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な‐に‐し‐おう【名にし負う】‥オフ🔗🔉

な‐に‐し‐おう名にし負う‥オフ ⇒な(名)(成句)

なに‐し‐か【何しか】🔗🔉

なに‐し‐か何しか】 (シは強めの助詞)どうして…か。万葉集12「今更に―思はむ」 ⇒なにしか‐も【何しかも】

なにしか‐も【何しかも】🔗🔉

なにしか‐も何しかも】 どうしてまあ…なのか。万葉集8「―ここだく恋ふる」 ⇒なに‐し‐か【何しか】

なに‐し‐に【何為に】🔗🔉

なに‐し‐に何為に】 ①何をするために。何用で。源氏物語若菜下「―参りつらむ」 ②何ゆえに。なぜ。落窪物語2「―部屋におしこめて」 ③(反語の意)何としてか。どうしてか。竹取物語「―悲しきに見送り奉らむ」

なに‐しろ【何しろ】🔗🔉

なに‐しろ何しろ】 〔副〕 (シロはス(為)ルの命令形。他のことは一応別にして、これだけは強調したいという気持を表す)なんにしても。なににせよ。とにかく。「―忙しいので休む暇がない」 ○何するものぞなにするものぞ 一体何ができようか、たいしたことはない。相手を見下してかかろうとする意気込みを示す語。「悪天候も―」 ⇒なに【何】

なに‐すれ‐ぞ【何為れぞ】🔗🔉

なに‐すれ‐ぞ何為れぞ】 (古くは清音)どうしてか。なんすれぞ。万葉集20「―母とふ花の咲き出ずけむ」

なに‐せ【何せ】🔗🔉

なに‐せ何せ】 〔副〕 (セは文語ス(為)の命令形)なにしろ。なんせ。「―先方がそう言うものだから」

なに‐せむ‐に【何せむに】🔗🔉

なに‐せむ‐に何せむに】 ①どうして。何にしようというのか。万葉集11「―命継ぎけむ」 ②何になろう(か)。万葉集5「銀しろかねも金くがねも玉も―勝れる宝子にしかめやも」

なに‐ぞ【何ぞ】🔗🔉

なに‐ぞ何ぞ⇒なんぞ ○名に背くなにそむく 名声に反した行いをする。「名門の―」 ⇒な【名】 ○名に立つなにたつ うわさに立つ。有名になる。古今和歌集「あだなりと名にこそ立てれ桜花」 ⇒な【名】

広辞苑 ページ 14694