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鑿・入穿】🔗🔉

鑿・入穿】 ①和歌などで、たくみ過ぎていやみに落ちること。八雲御抄「ことばの―とは、例へば、霧の有明、風の夕暮、露ふけて、雲たけて、などいふ風情なり」 ②せんさくし過ぎて的まとをはずれること。うがちすぎ。 いり‐ほが・し

鑿し・入穿し】🔗🔉

鑿し・入穿し】 〔形シク〕 せんさくがましい。狂言、酒講式「余りに余りに―・し」 いり‐ぼし

熬乾・炒干】🔗🔉

熬乾・炒干】 小魚を炒ってほしたもの。いりこ。だしこ。こわいじゃこ。いりじゃこ。 いり‐まい

入米】🔗🔉

入米】 (米の収入の意か)収入。みいり。訛って入前いりまえともいう。浄瑠璃、心中宵庚申「身の―は上田の田畠の世話をやきやめば」 いり‐まい

入舞】‥マヒ🔗🔉

入舞‥マヒ(→)入綾いりあやに同じ。 ②転じて、物事の終り。源平盛衰記28「世既に至極せり、―にや」 いり‐まえ

入前】‥マヘ🔗🔉

入前‥マヘ(→)「いりまい(入米)」に同じ。 ②ものいり。生活費。浮世草子、新可笑記「親のなき人は―案じ」 いり‐まじ・る

入り交じる・入り雑じる】🔗🔉

入り交じる・入り雑じる】 〔自五〕 さまざまのものがまざり合う。入りこんで区別がつかなくなる。「敵味方―・る」「怒りと悲しみの―・った表情」 いり‐ます

入枡】🔗🔉

入枡】 小作米の付加米。 いり‐まめ

炒豆】🔗🔉

炒豆】 ①大豆を炒ったもの。 ②まめいり。 ⇒炒豆に花 ○炒豆に花いりまめにはな あるはずのないことが実現すること。めったにないことのたとえ。「いり豆に花が咲く」とも。毛吹草6「―のためしか除夜の雪」 ⇒いり‐まめ【炒豆】 いり‐み

入身】🔗🔉

入身】 ①相撲で、相手の身に自分の身を入れ込むこと。相手に接近して攻撃するわざ。 ②武道の試合などで、攻撃をしかける側。武道伝来記「次に竹刀ちくとう、其の―には、小石与四郎とて家中若手の内の達者なるが出たるに」 いり‐みだ・れる

入り乱れる】🔗🔉

入り乱れる】 〔自下一〕[文]いりみだ・る(下二) 入りまじり混乱する。「敵味方―・れて戦う」「情報が―・れる」 いり‐むぎ

広辞苑 ページ 1466