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嗜み】🔗🔉

嗜み】 ①たしなむこと。すき。このみ。特に、芸事などに関する心得。「いささか茶道の―がある」 ②心がけ。用意。覚悟。狂言、止動方角しどうほうがく「あの伯父御様のやうなお―のよいお方はござるまい」 ③つつしみ。遠慮。好色一代男6「おのづから身の―出来て言葉もせまり」。「―がない人」 ⇒たしなみ‐いしょう【嗜み衣裳】 ⇒たしなみ‐ごころ【嗜み心】 ⇒たしなみ‐どうぐ【嗜み道具】 たしなみ‐いしょう

嗜み衣裳】‥シヤウ🔗🔉

嗜み衣裳‥シヤウ 身を飾る衣裳。伊達衣裳。好色一代男8「さて又男の―」 ⇒たしなみ【嗜み】 たしなみ‐ごころ

嗜み心】🔗🔉

嗜み心】 たしなむ心。つつしみの心。好色一代女1「我と身に―の出来て」 ⇒たしなみ【嗜み】 たしなみ‐どうぐ

嗜み道具】‥ダウ‥🔗🔉

嗜み道具‥ダウ‥ 身だしなみの道具。装飾とする道具。伊達道具。 ⇒たしなみ【嗜み】 たしな・む

窘む】🔗🔉

窘む】 [一]〔自四〕 ①苦しむ。なやむ。辛苦する。困窮する。法華経天喜頃点「常に飢渇に困タシナムて」。傾城禁短気「末長う何がお引き廻しなされて睟すいにして下さんせと―・ませてやりませう」 ②苦労してはげむ。日本紀竟宴歌「みことのりを受けて此の道に―・むことは」 [二]〔他下二〕 ⇒たしなめる(下一) たしな・む

嗜む】🔗🔉

嗜む】 〔他五〕 ①好んである事に心をうちこむ。精出して行う。毎月抄「この道を―・む人は」。平家物語12「武芸の道を打ち捨てて、文筆をのみ―・んで」 ②好んで親しむ。「酒は―・む程度」 ③常に心がける。常に用意する。狂言、六人僧「自然鬚を剃らうと思うて某は剃刀を―・うだ」。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「例の―・む継梯子、高塀に打ちかけ」 ④心をつけて見苦しくないようにする。とり乱さない。幸若舞曲、切兼曾我「露の命を惜しまずして、最後を清く―・み候へ」。日葡辞書「ミヲタシナム」「タシナウダヒト」 ⑤つつしむ。遠慮する。我慢する。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「涙―・む顔付は泣き叫ぶよりあはれにて」 たしな・める

広辞苑 ページ 12129