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なま‐ねた・し【生妬し】🔗🔉

なま‐ねた・し生妬し】 〔形ク〕 なんとなく妬ましい。源氏物語宿木「おとどは人知れず―・しとぞおぼしける」

なま‐のみこみ【生呑込み】🔗🔉

なま‐のみこみ生呑込み】 十分に理解していないこと。いい加減に合点すること。なまがてん。

なま‐のろ・し【生鈍し】🔗🔉

なま‐のろ・し生鈍し】 〔形ク〕 なんとなくのろい。転じて、いやにのろい。浮世風呂「―・い口拍子」

なま‐はげ【生剥】🔗🔉

なま‐はげ生剥】 (「なま」は「なもみ」の意)秋田県男鹿半島地方などで、正月15日夜の行事。青年数人が大きな鬼面をかぶり、蓑みのを着、木製の刃物・幣束・桶・箱などを携え、家々を訪れて酒食の饗応を受け、祝言を述べる行事。なもみ剥ぎ。〈[季]新年〉。→なもみ なまはげ 提供:NHK

なま‐ばけ【生化け】🔗🔉

なま‐ばけ生化け】 ばけきらないこと。ばけそこない。「―の狐を馬にいだきのせ」(一茶)

なま‐はしたな・し【生はしたなし】🔗🔉

なま‐はしたな・し生はしたなし】 〔形ク〕 少しきまりが悪い。源氏物語夕顔「いらへ給はで程へければ―・きに」

なま‐はずか・し【生恥かし】‥ハヅカシ🔗🔉

なま‐はずか・し生恥かし‥ハヅカシ 〔形シク〕 なんとなく恥かしい。狭衣物語4「―・しとおぼしたるけしきにて」

なま‐ハム【生ハム】🔗🔉

なま‐ハム生ハム】 塩漬にした豚のもも肉を乾燥させながら熟成させた、加熱していないハム。

なま‐ば・む【生ばむ】🔗🔉

なま‐ば・む生ばむ】 〔自四〕 なんとなく怪しい。うさんくさい。太平記33「―・うだる人のつかれ乞ひするは、夜討強盗の案内見る者か」

なま‐ばやり【生流行】🔗🔉

なま‐ばやり生流行】 十分には、はやらないこと。ちょっとはやること。

なま‐はらだた・し【生腹立たし】🔗🔉

なま‐はらだた・し生腹立たし】 〔形シク〕 なんとなく腹だたしい。宇治拾遺物語3「二時ばかりまで出であはねば―・しうおぼえて」

なま‐はらだ・つ【生腹立つ】🔗🔉

なま‐はらだ・つ生腹立つ】 〔自四〕 なんということなく腹が立つ。源氏物語東屋「―・ちやすく思ひのままにぞ少しありける」

なま‐はるまき【生春巻】🔗🔉

なま‐はるまき生春巻】 ゆでたエビや生野菜をライス‐ペーパーで巻き、ニョクマムなどをつけて食べるベトナム料理。

広辞苑 ページ 14734