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たりき‐ねんぶつ【他力念仏】🔗🔉

たりき‐ねんぶつ他力念仏】 阿弥陀仏の本願に頼って念仏すること。 ⇒た‐りき【他力】

たりき‐ほんがん【他力本願】‥グワン🔗🔉

たりき‐ほんがん他力本願‥グワン ①阿弥陀仏の本願。また、衆生がそれに頼って成仏を願うこと。 ②転じて、もっぱら他人の力をあてにすること。 ⇒た‐りき【他力】

たりき‐もん【他力門】🔗🔉

たりき‐もん他力門】 他力によって極楽往生を求める宗門。浄土真宗・浄土宗など浄土門の各宗派。他力宗。↔自力門 ⇒た‐りき【他力】

だり‐き・る🔗🔉

だり‐き・る 〔自四〕 すっかりしまりがなくなる。だらしがなくなる。浮世風呂3「大酒となつて―・つたはな」

たり‐くち【垂口】🔗🔉

たり‐くち垂口】 唇の垂れた口つき。〈新撰字鏡〉

たり‐くび【垂領・垂頸】🔗🔉

たり‐くび垂領・垂頸】 正面の領えりの左側と右側とを垂らし引き違えて合わせる着用法。下襲したがさね・単ひとえ・袿うちき・小袖など「かくえり」はすべてこのように着るが、「まるえり」も鎌倉時代から水干すいかんでは領を折り込んで上前の紐を左脇から出して結び、たりくびに着ることも行われた。↔盤領あげくび

たり‐けり🔗🔉

たり‐けり (存続・完了の助動詞タリの連用形に過去の助動詞ケリの付いたもの) ①…していた。伊勢物語「草の上におきたりける露を」 ②…したのだった。古今和歌集「法皇御覧じにおはしましたりけり」

たり‐こと🔗🔉

たり‐こと うるさいこと。そうぞうしいこと。〈群書類従本新撰字鏡〉

た‐りつ【他律】🔗🔉

た‐りつ他律】 ①自分の意志によるのでなく、他からの命令や束縛によって行動すること。 ②〔哲〕(Heteronomie ドイツ) ㋐カント倫理学の用語では、意志が、理性の命令でなく、感性の自然的欲望(傾向性)によって規定されること。 ㋑広義には、ある文化領域が独自の意義をもたず他の手段となっていること。 ↔自律

広辞苑 ページ 12398