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ねば・る【粘る】🔗🔉

ねば・る粘る】 〔自五〕 ①やわらかで、ちぎれにくく、物によくくっつく。徒然草「膠にかわにも作るものなれば―・りたるものにこそ」。「べたべた―・って扱いにくい」 ②長時間にわたって根気づよく事をする。「あきらめずに―・る」

ね‐は・れる【寝腫れる】🔗🔉

ね‐は・れる寝腫れる】 〔自下一〕[文]ねは・る(下二) 寝て顔がはれぼったくなる。枕草子109「つやめき―・れて」

ねば‐わた【粘綿】🔗🔉

ねば‐わた粘綿(→)真綿まわたの異称。

ねはん【涅槃】🔗🔉

ねはん涅槃】 〔仏〕(梵語nirvāṇa 吹き消すこと、消滅の意) ①煩悩ぼんのうを断じて絶対的な静寂に達した状態。仏教における理想の境地。般涅槃はつねはん。滅度。寂滅。泥洹ないおん→有余うよ涅槃→無余涅槃。 ②(無余涅槃の意から)仏陀または聖者の死。入寂。入滅。〈[季]春〉 ⇒ねはん‐え【涅槃会】 ⇒ねはん‐ぎょう【涅槃経】 ⇒ねはん‐こう【涅槃講】 ⇒ねはん‐じゃくじょう【涅槃寂静】 ⇒ねはん‐しゅう【涅槃宗】 ⇒ねはん‐ず【涅槃図】 ⇒ねはん‐ぞう【涅槃像】 ⇒ねはん‐にしかぜ【涅槃西風】 ⇒ねはん‐もん【涅槃門】

ね‐ばん【寝番】🔗🔉

ね‐ばん寝番】 宿直。とまりばん。

ねはん‐え【涅槃会】‥ヱ🔗🔉

ねはん‐え涅槃会‥ヱ 釈尊入滅の陰暦2月(今は3月)15日、釈尊の遺徳奉讃追慕のために修する法会。涅槃図を掲げ遺教経ゆいきょうぎょうを読誦する。如月きさらぎの別れ。涅槃講。常楽会じょうらくえ。〈[季]春〉 ⇒ねはん【涅槃】

ねはん‐ぎょう【涅槃経】‥ギヤウ🔗🔉

ねはん‐ぎょう涅槃経‥ギヤウ (→)大般だいはつ涅槃経の略称。 ⇒ねはん【涅槃】

広辞苑 ページ 15269