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つつじ‐はな【躑躅花】🔗🔉

つつじ‐はな躑躅花】 〔枕〕 「におう」にかかる。万葉集3「―にほへる君が」 ⇒つつじ【躑躅】

つつしま・る【慎まる】🔗🔉

つつしま・る慎まる】 〔他四〕 「つつしむ」の派生語。続日本紀30「諸もろもろの東国の人等―・り侍つかへ奉まつれ」

つつしみ【慎み】🔗🔉

つつしみ慎み】 ①つつしむこと。慎重にすること。「―のない振舞い」 ②物忌ものいみ。斎戒。源氏物語「さまざまの御祈、御―」 ③つつしみ忌むべきこと。死。平家物語3「いま百日の内に禄を重んずる大臣の―」 ④江戸時代、公家・武士に科した刑の一種。家内に屏居へいきょして昼間の外出を許さないもの。謹慎。

つつしみ‐ぶか・い【慎み深い】🔗🔉

つつしみ‐ぶか・い慎み深い】 〔形〕 差し出がましいところがなく、控え目である。「―・い態度」

つつし・む【慎む・謹む】🔗🔉

つつし・む慎む・謹む】 〔他五〕 (「包む」と同源。自分の身を包み引きしめる意) ①用心する。あやまちがないようにする。枕草子119「まうづる程のありさま、いかならんなど―・みおぢたるに平らかにまうで着きたるこそ」。玉塵抄18「おごらず―・んだ者なり」。「言行を―・む」 ②うやうやしくかしこまる。欽明紀「今願はくは帰りて以て―・みて」。平家物語10「―・んで以て承る所件の如し」。「―・んで弔意を表する」 ③物忌みする。謹慎する。源氏物語若菜下「さるべき御祈りなど常よりも取り分きて、今年は―・み給へ」。玉塵抄20「斉、ものいみすとよむぞ。心を―・む心ぞ」 ④度を越さないように控え目にする。「暴飲暴食を―・む」 ◇1・4には「慎」、2には「謹」を使う。

広辞苑 ページ 13181