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ところ‐ちがい【所違い】‥チガヒ🔗🔉

ところ‐ちがい所違い‥チガヒ 場所が違っていること。源平盛衰記25「人違ひか―か、あやしき賤が菴なり」 ⇒ところ【所・処】

ところ‐で【所で】🔗🔉

ところ‐で所で】 [一]〔助詞〕 (名詞「ところ」に助詞「で」の付いたもの) ①…によって。…ので。狂言、鹿狩「終に持た事が御ざらぬ―持ちやうを存ぜぬほどに」 ②(「…たところで」の形で)仮定の事態を述べ、後にそれに反する事態が続くことを述べる語。もし…としても。たとえ…でも。…したからといって。「私が意見した―、彼は耳をかすまい」 [二]〔接続〕 ①そうすると。それで。蒙求抄1「其のくじに一くじが出たぞ。―臣下共が今年ばかり代を御もちあらうかと云ふ心にみたぞ」 ②しかるに。蒙求抄1「こなたへはまゐり候まいと云ぞ。―三度まで行んたぞ」 ③(別な話題をもち出す時に使う)時に。それはそれとして。「―お父さんはお元気ですか」

ところてん【心太・瓊脂】🔗🔉

ところてん心太・瓊脂】 (「心太こころぶと」をココロテイと読んだものの転か) ①テングサを洗ってさらし、煮てかすを去った汁を型に流しこんで冷却・凝固させた食品。心太突きで突き出して細い糸状とし、芥子醤油・酢・黒蜜などをかけて食べる。寒天からもつくる。こころぶと。〈[季]夏〉。浄瑠璃、国性爺合戦「李蹈天とやら―とやら」 ②1のように、押し出されて自然に前へ進むこと。ところてん式。 ⇒ところてん‐ぐさ【心太草】 ⇒ところてん‐しき【心太式】 ⇒ところてん‐つき【心太突き】

ところてん‐しき【心太式】🔗🔉

ところてん‐しき心太式(→)「ところてん」2に同じ。「―に卒業した」 ⇒ところてん【心太・瓊脂】

広辞苑 ページ 14134