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つの‐えびら【角箙】🔗🔉

つの‐えびら角箙】 筑紫箙つくしえびらの一種。端手はたてに鹿角を組み合わせて作ったもの。ししえびら。

つの‐がい【角貝】‥ガヒ🔗🔉

つの‐がい角貝‥ガヒ ツノガイ目の貝。殻口に向かって太くなる角笛状で、殻長約10センチメートル。殻頂には縦筋が数本あるが口に向かって平滑になり、殻口は丸い。殻は白ないし淡橙色。房総半島以南の水深100メートル内外の海底にすむ。また、広くはツノガイ類の総称。→掘足くっそく

つの‐がき【角書】🔗🔉

つの‐がき角書】 浄瑠璃・歌舞伎の名題なだいや、書名などの上に2行あるいは数行に割って副次的に書く文字。例、「手管早引廓節要」「頭書十八史略」の小さい字の部分。冠称。

つの‐かくし【角隠し】🔗🔉

つの‐かくし角隠し】 浄土真宗門徒の女性が寺参りの時に用いたかぶりもの。幅およそ12センチメートル、長さ72センチメートルの白絹(裏は紅絹もみ)を前髪にかぶせ、後で二つ折にして回し、髷まげの後上で留めておくもの。現在では、婚礼の時に花嫁がかぶる頭飾り。

つの‐かぶら【角鏑】🔗🔉

つの‐かぶら角鏑】 牛や鹿の角で造った鏑。

つの‐がみ【角髪】🔗🔉

つの‐がみ角髪】 ①(→)総角あげまき1に同じ。 ②(→)角前髪すみまえがみに同じ。

つの‐がら【角柄】🔗🔉

つの‐がら角柄】 出入口や窓の枠の隅部分で、枠のなす方形よりも突き出しているところ。「―窓」「―障子」

つの‐ぎ【角木】🔗🔉

つの‐ぎ角木】 「つのぎわり」の略。〈易林本節用集〉

つの‐ぎわり【角木割】🔗🔉

つの‐ぎわり角木割】 軍陣に用いる鹿角製の鏃やじり。小さい鏑形かぶらなりで、木製のを木鋒きぼうという。源平盛衰記22「―を以て馬の太腹を射よ」

つ‐の‐くに【津国】🔗🔉

つ‐の‐くに津国】 摂津国せっつのくにの正名。 ⇒つのくに‐の【津国の】

つのくに‐の【津国の】🔗🔉

つのくに‐の津国の】 〔枕〕 摂津国の名所「難波なにわ」「昆野こや」「長柄ながら」「御津みつ」などの類音で、「なに(何)」「な(名)」「こ(来)」「ながらへ」「み(見)つ」などにかかる。古今和歌集「―なには思はず山城のとはにあひ見んことをのみこそ」 ⇒つ‐の‐くに【津国】

広辞苑 ページ 13206