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ね‐がみ【根神】🔗⭐🔉
ね‐がみ【根神】
(沖縄で)村の開創者の家系の娘。戸主を根人ねひとというのに対し、その姉妹をいい、宗教的権威を持った。にいがん。
ね‐がみ【寝紙】🔗⭐🔉
ね‐がみ【寝紙】
久しくしまっておいて古くなった紙。
ね‐かもじ【根髢】🔗⭐🔉
ね‐かもじ【根髢】
頭髪の根もとに添えるかもじ。
ね‐から【根から】🔗⭐🔉
ね‐から【根から】
〔副〕
(ネッカラとも)
①もとから。初めから。「―の商人」
②(下に打消を伴って)少しも。一向。てんで。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「大橋は初瀬といふ太夫が揚げづめにして、―寄せつけぬのを」
⇒ねから‐はから【根から葉から】
ね‐がら【音柄】🔗⭐🔉
ね‐がら【音柄】
音の調子。音のぐあい。源氏物語末摘花「何ばかり深き手ならねど、―のすぢ殊なるものなれば」
ねから‐はから【根から葉から】🔗⭐🔉
ねから‐はから【根から葉から】
何から何まで。一切。根っから葉っから。浄瑠璃、薩摩歌「―聞かねば、気にかかつて夜が寝られず」
⇒ね‐から【根から】
ね‐がらみ【根搦み・根絡み】🔗⭐🔉
ね‐がらみ【根搦み・根絡み】
①根のはびこること。
②束柱つかばしらや掘立柱ほったてばしらなどの下方を連結させるためとりつける木。ねじがらみ。
③(→)セキショウ(石菖)の別称。
ね‐がわ【根輪・根側】‥ガハ🔗⭐🔉
ね‐がわ【根輪・根側】‥ガハ
掘井戸の最下部にある桶側。好色五人女2「次第にわき水近く―の時」
ねがわく‐は【願わくは】ネガハク‥🔗⭐🔉
ねがわく‐は【願わくは】ネガハク‥
(ネガフのク語法に助詞ハの付いたもの。江戸時代ごろからネガワクバともいうようになった)願うところは。望むところは。どうぞ(…してほしい)。地蔵十輪経元慶点「庶ネカハクハ此の教を長く懸けて永く来者を済せむ」。「―我に心の内を語れ」「―無事に帰国されんことを」
ねがわく‐ば【願わくば】ネガハク‥🔗⭐🔉
ねがわく‐ば【願わくば】ネガハク‥
⇒ねがわくは
ねがわし・い【願わしい】ネガハシイ🔗⭐🔉
ねがわし・い【願わしい】ネガハシイ
〔形〕[文]ねがは・し(シク)
願う所である。望ましい。法華経方便品(山田本)平安初期点「願楽ネカハシクシテ聞かまく欲ねがわしとまうす」
広辞苑 ページ 15204。