複数辞典一括検索+

い‐と・る【い取る】🔗🔉

い‐と・るい取る】 〔他四〕 (イは接頭語)取る。つかまえる。万葉集13「月読の持てるをち水―・り来て」

い‐と・る【射取る】🔗🔉

い‐と・る射取る】 〔他四〕 ①矢を射あてて獲物を取る。射止める。 ②的に射当てて賭物かけものを得る。

いと‐わかめ【糸若布】🔗🔉

いと‐わかめ糸若布】 ワカメの芯を取り除き、糸状に細く割いて乾かしたもの。

いと‐わく【糸枠】🔗🔉

いと‐わく糸枠】 糸を繰って巻きつけるのに用いるわく。いとくり。

いとわし・い【厭わしい】イトハシイ🔗🔉

いとわし・い厭わしいイトハシイ 〔形〕[文]いとは・し(シク) いやで、避けたいことである。源氏物語明石「常は―・しき夜の長さも」。「顔を見るだに―・い」

いとわた‐の‐みち【糸綿の道】🔗🔉

いとわた‐の‐みち糸綿の道】 糸を繰り、綿を紡ぐ、女の仕事。浄瑠璃、堀川波鼓「読み書き縫針―もそれでは恥かかず」

いと‐わっぷ【糸割符】🔗🔉

いと‐わっぷ糸割符】 江戸時代、外国船がもたらした白糸(中国産生糸)を堺・京都・長崎・江戸・大坂の特定の商人(糸割符仲間)が一括購入する制度。1604年(慶長9)制定。白糸しらいと割符。 ○糸を引くいとをひく 操人形を糸で動かすように、裏面で人を思うようにあやつる。また、ことがうまく運ぶように、裏で力添えをする。 ⇒いと【糸】

い‐とん【猗頓】🔗🔉

い‐とん猗頓】 中国春秋時代、魯の人。陶朱公(越の范蠡はんれい)に致富の術を教えられて牛羊を飼育し、製塩業を起こして大富豪となる。→陶朱猗頓の富

いな【稲】🔗🔉

いな】 (イネの古形。複合語としてのみ用いられる)いね。「―穂」

いな【鯔】🔗🔉

いな】 ボラの幼魚。

いな【伊那】🔗🔉

いな伊那】 長野県伊那盆地北部の市。天竜川の段丘上に位置し、かつて養蚕業が盛んであったが、今は電子・精密機械工業が立地。人口7万2千。

いな【伊奈】🔗🔉

いな伊奈】 姓氏の一つ。 ⇒いな‐ただつぐ【伊奈忠次】

い‐な【維那】ヰ‥🔗🔉

い‐な維那ヰ‥ 〔仏〕三綱さんごうの一つ。寺中の寺務をつかさどる役。綱維。知事。都維那ついな。禅家ではイノ・イノウと読む。

広辞苑 ページ 1330