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ときしり‐がお【時知り顔】‥ガホ🔗🔉

ときしり‐がお時知り顔‥ガホ 時節を心得ているような顔つき。時を得顔。得意顔。源氏物語薄雲「心やりて―なるもあはれにこそ」

とぎ‐じる【磨ぎ汁】🔗🔉

とぎ‐じる磨ぎ汁】 (トギシルとも)米などをといだ時に出る白く濁った水。

ときしる‐あめ【時知る雨】🔗🔉

ときしる‐あめ時知る雨】 時雨しぐれの異称。万代和歌集「長月の―や染めつらむ」

ときしる‐ぐ【時知る具】🔗🔉

ときしる‐ぐ時知る具】 時刻を知る用具。時辰儀。時計。栄華物語玉台「―ども置かせ給へり」

トキシン【Toxin ドイツ】🔗🔉

トキシンToxin ドイツ(→)毒素

とき‐すす・める【説き勧める】🔗🔉

とき‐すす・める説き勧める】 〔他下一〕[文]ときすす・む(下二) 説いてすすめ誘う。「大学進学を―・める」

ときすて‐の‐あらいがのこ【解き捨ての洗い鹿子】‥アラヒ‥🔗🔉

ときすて‐の‐あらいがのこ解き捨ての洗い鹿子‥アラヒ‥ 鹿子しぼりを染めた後、そのくくり目を解きすてて洗って色をぼかしたもの。日本永代蔵1「御所の百色染、―」

とぎ‐すま・す【研ぎ澄ます】🔗🔉

とぎ‐すま・す研ぎ澄ます】 〔他五〕 ①刃物または鏡などを少しの曇りもないように十分に研ぐ。「刀を―・す」 ②鋭敏にする。「神経を―・す」「―・された感覚」

とき‐せち【時節】🔗🔉

とき‐せち時節(→)「じせつ」に同じ。忠見集「―は須磨の関にもかはらねば」

とき‐ぜんまろ【土岐善麿】🔗🔉

とき‐ぜんまろ土岐善麿】 歌人。哀果と号。東京生れ。早大英文科卒。ローマ字3行書きの処女歌集「NAKIWARAI」により石川啄木と親交を結んだ。歌集のほか、著「田安宗武」など。(1885〜1980) 土岐善麿 撮影:田沼武能 ⇒とき【土岐】

トキソイド【toxoid】🔗🔉

トキソイドtoxoid】 毒素(トキシン)を、免疫力を保たせたまま毒力を消滅させたもの。ホルマリンなどによる化学処理や遺伝子操作でつくられる。破傷風・ジフテリアなどの予防接種に用いる。アナトキシン。

とき‐そう【鴇草】‥サウ🔗🔉

とき‐そう鴇草‥サウ ラン科の多年草。高さ約20センチメートル。葉は広披針形で、一茎に1枚。夏、茎頂に紅紫花を開き、花下に葉状の苞をつける。日本各地の原野・湿地に生ずる。

広辞苑 ページ 14039