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ねこあし‐こんぶ【猫足昆布】🔗⭐🔉
ねこあし‐こんぶ【猫足昆布】
海産の褐藻。北海道釧路以東・南千島の産。茎は扁平、匍匐ほふくしてやや三角形。葉は線状、長さ1〜5メートル。1年目の葉は単条。基部の両側にある耳状の突起から新しい葉を生じて、2年目は2条になる。根が茎の両側に出る様子が猫の足に似る。長切昆布・とろろ昆布として食用。甘味が強い。ミミコンブ。シコタンコンブ。
⇒ねこ‐あし【猫足・猫脚】
ね‐ご・い【寝濃い】🔗⭐🔉
ね‐ご・い【寝濃い】
〔形〕
ねぼうである。いぎたない。好色一代男7「―・い八千代さへ目ざめて」
ねこ‐いし【猫石】🔗⭐🔉
ねこ‐いし【猫石】
板塀などの土台の下端で柱の真下に据え付けた石。
ねこ‐いらず【猫いらず】🔗⭐🔉
ねこ‐いらず【猫いらず】
殺鼠さっそ剤の一種。黄燐を主成分とし、古くから使われた。1905年(明治38)「猫イラズ」の商品名で市販。急性経口毒性(マウス)LD50は10〜60。今は毒物及び劇薬取締法の対象。
ね‐ごえ【根肥】🔗⭐🔉
ね‐ごえ【根肥】
①カリ肥料の異称。カリは特に作物の根を発育させるという説による。
②基肥もとごえ。
ね‐ごえ【寝声】‥ゴヱ🔗⭐🔉
ね‐ごえ【寝声】‥ゴヱ
①ねむそうな声。ねぼけごえ。男色大鑑「番の者―にて、女壱人とこたへて」
②邦楽などで、長い間うたわなかったために悪くなった声。
③狂言。(→)「寝音曲ねおんぎょく」に同じ。
ねこ‐おろし【猫下ろし】🔗⭐🔉
ねこ‐おろし【猫下ろし】
猫が物を食い残すこと。また、その食い残した物。平家物語8「きこゆる―し給ひたり」
ねこ‐がき【猫掻】🔗⭐🔉
ねこ‐がき【猫掻】
藁などで編んだむしろ。蹴鞠の庭などに敷く。「つかなみ」に同じという。古今著聞集11「御鞠ありけり…―をしかれたり」
広辞苑 ページ 15212。