久ためひさは鎌倉幕府に招かれる。
たくま‐りゅう【
広辞苑 ページ 12080。