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つし【地】🔗🔉

つし】 (上代東国方言)「つち(地)」の訛。万葉集20「あめ―のいづれの神を祈らばか」

つじ【辻】🔗🔉

つじ】 ①道路が十字形に交叉している所。四辻。「つむじ」とも。宇津保物語俊蔭「三条京極の―に立ち給へり」 ②みちばた。みちすじ。ちまた。「―説法」「―君」「―斬り」 ③縦横筋違いの筋を交叉させた染模様。 ④「つじぶさ(辻総)」の略。

つじ【旋毛】🔗🔉

つじ旋毛】 ①(「つじげ(辻毛)」の略か)(→)「つむじ」に同じ。好色二代男「二つばかりの子の鼻たれて、あたまの―ゆがうで」 ②笠などの頂上。てっぺん。西鶴織留2「―の抜けたる葛笠をかづき」

つじ‐あきない【辻商い】‥アキナヒ🔗🔉

つじ‐あきない辻商い‥アキナヒ 道ばたに店を張ってする商売。つじうり。大道あきない。

つじ‐あんどう【辻行灯】🔗🔉

つじ‐あんどう辻行灯⇒つじあんどん

つじ‐あんどん【辻行灯】🔗🔉

つじ‐あんどん辻行灯】 江戸時代、辻番所の前や街路に設置されていた街灯。 辻行灯

つじ‐うら【辻占】🔗🔉

つじ‐うら辻占】 ①四辻に立ち、初めに通った人の言葉を聞いて物事の吉凶を判ずる占い。 ②偶然起こった物事を将来の吉凶判断のたよりとすること。 ③紙片に種々の文句を記し、巻煎餅などに挟み、これを取ってその時の吉凶を占うもの。「―売」 辻占の版木 撮影:薗部 澄(JCII蔵) ⇒つじうら‐せんべい【辻占煎餅】

つじうら‐せんべい【辻占煎餅】🔗🔉

つじうら‐せんべい辻占煎餅】 辻占をそえて包んだ煎餅。 ⇒つじ‐うら【辻占】

つじ‐うり【辻売】🔗🔉

つじ‐うり辻売】 ①(→)「辻商あきない」に同じ。 ②育児呪法の一つ。病弱の子を連れて早朝辻に出、最初または3番目の通行人にその子を買ってもらう形式をとって、その人を仮親とし、名をつけてもらうもの。

広辞苑 ページ 13148