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いつ‐いつ【何時何時】🔗🔉

いつ‐いつ何時何時】 ①これこれの時。 ②いつもの時。平生。狂言、松の精「当年は―よりめでたう」 ⇒いついつ‐まで‐も【何時何時迄も】

いついつ‐まで‐も【何時何時迄も】🔗🔉

いついつ‐まで‐も何時何時迄も】 「いつまでも」を強めていう語。 ⇒いつ‐いつ【何時何時】

い‐つう【胃痛】ヰ‥🔗🔉

い‐つう胃痛ヰ‥ 胃がいたむこと。また、そのいたみ。

いつ‐え【五重】‥ヘ🔗🔉

いつ‐え五重‥ヘ ①5枚重ねること。枕草子278「赤色に桜の―の衣を御覧じて」 ②「五重の扇」の略。 ⇒いつえ‐がさね【五重襲】 ⇒いつえ‐の‐おうぎ【五重の扇】 ⇒いつえ‐の‐おんぞ【五重の御衣】 ⇒いつえ‐の‐からぎぬ【五重の唐衣】

いつえ‐がさね【五重襲】‥ヘ‥🔗🔉

いつえ‐がさね五重襲‥ヘ‥うちきを5枚重ねること。栄華物語御裳着「いろいろの織物・綾・薄物など―三重がさねなどし重ねさせ給ひて」 ⇒いつ‐え【五重】

いつえ‐の‐おうぎ【五重の扇】‥ヘ‥アフギ🔗🔉

いつえ‐の‐おうぎ五重の扇‥ヘ‥アフギ 桧扇ひおうぎ5枚連ねたほど骨数を多く美麗に仕立てた扇。源氏物語手習「髪は―をひろげたるやう」→あこめおうぎ⇒いつ‐え【五重】

いつえ‐の‐おんぞ【五重の御衣】‥ヘ‥🔗🔉

いつえ‐の‐おんぞ五重の御衣‥ヘ‥ 5枚重ねの袿うちき。紫式部日記「大宮は葡萄染の―、蘇芳の御小袿奉れり」 ⇒いつ‐え【五重】

いつえ‐の‐からぎぬ【五重の唐衣】‥ヘ‥🔗🔉

いつえ‐の‐からぎぬ五重の唐衣‥ヘ‥ 表地と裏地との間に中倍なかべ3枚を加えた唐衣。紫式部日記「わかき人は菊の―を心々にしたり」 ⇒いつ‐え【五重】

いっ‐か【一下】🔗🔉

いっ‐か一下】 ひとたび下されること。「命令―」「号令―」

いっ‐か【一花】‥クワ🔗🔉

いっ‐か一花‥クワ ①一つの花。 ②(一説に、「一過」の転という)しばらく。かりそめ。暫時。根無草「たとへ―の思ひ付きにて」

いっ‐か【一価】🔗🔉

いっ‐か一価】 〔化〕 ①原子価が1であること。 ②酸・塩基で、1分子から1個の水素イオン・水酸化物イオンを出すもの。 ③アルコールが水酸基1個をもつこと。 ⇒いっか‐アルコール【一価アルコール】 ⇒いっか‐かんすう【一価関数】

広辞苑 ページ 1211