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ちぬ【茅渟】🔗🔉

ちぬ茅渟】 ①大阪府南部の和泉国にあたる地域の古称。血沼。千沼。千渟。智努。 ②茅渟鯛ちぬだいのこと。「ちに」とも。〈[季]夏〉

ち‐ぬき【血抜き】🔗🔉

ち‐ぬき血抜き】 ①臭みを取るために、肉やレバーなどを調理前に水で洗って血を抜くこと。 ②鮮度を保つために、生魚のえらや尾の付け根を切って血を抜くこと。

ち‐ぬし【乳主】🔗🔉

ち‐ぬし乳主】 ①乳母。宇津保物語忠乞「かの大臣おとどの御―の娘」 ②乳母の子。源氏物語若菜上「この小侍従といふ御―」。源氏物語氏物語玉の小櫛「めのとごとは乳母の子をすべていふを、ちぬしは其中に其時の乳のぬしなる子也」

ちぬ‐だい【茅渟鯛】‥ダヒ🔗🔉

ちぬ‐だい茅渟鯛‥ダヒ クロダイの異称。関西以西でいう。ちぬ。

ちぬ‐の‐うみ【茅渟海】🔗🔉

ちぬ‐の‐うみ茅渟海】 和泉国と淡路国との間の海の古称。現在の大阪湾南部に当たる。和泉灘。

ちぬ‐の‐みや【茅渟宮】🔗🔉

ちぬ‐の‐みや茅渟宮】 ①允恭いんぎょう天皇の離宮。大阪府泉佐野市上之郷の辺という。 ②奈良時代、元正天皇の頃の海の離宮。今の大阪府和泉市府中町付近にあった。奈良時代前半にはこの離宮を中心に和泉監いずみげんという特別行政区を置く。和泉宮。

ち‐ぬ・る【血塗る・釁る】🔗🔉

ち‐ぬ・る血塗る・釁る】 〔自五〕 (昔、中国で、犠牲いけにえを殺してその血を祭器に塗り、または敵を殺してその血を鼓などに塗って、軍神を祭ったことから)刀剣に血を塗る。戦ったり人を殺傷したりする。神武紀「刃に―・らずして虜あた必ず自づからに敗れなむ」

ち‐ねつ【地熱】🔗🔉

ち‐ねつ地熱⇒じねつ

ちの【茅野】🔗🔉

ちの茅野】 長野県、諏訪盆地南東端の市。寒天の製造や精密機械工業が発展。八ヶ岳・蓼科高原・霧ヶ峰への観光の足場。人口5万7千。

広辞苑 ページ 12654