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なえば‐さん【苗場山】ナヘ‥🔗🔉

なえば‐さん苗場山ナヘ‥ 新潟県南部、長野県境にある成層火山。標高2145メートル。山頂部は高層湿原。豪雪地で山麓はスキー場として知られる。なえばやま。 苗場山 提供:オフィス史朗

なえ‐はた【苗畑】ナヘ‥🔗🔉

なえ‐はた苗畑ナヘ‥ 苗木を育てる畑。苗圃びょうほ

なえ‐ば・む【萎えばむ】🔗🔉

なえ‐ば・む萎えばむ】 〔自四〕 衣服などがなえかかる。なえる。枕草子236「衵あこめどもの…―・みたる」

なえ‐びらき【苗開き】ナヘ‥🔗🔉

なえ‐びらき苗開きナヘ‥ 苗代の種まきから33日目に初めて行う田植。初はつ田植。なえだて。

なえ‐ぶね【苗舟】ナヘ‥🔗🔉

なえ‐ぶね苗舟ナヘ‥ 泥深い水田で、田植をする際につかう小舟。田舟。

なえ‐ぼう【苗棒】ナヘバウ🔗🔉

なえ‐ぼう苗棒ナヘバウ (→)苗標なえじるしに同じ。

なえ‐ま【苗間】ナヘ‥🔗🔉

なえ‐ま苗間ナヘ‥ (関東・中部地方で)苗代なわしろ

なえみ‐たけ【苗忌竹】ナヘ‥🔗🔉

なえみ‐たけ苗忌竹ナヘ‥ (→)苗標なえじるしに同じ。

なえ‐やか🔗🔉

なえ‐やか (→)「なよよか」に同じ。

な・える【萎える】🔗🔉

な・える萎える】 〔自下一〕[文]な・ゆ(下二) ①気力・体力がぬけ、ぐったりする。また、手足がきかなくなる。竹取物語「手に力もなくなりて、―・えかかりたり」。太平記2「目もくれ、足も―・えて」。「心が―・える」 ②衣服などが長く着たためにくたくたになる。枕草子248「―・えたる直衣・指貫のいみじうほころびたれば」 ③しおれる。しなびる。能因本枕草子見るものは「葵かづらもうち―・えて見ゆる」

なお【直】ナホ🔗🔉

なおナホ ①まっすぐであること。まっすぐなもの。万葉集7「ま―にしあらば何か嘆かむ」 ②普通。平凡。なみなみ。伊勢物語「天の下の色好みの歌にては―ぞありける」 ③何もしないこと。土佐日記「かうやうに物もてくる人に―しもえあらで」。蜻蛉日記「―あるよりは精進せむとて」

なお【猶・尚】ナホ🔗🔉

なお猶・尚ナホ [一]〔副〕 ①引き続いて変わらず。もとの通り。まだ。万葉集20「旅衣八重着重ねて寝ぬれども―膚寒し妹にしあらねば」。天草本平家物語「今年二十九桃李のよそほひ―こまやかに、芙蓉の姿いまだ衰へさせられねども」。「今も―心に残る言葉」 ②やはり。何といっても。万葉集18「紅は移ろふものそ橡つるはみの馴れにし衣に―しかめやも」。徒然草「和歌こそ―をかしきものなれ」 ③そうは言っても。それでも。源氏物語桐壺「今は―昔のかたみになずらへてものしたまへ」 ④再び。もと通りに。方丈記「同じき年の冬―この京に帰り給ひにき」 ⑤その上にまた。いよいよ。ますます。さらに。一層。徒然草「愚かなることは―まさりたるものを」。「早ければ―よい」 ⑥(助詞のように用いて)までも。さえも。平治物語(金刀比羅本)「胡馬北風にいばへ、畜類―故郷の名残りを惜しむ」 ⑦(漢文の訓読で、下に「ごとし」を伴って)ちょうど。あたかも。太平記2「御首は敷皮の上に落ちて、むくろは―坐せるが如し」。「過ぎたるは―及ばざるがごとし」 [二]〔接続〕 ある事柄を述べた後で他の事柄を言い添える時に使う語。「大略以上の通りです。―、詳細は後ほど申します」

広辞苑 ページ 14506